進学塾の合格実績
毎日のように送られてくる学習塾や進学塾のDMの束。
駅前にあるのはサラ金と塾ばかりという時代、だからな。
サラ金で借金して塾に行かせるっていうのがイマ風かも。
僕自身は一度も学習塾や予備校にいったことがない。
学校以外では模擬試験すら受けた経験がない。
浪人中だって予備校ではなく工事現場に通っていた。
それがいいかは知らんが、それですんだのは幸せだった。
なんたって自分の偏差値とか、知らないですんだから。
もし知っていたら、卑屈な人生を歩んでいたかもしれない。
あるいは尊大になっていた可能性も少しはある、か?
「オレも偏差値だけはよかった」って、威張ったら楽しそうだ。
鼻クソほじりながらね。
こういう塾のDMで面白いのは、色々な数字のトリックだ。
たとえば「合格率97%!」なんていうとすさまじく思えるが
安全圏の学校への滑り止め受験を熱心に勧めているんだから
このくらいの数字は出せないと困るだろう。
むしろ「絶対安全圏」とかいいながらこぼした数%が問題かも。
この手の「数字」は塾の合格実績に限らない。
たとえば航空機メーカーの売上競争なんかも面白い。
機数なのか、売上高なのか、はたまた総トン数とか。
…船じゃないって。
他にも金利やら天気予報の的中率、政治家の公約などまで、
数字はごまかしようのない客観情報と思われがちだが、
そこに付加されたリマークスを確かめないといけない。
卒業アルバム用に撮ってた大学時代のスナップ。
マンガ読んでるオマエが悪いのか、撮ってるオレが悪いのか。
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