ピュアジェットDC-8の面影
秋葉原の交通博物館にあるDC-8のコクピット部分。
JALで使われていた訓練用シミュレーターだが、
成田の航空科学博物館のものと比べると相当見劣りする。
実はこれはDC-8-30型のフライトシミュレーター。
ターボファンではなくターボジェットを装備していた第一世代機だ。
それにしても安っぽいスイッチやレバーがけっこうついている。
このすべてが実機通りなのかどうかは怪しいと思っているが、
シミュレーターの資料としてはそんな怪しさも含めて興味深い。
JALがDC-8の1号機を受領したのと同じ1960年製。
たぶん日本で最初のジェット旅客機用シミュレーターなのでは。
…で、これは交通博物館の移転後はどこにいくのだろう。
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