« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »

2005/11/30

ジャンボジェットで遊覧飛行

why02a
最近の旅客機には飛行経路を表示できるものが多い。
このときはホノルルを離陸したあと、モロカイからマウイ、
そしてハワイ島上空で折り返してラナイから沖に向かっている。
ジェット旅客機でこんな飛び方をするのは珍しいが、
機体はJALの747-400である。〔写真は別館より移植〕

2004年2月、JALは国際線就航50周年を記念して
羽田からホノルルへの特別便を飛ばした。
jal50th01
ハワイ到着後は地元の人たちを招待して遊覧飛行を実施。
そのときの航跡を撮影したものだ。

|

2005/11/29

本の読み聞かせ

まだ小僧がバブバブだったころに、
いろいろな人から毎晩の本の読み聞かせを勧められた。
そこで、そんな習慣を小学校低学年までは続けた。
我ながら、よくやったと思う。
なにしろ僕は食欲や性欲よりも睡眠欲が圧倒的に強い。
布団に入るとすぐに寝られる、というより寝てしまう。
なのに子供に本を読み聞かせなければならないとは。
しかも子供向けの本にはつまらないものも多い。
「んだよ、この理不尽な終わりかたは」なんてしょっちゅうだ。
ムカつくが、子供はうれしそうにしているから仕方ない。

ときには本ではなく自前の物語を聞かせることもある。
「むかしむかし、あるところに小僧がおりました…」
これまた目茶苦茶なデッチアゲ話なんだが、
近所とか旅行したところを舞台にすると面白いらしい。
まあ、楽しみながら眠ってくれればお互いにハッピーだ。

驚いたことに最近でもときどき物語をねだられる。
朝型なので子供と同じ時間に早寝することもあるのだ。
昨晩もハチャメチャな物語を聞かせているうちにスヤスヤ。
朝になって、「無事に日本に帰れたのは、知らないだろ。
あのあとサメまで出てきて大変だったんだぜ」といったら、
小僧、くやしがってたな。

…いったい、どんな物語だったのやら。
vbrown01
実はロケットで無人島に不時着しちゃうんだ。それで…。

|

2005/11/28

バイク・エクササイズ

実は、僕はバイクもクルマも中古でしか買ったことがない。
新車というのはいずれも最初の1年で激しく値を下げる。
このぶんが、いわゆる「新車のにおい」の値段だ。
で、あとはじわじわ経年相応に値を下げていく。
においにこだわらない貧乏人は1~2年落ちがお買い得だ。

あとはセンスが時代に追いつかないので、
買おうと思う車種が生産中止になってしまうという理由もある。
今のバイクも前のバイクも生産中止になってから買った。
程度のよい中古はほぼ新車に匹敵する金額だったが
あんまり魅力的な新車がないのだから仕方ない。
メーカーはいったい何を考えているんだと怒りたいが、
世の中の傾向と僕の好みがズレてるだけなんだね。

新車、中古車とは直接関係はないが、
これまで燃料計のついたバイクを買ったことがない。
昔は皆そうだったのだが、満タンで走行距離計をリセット。
燃費とタンク容量から適当な距離を目安に給油する。
いまのバイクならば街乗りで150キロってとこか。
ところが先日は距離計がズレていたのか、蒸発したのか
約80キロでガス欠、エンストしてしまった。
燃料コックはリザーブにしたままだったのでお手上げ。
…近くの給油所まで、いい運動になった。

若い頃には首都高4号線千代田トンネル手前から
代官町出口までガス欠バイクを押して歩いたこともある。
そのときと比べたら今回は気楽なもんだった。
確実に体力は落ちてるなと痛感したが。

pbike01
これは白バイのインパネ。ちゃんと燃料計がついている。
京橋の警察博物館に展示されているから、秘密でもなんでもない。
ちなみに中央の赤窓が「測定速度」。おなじみの人も多いだろう。

|

2005/11/27

空のお守り

「神だのみ」が嫌いだ。初詣もせず、お守りも持たない。
ときどき旅の土産などにお守りをくれる人もいるが、
丁重にお断りしている。無理に渡されたらゴミ箱にポイ。
もちろん、それでバチが当たったことはない。
…その前に、御利益も受けそこなってるかもね。でも、
御利益や銀行利息なくても、けっこう暮らせるもんだぜ。

