チョコエッグ戦闘機
数ある食玩ヒコーキの中でも、
もともと出来を期待されていないのがチョコエッグだろう。
安さと数で勝負と割り切っているとしか思えない。
が、しぶとくシリーズを続けてもはや第5弾。
ほとんど無視してたんだが、最近はこっそり評価もしてる。
第1弾はひどかった、本当に。
「ファントムの水平尾翼に上反角がついている」
これだけでもう出来不出来以前の問題だ。
飛行機に対する愛情がまるでないとしか思えない。
こんな姿勢では、海洋堂とケンカ別れするのも無理はない。
だけど最近はよくなっていると思う。
チープな出来ばえはあいかわらずだけど、
グラマンF3F-2は主翼やカウリングを黄色に塗った。
ちょっと前に黄色に泣いた僕は、つくづく感心した。
ちなみに写真奥はウイングクラブコレクションのF4F。
このシリーズも期待させたわりには第1弾はボケていた。
僕は通販で箱買いしたが、なんとキャノピーが無彩色。
人形は顔が命、戦闘機はキャノピーが命なのに、
模型作りのプロがそのへんを理解していないとは。
ガックリきて右から左にヤフオクで叩き売った。
次からはキャノピーも彩色するようになったが、ちょっと冷めたな。
たかが食玩でも、ブランドを前面に打ち出して高値をつけるなら
評価だって相応にからくなる。
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