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2005/09/30

マッハ3+のコクピット

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SR-71シリーズは各地の博物館に残されているが、
コクピットに座れるのは、僕が知る限りでは
シアトルのミュージアム・オブ・フライトくらいだ。
あまりに無造作に公開されているので「本物かよ」と思うが、
解説には1968年にビール空軍基地で離陸に失敗した
64-17977号機であると明記されている。
ただし完全にオリジナル通りにレストアされたのかは不明。
ガキ共が行列を作っていたりするんで、
あんまりのんびり座っていられないのが残念だが、
束の間、スレッドドライバーの気分を味わえる。

沖縄でもあんなに飛んでいたんだから、
1機くらい日本に置いてくれてもいいじゃないかと思う。
こっそりどこかのジャンク屋に転がっていないもんかね。
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2005/09/29

妖怪のしわざ

水木しげるさんの講演を聞いたことがある。
こんな世の中でも、ちゃんと妖怪はいるそうだ。
講演後の質疑応答で、いい質問があった。
「菓子などを食べていて、あとひとつ残っていたはずなのに
なくなっていることがあります。妖怪のしわざでしょうか」
もちろん水木さんは「そのとおりです」と断言された。

なるほど、そういうことなら僕もよく経験する。
「バイクの鍵どこいっちゃったんだ」
「げっ、画像データが消えてる」
「いつの間に、もうこんな時間かよ」
「なんでこんなに散らかってんだ」
「カネがねえ…」

いろんな妖怪がいる。

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深大寺の門前にある鬼太郎の家。
たまには、楽焼でもしにいくか。

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2005/09/28

エリアルール

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エリアルールを適用した胴体が色っぽい
ノースロップYF-5Aフリーダムファイター。

エリアルールを説明するのに
コカコーラのガラスボトルは外せないアイテムだ。
PETボトルになってからはあまりピンとこない。
夏にはセブンイレブンで復刻版を売っていたが…
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スクリューキャップで、ガラスも透明、
ぜんぜん復刻版になってないじゃん。

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ちなみに小僧はズン胴のファンタの方が好きらしい。
まだ子供だからな。

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2005/09/27

音痴以前

小僧のピアノ、まだ続いている。
猫ふんじゃった、くらいは楽勝になったが、
もちろんまだつっかえるし、ときに変な音もだす。
音痴な父親でも、音が狂うのはわかるのだ。で、
「シャープとかフラップとかついてんじゃないか?」

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フラップついてませんけど。

本物ピアノとの違いもわかるようになったので、
少しグレードアップした電子ピアノをフンパツした。
僕は楽器はできないが、あるいはできないからこそ
楽器を買うということに憧れのような気持ちがある。
それを実現できて、ちょっと幸せ。

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<スプリットフラップ>

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2005/09/26

飛鳥STOLのUSBシステム試験

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またまたボソッとでてきたはぐれポジ。
82~83年頃に航技研の角田支所で行われた
USBシステム試験の様子。
当時のSTOL実験機にはまだ「飛鳥」なんて名前はなかった。
その第1エンジン付近の主翼とフラップを模した試験装置に
実物のFJR710エンジンを装備して試験した。
白煙はノズル付近に水を吹きかけて流れを可視化したもの。

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2005/09/25

食中毒は?

いよいよ今日で愛・地球博が終わる。さみしいなあ。
もちろん見にいくつもりなんかなかったけど、
よかったねえ、食中毒がでなくて。
そうじゃなきゃ、入場ゲートで強制的に捨てられたという
たくさんのコンビニ弁当たちも浮かばれないもの。
いやあ、おめでたい。さぞや儲かったんだろ。

それにしても、うまい口実を考えたもんだ。
「食中毒防止」
これからも、いろんなイベントで使えそうだね。
こんなに臭い大義名分が、こんなに簡単に通っちゃうんだ。
この調子なら「くつずれ防止」なんかもイケるよ、きっと。
靴は入口で捨ててもらい、中で「いい靴」を買ってもらう。
くつずれを防止するためなんだ、親切でいってるんだ。
もちろん買うためには行列を作る。絶対に喜んでもらえるさ。

さらに参加企業の顔ぶれを見ながら、
「手ブレ防止」とか「肥満防止」、「ボケ防止」なんかもいいね。
素晴らしいぞ、博覧会って!