無信仰は僕の生き方だが、他人におしつけることはない。
小僧に「神さまっているの?」と聞かれたときには、
「父ちゃんはいないと思う」と答えたが、断言はしなかった。
もちろん他人の信仰も、それなりに尊重はする。
宗教式の結婚式や葬式にも参列はするし、
コクピットに御札を張ってある飛行機にだって乗る。
風水だの血液型だのという女は(男もか)ウザいと思うが。
どうして占いが悪徳商法にはならないのか、不思議だよ。

お守りは容赦なく捨てる僕にも例外がひとつだけある。
岩崎貴弘さんの葬式で配られたお守りだ。
岩崎さんには世話になった
いらないといっても本人はもういない。
「お守りったって、自分がホトケになっちゃ仕方ないだろ」
葬式から帰る特急の中で、ぼんやりそんなことを考えた。
申し訳ないけど、帰宅したら捨てるつもりだった。
ところが、小僧がそれを発見して「欲しい」といった。
仕方ねえなあと思ったが、まあ岩崎さんの形見だ。
小僧はそれをランドセルにつけて学校に通っている。
omamori01
先日、小僧が「中に何が入ってるんだろう」と聞いてきた。
葬式は仏式だったので、そういうものだろうと思ったが、
いちおう開けてみることにした。
入っていたのは仏さんでもお経でもなかった。
岩崎さんのサインと「空へ」というメッセージが書かれた紙。
こんなところまで、岩崎さんらしい。

事故調の報告がでましたね。

|

2005/11/26

人間の証明

次から次へと増えていくオモチャはどうしているか。
それはもう、見るも無残なものでございます。
幸か不幸か飾られて埃まみれになるものもあれば、
100円ショップで買った安物容器にギュウ詰めのものも。
junk02
もう自分でも何が何だかわからない。
でもオモチャのカンヅメみたいでワクワクする。
やはりガラクタを所有するのは人間ならではの高尚な楽しみだ。
ケモノは必要ないものを愛でることなんかないからな。

この状態を「愛でる」というかはともかくとして…。

|

2005/11/25

インドでボンカレー

india01
はじめてインドに行ったのは1984年のこと。
ヒマラヤで開催されたハンググライダー大会を取材した。
半月もかけてそんな取材をしても金にはならないのだが、
独身時代は赤字取材に出るのが趣味だったのだ。

スーツケースにはボンカレーをいくつかしのばせた。
ぜひカレーの本場インドの人たちに食べてもらい、
「インド人もびっくり」とか冗談をいってもらうつもりだった。
…若い人にはわからんだろうが。
ところが食事が口というより腹に合わずフラフラに。
ボンカレーは貴重なごちそうとして自分で食ってしまった。
温めなくてもナンにつければすさまじく美味。
そんな風に思えた日々だった。

インドの人に感想を聞けなかったのは残念だったけど、
よく考えるとボンカレーって牛肉つかってるんだよね。
ヒンズー教では牛は神聖な動物。
こんなもの食わせたら大変なことになっていただろう。

|

2005/11/24

重武装フェチ

ad01
アメリカで民間機として飛んでいるスカイレイダー。
ダミーだけど爆弾をたくさん積んでる。
…ダミーじゃなかったりして。

僕はプラモデルを作るときにありったけの武装を施す。
リアリティを無視して積めるだけのミサイルや爆弾を積む。
つけられるはずのない場所にもパイロンを追加したりする。
F-15Eなんか爆弾積みすぎて主脚が出ないほどだ。
「離陸はカタパルト。爆弾は落とすまで着陸しない」
などと、無茶苦茶な設定で自分では納得している。
あー、もちろん爆撃のあとパイロンも捨てるんだ。
戦争は、金がかかるぜ。

