中島 キ-115 剣
都立航空高専に保管されていたころの中島キ-115「剣」。
僕はずっと、最初から体当たり特攻機として作られた
航空史上に残る忌まわしい飛行機だと思っていた。
ところが主任設計者である青木邦弘さんが書かれた
「中島戦闘機設計者の回想」(光人社NF文庫)を読み
それが誤解であったことを知った。ここにお詫びします。
確かに「特殊攻撃機」として試作命令は出されていたが
青木さんは簡易な単座爆撃機として計画、設計したという。
決して最初から特攻目的に作られたわけではないのだ。
ちなみに現在この機体は別の場所で非公開保存されている。
僕が撮影したのは80年頃、旧校舎の格納庫である。
↓当時のメモ。格納庫内部のレイアウトが書かれている。
これでも今の100倍、きれいに書いてある。さすが大学生。
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