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リニモのご先祖。日本航空のHSST-01。

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2005/09/24

桶川のカモフKa-26

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日本にも3~4機が輸入されて使われた
ソ連(当時)のカモフKa-26ヘリコプター。
2基の星型エンジンで二重反転ローターを駆動する。
メカニズムそのものにも魅了されたが、それ以上に
仮想敵国(当時)の航空機を使うということに驚いた。
機体全体が、軍事機密のかたまりみたいで、
写真を撮っているだけでドキドキした。


ウラジオストックあたりに行くと新型(比較的)もあるが、
オウム以降は買おうという会社もないみたい。
ソ連機というのは機体価格は安くても維持が大変らしい。
室屋さんのスホーイ26も、なかなか金のかかる機体のようだ。
維持費なんか気にならないくらい儲けさせてあげたいが。
景気も上向いてきたというなら、
ここいらでドカンとスポンサーになる企業はないものか。
成長株のパイロット、いまなら「お買い得」でっセ。

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<カモフKa-32>

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2005/09/23

ひとだま花火

夏になると東京でも花火が売られるようになるが、
いったい皆どこで遊んでいるんだろうかと思う。
以前、友人と2人で公園で花火をしていたら
110番通報されたことがある。
騒いでいたのならば納得もできたが、
そのときはきわめて静かに遊んでいた(ホントに)。
もはや都心には、ロクに花火をできる場所もないのだ。

今年は久しぶりに東京でも花火を買ったが、
「ひとだまくん」という火花もでない製品。
エチレングリコールを主成分とする液を綿に染み込ませ、
ただ静かにひとだまが燃えているような炎を楽しむ。
110番通報されないよう声をひそめて遊んだ。
楽しいというより、わびしい気分になった。

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もっとも花火は地方でも問題とされているらしく
リゾート地のホテルでも場所を指定されることが多い。
確かにご近所にはいい迷惑かもしれないが。

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2005/09/22

スカイシップ500

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離陸する日本飛行船事業のスカイシップ500、の影。
LTA(軽航空機)といわれる飛行船だが、
実は空気より重くなるように調整されている。
そのままでは浮かないので、離陸では前進しながら
ノーズを大きくあげて、翼ではなく船体に揚力を発生させる。
ピッチ角は30度くらいか。飛行機ならば失速するほどだが、
それでのそりのそりと上昇していく。
最大速度は100km/h以上といわれているが、
巡航速度は30km/h程度。
空飛ぶ広告塔だから、のんびり人目にふれた方がいい。

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より大型のスカイシップ600では簡易トイレも設けられた。
地上での後始末が大変なので使うのは遠慮したが、
僕が知る最も素晴らしいトイレのひとつである。

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2005/09/21

踏切で一時停止

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交通ルールにはそれぞれお国柄があるが、
たとえばアメリカでいいなあと思うのは、
赤信号でも安全を確認して右折できること、
学校周辺で登下校時に徐行を義務づけていること
(しかもしっかり取り締まっていること)、
それから、踏切で一時停止しなくてもいいこと。
あと、やたらとくだらない標語がないところも、かなあ。

…混んだフリーウェイ入口に変な赤信号つけるのは嫌いだけど。

今日から、秋の交通安全運動がはじまります。
期間中はなぜか交通事故が増えることもあるようです。
…こういうの、外国にもあるのかなあ。

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2005/09/20

WDL-1飛行船

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僕が初めて飛行船を見たのは小学生の頃、
キドカラー号だったと思う。おぼろげな記憶だが。
レインボー号も見たつもりだが、これもあいまいだ。
やはり明確に印象に残っているのは、
日本飛行船事業がスカイシップ500を導入してから。
「飛行船が飛ぶ空はいいなあ」と思った。そして、
コダックのロゴをつけたその飛行船に僕は乗せてもらった。
で、東京上空でフジカラー号と空中戦を演じたのである。

wdl01
いやー、まさかこんな形で再会できるとは。
「世界の翼3」では、ぜひスカイシップ500か600を。
で、500ならばシークレットはコイノボリがいいなあ。

ちなみに当時の僕はPKR(コダック)派だった。
大好きだったけど、品質にムラがあったのが欠点。
青空に浮かぶ雲が赤くなって、どれだけ泣いたことだろう。
プロならばエマルジョン番号をチェックして、
あらかじめ試験撮影をして適切なフィルターで補正しろ?
まさか、いちいちそんなことやってられないよ。
RVP(フジ)が登場したあともPKRは捨てがたかったが、
やはり品質のムラはいかんともしがたい。
しばらくしてRVPに乗りかえ、デジタル化まで愛用した。

だけどコダックを決定的に見切ることになったきっかけは
日本での販売不振を不公正によるものとゴネたこと。
まともな品質管理もできなかったくせに、
売れないからといって政治的圧力までかけてきた。
「日本の消費者のためでもある」だって? よくいうよ。
おかげでPKRも完全に見切ることができた。