もちろん武器はたくさん積めばいいというものではない。
たとえばF-86は6丁の12.7ミリ機関銃を装備するが、
まとめて撃つと振動が激しすぎて大変だったらしい。
だから2丁は降ろして4丁で運用することも多かったとか。
またF-86はサイドワインダーを装備することもできたが、
小型とはいえ1発100キロちかい重さがある。
パイロンを含めるともっと重く、空気抵抗だって増える。
非力な初期のジェット戦闘機には、これは負担だったろう。
「やはり積むとちがいましたか」と聞いたら、
「あたりまえでしょう」と昔のハチロクパイロット。

F-15Eはパワフルだから大丈夫、ということにしておこう。

|

2005/11/23

学校公開週間

sango01a

全国的にあちこちで試みられたらしいが、
今年の秋の授業参観は1週間ぶっとおしだった。
受け入れ側も大変だったと思うが、
日常に近い姿を見ることができたと感謝している。
ガキどもも1週間は緊張が持続しないからな。

あー、親もだけど。

|

2005/11/22

チョコエッグ戦闘機

数ある食玩ヒコーキの中でも、
もともと出来を期待されていないのがチョコエッグだろう。
安さと数で勝負と割り切っているとしか思えない。
が、しぶとくシリーズを続けてもはや第5弾。
ほとんど無視してたんだが、最近はこっそり評価もしてる。

第1弾はひどかった、本当に。
「ファントムの水平尾翼に上反角がついている」
これだけでもう出来不出来以前の問題だ。
飛行機に対する愛情がまるでないとしか思えない。
こんな姿勢では、海洋堂とケンカ別れするのも無理はない。
f3f01
だけど最近はよくなっていると思う。
チープな出来ばえはあいかわらずだけど、
グラマンF3F-2は主翼やカウリングを黄色に塗った。
ちょっと前に黄色に泣いた僕は、つくづく感心した。

ちなみに写真奥はウイングクラブコレクションのF4F。
このシリーズも期待させたわりには第1弾はボケていた。
僕は通販で箱買いしたが、なんとキャノピーが無彩色。
人形は顔が命、戦闘機はキャノピーが命なのに、
模型作りのプロがそのへんを理解していないとは。
ガックリきて右から左にヤフオクで叩き売った。
次からはキャノピーも彩色するようになったが、ちょっと冷めたな。
たかが食玩でも、ブランドを前面に打ち出して高値をつけるなら
評価だって相応にからくなる。

|

2005/11/21

世界最大の木造建築は

日本で「世界最大の木造建築」といえば東大寺の大仏殿、
…ということになっている。資料によって数値は異なるが、
おおよその大きさは高さ48m、東西57m、南北51m。

ところでアメリカのティラムーク航空博物館の屋内展示場は、
もとは飛行船を何隻も収める格納庫として作られた木造だが、
高さ192ft(58m)、幅296ft(90m)、長さ1071ft(325m)。
tilmk01
どうしてこれより大仏殿の方がでかいのか、僕には理解不能。
tilmk02
床や前後のドア枠にコンクリが使われているのがネックなのか?
屋根にもトタンが張られているが、大仏殿にも瓦はのっている。
基本構造は木造だし、なにしろ大仏殿が6個も入る大きさだ。
世界一をうたうには、あれこれ条件がうるさいんだろうが、
これを見たあとで「大仏殿は世界一でかい木造建築物」なんて、
ちょっと僕にはいえないな。

|

2005/11/20

結露

今シーズンはじめて窓ガラスに結露。
こりゃあ寒いかと覚悟したが、そうでもなかった。
すぐ消えちゃったし。
ketsuro01
ロンドンのホテル。妙にチャチな鍵だが、大丈夫なのか?
ちょっと不安に思いながら外を確認したら、
ニュー・スコットランドヤードが目の前だった。

