スカイシップ500
離陸する日本飛行船事業のスカイシップ500、の影。
LTA(軽航空機)といわれる飛行船だが、
実は空気より重くなるように調整されている。
そのままでは浮かないので、離陸では前進しながら
ノーズを大きくあげて、翼ではなく船体に揚力を発生させる。
ピッチ角は30度くらいか。飛行機ならば失速するほどだが、
それでのそりのそりと上昇していく。
最大速度は100km/h以上といわれているが、
巡航速度は30km/h程度。
空飛ぶ広告塔だから、のんびり人目にふれた方がいい。
より大型のスカイシップ600では簡易トイレも設けられた。
地上での後始末が大変なので使うのは遠慮したが、
僕が知る最も素晴らしいトイレのひとつである。
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