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2005/09/19

夏の終わりに

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最後の金魚がついに死んでしまった。
けっこうよく遊ぶ、いい金魚だったんだが。

金魚は、うまく飼うと10年は生きるらしい。
↓10年後(想像図)。
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こちらはベランダでヘロヘロになってた蝉。
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ねじりベンジャミンの根元に落としたら
根性で上の方まで登ってきた。
翌朝にはもういなかったが。

夏も終わりだね。

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2005/09/18

MU-300の初号機

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名古屋(小牧)空港の「水門」付近から撮影した
三菱MU-300の1号機。
コクピットのフレームが斬新な印象だった。
ビーチジェットという名前には複雑な気持ちになるが、
このときは文句なしにMU-300。
レジはJQ8001。

当時はまだフィルムでカラーとモノクロを併用しており、
Yフィルターを外し忘れて黄色のポジを量産したこともある。
アプローチする「黄色いMU-300」もあったはず。
泣く泣く捨てたが、フォトショップなら救えただろうか。

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2005/09/17

気晴らし1周年

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めでたいからってわけじゃないらしい>放水。

気晴らしも今日で1年です。
毎日まめに更新してほめられたり怒られたりしていますが
(こんなことしてる暇があったら、サッサと原稿よこせ)、
これは思いついたときに書きためているんで、
毎日書いてるわけじゃないです(言い訳してんのか)。
だいたい、いつも半月先くらいまでのネタが渋滞していて、
毎日ひとつずつ自動的に公開するように設定しています。
ま、オートパイロットみたいなもんです。
a310cpt01
おかげで同業者に気づかれずに出張に出かけたり、
編集者にバレずに遊びに行けたりできます
(できる、という可能性の話だけです)。
そのぶんタイムリーな話題にゃ弱くなりますが、
もともと評論や日記ではないので。

改善すべき点などはいろいろと指摘されております。
「プロフィールが全然プロフィールになってない」
(スリーサイズだしても仕方ないでしょ)
「どうしてタイトル写真がSR-71Aなんだよ」
(いいじゃん、もう撮れないんだし、好きな人もいるよ)
「クレームしたいんだけど」
(メールで送れます。いやならどっかの匿名掲示板にでも)
「コメント欄を作らないのはなぜか」
(長く返答しないと遊びに行ってるのがバレちゃうから)
「リンク用のバナーとか作んないの」
(ココログの簡単メニューにないもんは作りません)

まあ、気が向いたときにちょっとずついじっていきます。

また風の探検隊ANNEXは、いずれ閉鎖するかもしれません。
来年には簡単作成ツールのサービスが終わるらしいんで
そのままでは更新できなくなる(どうせ滅多にしてないけど)。
ブログ版「風の探検隊」の容量も増強されたので
オモチャの写真とかは移設してくる準備を進めています。
あちらはカウンターも設置してないんで、
どのくらいアクセスがあるのか見当もつかないし。

ちなみに、こちらのカウンターは1年間で9万を超えました。
想像していたより多いので、びっくりしています。なにしろ、
これまで僕が書いてきたどんな本の部数よりも多い(爆笑)。
いやー、これでぜんぜんカネにならないとは…。

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2005/09/16

続・タチコマな

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予約していた新顔のタチコマが、忘れたころに到着(中央)。
後期型の「ニュータチコマ」で、足先が3つに分かれている。

次は1/24のプラモデルが出るそうだ。満腹気味だが、
1機くらいは建機カラーも欲しいので、×機(機密)発注。
もう、あとは本物ができるまで要らないかな。
でたら、天然オイルで飼いならすんだ。

…<飼いならす>って、それ、なんのことだい?
…<仲よくなる>っていうことさ。
(「星の王子さま」サン・テグジュペリ/内藤濯訳)
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サン・テグジュペリが砂漠に不時着したときに
乗っていたのと同型機、コードロン・シムーン。

ところで、1/24のタチコマってどーいう大きさなのさ !?