***********************

今日も早朝からお仕事のため暗いうちから起き出した。
期せずして「はやぶさ」の着陸をライブで追えることに。

あー、でも家を出るまでに着陸が見られるのか。
3億キロ彼方ではもう結果が出てるだろうに…。

|

2005/11/19

進学塾の合格実績

毎日のように送られてくる学習塾や進学塾のDMの束。
駅前にあるのはサラ金と塾ばかりという時代、だからな。
サラ金で借金して塾に行かせるっていうのがイマ風かも。

僕自身は一度も学習塾や予備校にいったことがない。
学校以外では模擬試験すら受けた経験がない。
浪人中だって予備校ではなく工事現場に通っていた。
それがいいかは知らんが、それですんだのは幸せだった。
なんたって自分の偏差値とか、知らないですんだから。
もし知っていたら、卑屈な人生を歩んでいたかもしれない。
あるいは尊大になっていた可能性も少しはある、か?
「オレも偏差値だけはよかった」って、威張ったら楽しそうだ。
鼻クソほじりながらね。

こういう塾のDMで面白いのは、色々な数字のトリックだ。
たとえば「合格率97%!」なんていうとすさまじく思えるが
安全圏の学校への滑り止め受験を熱心に勧めているんだから
このくらいの数字は出せないと困るだろう。
むしろ「絶対安全圏」とかいいながらこぼした数%が問題かも。

この手の「数字」は塾の合格実績に限らない。
たとえば航空機メーカーの売上競争なんかも面白い。
機数なのか、売上高なのか、はたまた総トン数とか。
…船じゃないって。
他にも金利やら天気予報の的中率、政治家の公約などまで、
数字はごまかしようのない客観情報と思われがちだが、
そこに付加されたリマークスを確かめないといけない。

daigaku01
卒業アルバム用に撮ってた大学時代のスナップ。
マンガ読んでるオマエが悪いのか、撮ってるオレが悪いのか。

|

2005/11/18

水上機の信号機トリオ

エフトイズの水上機コレクション。
気がついたら、いくつ買ってしまったのやら。
ただ、細かいデカールを貼るのはおっくうだ。勘弁してほしい。
特にM.C.72のデカール、どうやって貼れというのか。
面倒だからエナメル黒を塗りたくって墨入れでごまかした。
mc72s01
<1/48と比べると本当に小さい>

M.33もシュバルムを組んでも余るほど買ったのに
(イタ機の編隊はなんて呼ぶんだ?)
シークレットの紅豚は出なかったので、自分で塗ることに。
垂直尾翼だけマスキングして、簡単にチャチャッと。
ついでに黄色系と青色系もデッチあげて信号機トリオだ。
m33b01

…M.C.72はさらにたくさんあるんだが、やはり塗るのか?
仕事は、大丈夫なのか?

|

2005/11/17

安全のため

東武鉄道、長男を運転席に入れた運転士をやっぱり解雇。
なんだか暗~い気分になるニュースだな。
もちろん処分は必要だろう。でも、クビかあ。
まあ、安全のためなら戦争をはじめることさえできる時代だ。
たかが運転士のクビひとつ、どうってことないんだろう。
竹の塚踏切事故でも東武鉄道の正義感あふれる人たちは
サッサと現場に責任を押しつけて身の安全を確保したんだっけ。

安全はなによりも大切なことだ。それはいうまでもない。
だけど、どうしてこんなに窮屈な気分になるのだろう。
なんでもかんでも安全を口実にされたら何も反論できない。
だけど、本当に安全のことを考えていってるのか?

jeep01
こらこら、運転席に入るとお父さんのクビが飛ぶぞ。

|

2005/11/16

小さい携帯電話

最初に携帯電話を買ったのは10年以上前のことだ。
もちろんアナログ携帯電話しかなかった時代。
ヨドバシカメラで十数万円もしたし、通話料も高かった。
なのに買ったのは仕事を受けるのに便利だから。
つまり受信のためであって、発信のためではなかった。
だから公衆電話があれば、面倒でも公衆電話を使った。
それでも月々数万円はとられたから、信じられない。
今なんか2台維持して5千円くらいだもんなあ。

アナログ初代から、僕が買うのは「最小」が条件。
たいてい壊れてから新しいのを買うんだが、
今回は本体が壊れる前にバッテリーがへたった。
しばらく我慢して使っていたが、もうどうしようもない。
バッテリーを買うより安くするというので新型を購入。
もう最小にはこだわらないけど、小さめのを選んだ。
サイズがわかるようにハエがたかっているときに撮影。
耳に当てると口までかなり距離があるのだが
相手にはちゃんと声が聞こえるらしい。不思議だ。
mova01

しかし、我ながら悪趣味なオモチャ。
アメリカの科学教材ショップで買ったのだが、
気持ち悪いんでしばらく開封もしないで放っておいた。
でも気がついたら、小僧のオモチャ箱の中に。
もっと気持ち悪いシチュエーションも色々と考えたのだが
最低限の品位を保つにはこのくらいが限度だろう。

|

2005/11/15

ピュアジェットDC-8の面影

dc8sim01
秋葉原の交通博物館にあるDC-8のコクピット部分。
JALで使われていた訓練用シミュレーターだが、
成田の航空科学博物館のものと比べると相当見劣りする。
実はこれはDC-8-30型のフライトシミュレーター。
ターボファンではなくターボジェットを装備していた第一世代機だ。

それにしても安っぽいスイッチやレバーがけっこうついている。
このすべてが実機通りなのかどうかは怪しいと思っているが、
シミュレーターの資料としてはそんな怪しさも含めて興味深い。
JALがDC-8の1号機を受領したのと同じ1960年製。
たぶん日本で最初のジェット旅客機用シミュレーターなのでは。

…で、これは交通博物館の移転後はどこにいくのだろう

|

2005/11/14

ハヤブサ

hayabusa01
<EAA博物館に展示されていた一式戦。いまはMoFにある>

これまでハヤブサといえば隼だったけど、
これからは「はやぶさ」も同じくらいポピュラーになる、かも。
まさか、今度はOSCARなんて呼ばせない。

これまでの惑星探査や衛星探査と違って、
連載マンガのように長く継続する緊張感とワクワク感。
世の中の盛りあがりがイマイチなのが、ちと淋しいが。
19日のタッチ&ゴーが見事に成功しますように。

ちなみにイトカワはいうまでもなく糸川英夫博士にちなんだ名前。
日本のロケット開発の父といわれる糸川博士だが、
戦前は中島飛行機の技師として隼の設計にも関わっていた。
それが「はやぶさ」の名にも反映されていると信じているのだが。
「はやぶさ」がはるか宇宙を旅してイトカワに会いに行った。
宇宙には疎い飛行機マニアにも、泣ける話じゃないか。

…でも、だからって次が「しょうき」、のわけないだろうな。
糸川博士は好きな飛行機だといっていたけど。

で、いまJAXAがイトカワへの着陸地点の名前を募集している。
せっかく「はやぶさ」、イトカワときたんだから、なんか凝りたい。
いや、だから「しょうき」じゃなくてさあ。
いかん、マジで考え出すと、また仕事の遅れが…。

|

2005/11/13

食器洗浄機

vsmeal01

「家族団欒中に申し訳ありません」と編集者の電話。
ちょうど晩メシがおわったような時間。
「いや、いま食器洗ってたとこ」と答えたら大笑いしてた。
自分の書斎は片づけなくても、食器くらいは洗うさ。

で、食器を洗いながらよく考えるのは食器洗浄機のこと。
僕は欲しくないけど、欲しがる人が多いのはなぜだろう。
僕も家事では「抜ける手間は抜く」というのが信条だが、
我が家の食器洗いなんか、せいぜい5分くらいですむ。
ためこんだときだって、10分とかからない。
僕のずさんな生活のなかでは、ほとんど誤差の範囲だ。
誤差の有効活用で食器がきれいになる。上等じゃん。
あるいは僕の洗い方がずさんすぎるのかもしれないが。

もちろん5分、10分すらおっくうなこともあるが、
そんなときはしばらく放っておいたってかまわない。
洗ったあとふくのが面倒なら自然乾燥させればいい。
そのうちコーヒーでも落とすときに片づける時間はとれる。
食器洗浄機があっても手洗いの必要なものは残るから
流しからスポンジだの洗剤だのが消えてくれるわけでもない。
それに食器洗浄機は後かたづけまではしてくれない。
食器を下げ、ときに下洗いをして、洗浄機にセットする手間、
また洗い上がった食器を食器棚にしまう手間は残る。