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2005/09/15

伊勢海老まるごとの天ぷら

バブルの頃、ロサンゼルスの和食屋で
伊勢海老まるごとの天ぷら定食みたいなもんを食った。
実際にはロブスターなんだろうが、違いはわからん。
エスカルゴやカエルを食うみたいな興味半分だったが、
実際、そういう冗談みたいな味だった。
だから20年近く笑い話のタネにしてきた。

でも、どうやらマジなメニューだったらしい。
日本でも目玉料理にしているところがけっこうある。
これは大変失礼なことをした。

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伊勢海老の仲間のニシキエビ。体長は約50cmもある。
食ってもうまいという説明だが(やっぱ食ってみたのか)、
油断するとこっちが食われてしまいそうだ。

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2005/09/14

地上の風を読む

軽飛行機だが、迷子訓練というのがあった。
目隠しをしている間に教官が適当なところに飛んで行き
「さあて、ここはどこか?」と聞く。無線航法装置は使用禁止。
そこで地図と景色を見比べながら現在位置を特定。
まあ、昼間ならちょっとぐるぐる回っていればわかるよ。
地上の様子や遠くの山を参考にしたりして。
ほんの10分かそこらではそんなに遠くまでは行けないし。
さらにそこからルートに戻る方位などを計算しなおすのだが
操縦しながら計算盤とかを回すのはけっこう面倒くさい。
しかも地上の樣子から風なども推定して補正せよなどという。
煙でもあれば簡単だけど、そうでもなければ正直よくわからん。
「波紋だとか葉っぱの樣子とか…」と教官も自信なさげにいうが、
上空から葉っぱの樣子で正確な風が読めるか、けっこう疑問。
山肌すれすれを飛ぶハンググライダーからでも、
サーマルが出ているところは木々がざわめいて見えたりするが
的確な風向風速まで判断しきれるものではない、僕は。
いまはGPSという便利なものがあるんだが、いちおう訓練はね。

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おお、これはわかりやすい。

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2005/09/13

三日月形の木洩れ日

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オフで訪ねた南の島で、日食を経験したことがある。
椰子の葉の木洩れ日も、三日月形になった。
道や壁のあちこちがキラキラの三日月だらけだった。
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2005/09/12

続・旧調布タワー

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また調布飛行場の旧管制塔の写真がでてきたので、
どこかに埋もれてしまう前にスキャンした。
時期的には前回の写真よりも少しあとのようだ。
バラバラになったポジは、ワケがわからない。

それよりさらに後の調布飛行場の全景。
たぶん、日本に最初のトバゴが入った頃だと思う。
まだ横風用滑走路の跡は残っているが、
新しい管制塔が完成して旧管制室は撤去されている。
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↓部分拡大
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2005/09/11

アフィリで確定申告

ブログのアフィリエイトが大はやり。

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♡素敵な親指の置物♡
♪今夜はきっとうなされますよ♪

…こんな感じかなあ。
ちなみにこれは学研の科学の付録で作った石膏製。
小僧の招き猫と同じだ。

どうも僕は、こういうの苦手なんだ。
いや親指の置物じゃなくて、アフィリエイト。
せっかく自己責任で好きなように書けるメディアなのに、
雑誌の「PRのページ(欄外文字)」みたいになっちゃう。
なんだかシラケちゃって…。
あるいはアフィリエイトではなくとも、いろいろなカタチで
ヒモつきになってしまうこともある。好きな企業から、
「立派なブログですね。
私たちもおほめいただけるようがんばっていきますから、
これからもどんどんご意見をお聞かせください。
(キラリと目を光らせて…)、いつも見てますよ!」
といわれても、励まされてるんだか、脅されてるんだか。
人さまの商売にケチをつけるつもりはないが、
「よし、もっとがんばるぞ」
などと能天気な気分には、僕ならばなれない。
ま、ある程度まで行くと退きたくても退けなくなるもんだが、
もったいないなあと思う。

ただアフィリエイトが面白いなと思うのは、
これで収入を得ることで、主婦やサラリーマンでも
確定申告しなければならなくなるということ(でしょ?)。
たくさん稼ぎ、正直に申告して、しっかり税金を払う。
それで納税者意識が高まれば、政治も変わるだろう。
いまみたいに無駄づかいされちゃ、たまらんもの。

ちなみに僕は、確定申告が大好きだ。
長者番付とは無縁のビンボーなフリーランスは
みんなそうだと思うけど。もちろん選挙も欠かさない。

そういや今回も公示前からうるさかった立ち小便野郎
落ちるといいなあ。

*****************

やれやれ、今度は立ち小便野郎が当選。
「改革をとめるな」って、
改革の必要な世の中にした張本人が叫ぶ。
タチの悪い冗談かと思っていたのだが、
まさか、本気にした?