いや、食器洗浄機に文句つけてるわけじゃないんだ。
手荒れの深刻な人とかには有効な医療補助器具だと思うよ。
ただ、したり顔の「カリスマ主婦」みたいなのがでてきて
時間を有効にして家族団欒とか、衛生的とか、水を節約とか
もっともらしい屁理屈をこねてるのを見ると反吐がでそうでさ。
なんなんだよ、カリスマ主婦って。
「たかが食器洗いがそんなにたいそうなことかよ」
とか思いながらちんたら5分で食器洗ってンだ、僕は。

|

2005/11/12

寒いのは嫌いだ

alsk01

冬は寒くて暗くて、あまり好きな季節じゃない。
どんどん日が短くなる冬至までは、どんどん気分が鬱になる。
ただ、秋のうちに寒い地方に行くと冬を迎える覚悟ができる。
今年もとりあえず氷点下8度までは気分的にOK。

が、畜生。やっぱり寒くて暗いのはイヤだ。

|

2005/11/11

世田谷を飛んだ金閣

kinkaku01

世田谷の空に浮かんだ金閣型の熱気球。
1986年にお金持ちのフォーブス氏が持ち込んだ。
たしか砧公園だったかなあ。よく覚えてない。

|

2005/11/10

原潜シービュー号とマッコウクジラ

seaview02

電話で自慢したら「また買っちゃったんですか」と。
モノも見ないでバカにしてはいけない。
まあ、モノも見せないで自慢するのもどうかと思うが。
で、見れば納得のメタル製原潜シービュー号
横は巨大イカを食すマッコウクジラ。

ちなみにシービュー号のサイズは、煙草1本と同じくらい。
ポケットに入るから、いつも一緒にいられるぞ。

|

2005/11/09

自分のヒコーキ雲は見えるか

hztail01

何かで「自分のヒコーキ雲は見えない」とか書いてあったけど
ちゃんと見える。
いま手頃な証拠写真が見当たらないのだけど、
旅客機でもこのくらい後ろは見える。
もちろんヒコーキ雲が出ていれば見える。

ただし地上で見るようなヒコーキ雲を期待していると、見えない。
目の前を何かがザーッと流れていくような、そんな感じだ。

あと自分がヒコーキ雲が曳いているのだと判断できる材料は
たとえば地上に落ちる影だ。
水平飛行中は同じ位置関係を保った長い影が見えるはず。
また、似たような高度に他機のヒコーキ雲が見えたならば
自分もヒコーキ雲を曳いている可能性が高い。
周辺の空気は過飽和の水蒸気を多く含んでいるだろうからだ。
contrail02
ちなみにこの写真のようにヒコーキ雲が広がっていくときには
天気は悪化傾向にあると予想できる。
逆にすぐに消えてしまうときにはしばらく好天を期待できる。

ところで最初の写真の水平尾翼、機種は何でしょう?
ポツンと何かついているのがチャームポイントです。
(ただし下の写真とは別の飛行機です)

|

2005/11/08

こんなところに水玉

water02
何気なく撮った公園の水飲み場。
画像をPCに落としてから気がついた。
速度を失った水流は表面張力で水玉の列になっている。
当たりまえのことなんだが、
肉眼では気づかなかったんでびっくり。
で、上の方では速度を失った水玉同士が衝突して大きくなり、
だけど落下しながらまた小さな水玉に分かれている。
しかも落下中にできる水玉の大きさは、
上昇中にできる水玉の大きさに近いように見える。
この速度では適当にバランスしやすい大きさなのかな。
勢いを増したら落下速度も増してさらに展開がありそうな。
頭の中の仮説は、テキトーすぎて書くのも恥ずかしいが。
今度公園に行ったら、色々と実験してみようかな。
水がもったいないって怒られちゃうかな。

|

2005/11/07

鮫の歯、こわい?

warhawk01

ラジエターにシャークティース(虎かもね)を描いたP-40。
けっこう好きな飛行機なんだけど、
アメリカの博物館あたりでは、
「日本兵を恐がらせるために描いた」なんて説明書きも見る。
まさか、ちょっとバカにしすぎじゃないのか。
「ひゃあああ、あの飛行機いいい、牙があるううう…。
噛まれちゃうよおおお。怖いよおおお…」
なんて思うわけないだろ、アホか。
どちらかといえばパイロットの士気を鼓舞するために、
つまり敵よりも味方のために描いたのだと思っているのだが。

|

2005/11/06

鴨もどき

turu144b

「世界の翼2」のツポレフTu-144には
巡航中と離着陸時の2種類の機首がついてくる。
つまり1個あまる。せっかく細かく作り込んであるのに。
で、チョコエッグのツルと合体。
首切るのはかわいそうなんで画像処理で合成したけど。

これが本当のカナード? いやいや、あれはカモだそうですぜ。
あいにくカモメはあってもカモのフィギュアは持ってないんだ。
そーいや、ライバルのコンコルドも怪鳥なんていわれてたっけ。

ちなみにツルの仲間にはヒマラヤを越えて渡るものもいる。
それも決して易々とではないというところが尊い。
無事に越えたときの顔を見てみたいもんだが、
…トリだから笑わないんだろうな。

b744f01
飛行機は笑うぜ、ときどき。

|

2005/11/05

伊丹・大阪国際空港

夜の空港は灯火がきれいでデートにも人気だけど、
上空から見ると滑走路周辺は真っ黒だ。
都会にある空港の場合はそれが目印になるくらい。
真っ暗な場所で緑と白のライトが点滅していれば空港。
where04a
でも正しい進入コースに乗ると滑走路の灯火が見える。
あとエプロン地区はオレンジ色の光が意外に明るい。

〔写真は別館より移植〕

|

2005/11/04

ミッキーのおうち

where05a
羽田を離着陸する飛行機からはTDLがよく見える。
よく小僧に「あそこがミッキーの家だ」と教えたんだけど
飛行機からではピンとこないみたい。夜はなおさらだね。

行列もディズニーも好きじゃないんだけど、
一度は連れて行かないとダメかな。

ちなみに近くには舞浜ヘリポートもあって遊覧飛行も楽しめる。
maihamahp01
ヘリコプター、わかるかなあ。これも旅客機から撮影。

〔ディズニーランドの夜景は別館より移植〕

|

2005/11/03

オーロラ

what03a
冬の北極ルートで楽しみなのがオーロラを見ること。
だがオーロラは意外に暗い。
肉眼では真っ黒に見える翼をここまで明るくして
ようやくこの程度に写るという感じ。
明るいオーロラもあるのかもしれないけど。

ただ最近はデジカメの性能も上がっているので
もう少しマシな写真は撮れるのではないかと思う。
問題は…、
飛行機の中でいつも爆睡してしまうことだな。

〔写真は別館より移植〕

|

2005/11/02

エアロダンシングで見たような

夜、羽田に着陸する飛行機から撮影した幕張周辺。
デジカメだと、撮影禁止のタイミングなんで注意。
what02a
左下の、ひときわ明るい丸い光は千葉マリンスタジアム。
エアロダンシングでも、このあたりの景色が登場する。
僕も、よくハリアーを野球場やビルの屋上に降ろしたっけ。

ちなみにここから湾岸沿いに少し東(画面右下方向)に行くと、
稲毛民間航空記念館や民間航空発祥の地の碑がある。
inage01
日本の民間航空は、
このあたりの干潟を滑走路に本格的な活動を開始したのだ。

〔幕張の写真は別館より移植〕

|

2005/11/01

エアバス御用達ゲート

kixwing01
今月はエアバスA380が初めて極東まで飛んでくる。
といっても南の方が中心で日本は予定にない。

ちなみに日本にもA380が着けそうなゲートはある。
たとえば関西国際空港の両ウイング最先端(写真では空)。
いまはA340-600のような長胴機がよく利用している。
あとは、さてどこに着けるのやら。

ま、沖どめの方が大きさも実感できて感動もひとしおかも。
で、どうせならばアッパーデッキ用のタラップ車とか作っちゃおう。
東京都民は地下鉄で鍛えてるのだ。そのくらい平気だろう。

|

« 2005年10月 | トップページ | 2005年12月 »