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2005/09/10

零戦燃ゆ、のレプリカ零戦

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1984年夏に公開された映画「零戦燃ゆ」。
その撮影用に作られた実物大の零戦のレプリカ
キャノピーやカウリング、ディテールにはやや難ありだが、
全体にうまくまとまっているのは本物と同じ三菱製だからか。
ただし名航ではなく三菱金属だという。お値段は7千万円。
当時なら、その金額でフライアブルのP-51が買えたはず、
などというのはヤボというものだろう。

これは新宿住友ビルで公開されたときのスナップ。
ただし映画は…観なかった。
加山雄三が嫌いだから、っていう理由じゃなかったと思う。

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2005/09/09

金魚すくい

アメリカ取材から帰ると、カマキリがいなくなっていた。
「弱ってきたから逃がしたんだ」と小僧。
懸命な判断だ。生き伸びたかどうかはわからんが。

その代わりというわけじゃないんだろうが、
お祭りで買ったというカブトムシが3匹うごめいていた。
すぐに死んじゃったが「卵を産んだかも」ということで
土は捨てられない。うーむ、なかなか厄介なペットだ。

で、今度は別のお祭りで金魚すくい。
店のお兄さんにコツを聞いたら4匹ほどすくい上げた。
前は「残念賞」だけだったから、うまくなったもんだ。
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が、家に帰ってみるとエサがない。
あったはずのパン粉はハンバーグに化けていたし、
もう近所のペット屋が開いている時間ではない。
塩分、糖分、油分があまりよくなさそうだとは思ったが、
「井の頭公園のコイはうまそうに食っている」を根拠に、
サッポロポテト・バーベQあじ、でしのぐことにした。

「生きろ!」(もののけ姫)

*********************

うむむ、翌日から水槽を整備してやったのだが、
すでに3匹が死んでしまった。
今週末は近所の公園でまたお祭りがある。
金魚すくい、出店するかなあ。

あと金魚には関係ないけど、マイフォトに赤いのを追加。

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2005/09/08

続・スカイタイパーズのテキサン

今年のスカイタイピング、ついに見逃してしまった。残念。
仕方がないから前回のテキサンを再び。

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おーい、2号機のスモークが不調みたいだぞー。

このときもポカリスエットのキャンペーンだったんだね。
胴体に大きなステッカーが張られている。
毎年の、夏の風物詩にしてくれるといいなあ。

ちなみに前回はイベント会場に大塚製薬のテント?もあって、
関係者はポカリスエットをタダで飲み放題だった。
僕が初めてポカリスエットというものを飲んだのも、そのとき。
「けっこううまいもんだなあ」とは思ったけど、
皆さんの予想通り、飲みすぎて気持ち悪くなった。
昔から「タダ」という言葉に弱かったんだ。

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2005/09/07

ナントカとタタミと粗大ゴミなど

我が区は粗大ゴミ収集をWEBで申し込めるのだが
その場では申込みが完了せず、後日メールで確認がくる。
4日待ってメールがこなければ、改めて電話してくれという
ちょっと中途半端なシステムだ。
しかもこれまで2度メールが来なかった。信頼性は低い。

この前も、仕方なく電話で再度の申込み。
2度手間はともかく、ゴミ出しの目論見が1週間のびた。
出せるように準備した粗大ゴミって、邪魔なんだよね。

そして突然、清掃事務所から収集の人がやってきた。
「粗大ゴミ、集積所に出てないんですけど…」
しまった、まだ先だと思っているうちに忘れてしまったのか。
「いま持っていきます」と答えながら、「無理だ」と思った。
なんたってデカ物の家具が2つに、プラスアルファだ。
部屋から運び出すのまで手伝ってもらうわけにはいくまい。
「すみません、先にまわるところがあれば後まわしに…」

それからセッセと運んだよ、一人で何度も往復して。
早くしないとまた迷惑をかけちまう。
中身は空っぽとはいえ、デカ物家具は重い。
のんびりやろうと思っていたが、こうなれば火事場の馬鹿力。
で、運び終わって改めて確認したら、やっぱ来週じゃないか。
どうやら最初のWEB申込みが生きていたらしい。
まあ、1週間早く粗大ゴミを出せたからヨシとするか。
しかしこんな怪しげなシステムでは、現場の人も大変だな。

さてシンプルライフ以下の我が家、またモノが減っちまった。
和室なんか引越し前みたいに空っぽ。こうなると、
久しぶりにタタミでも新しくしようかなという気になる。
ナントカとタタミは新しい方がいいというし。

ナントカってのは、ヒコーキだったかな。
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(あー、この翼端渦の雲は冗談です。画像処理済)

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2005/09/06

蒸気機関車

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新聞報道によれば、各地に展示されている蒸気機関車に
まだ石綿が残されている可能性があるのだという。
僕が驚いたのは、その事実よりも蒸気機関車の数。
ほとんどがスタティックディスプレイとはいえ、
日本全国で500両以上も残っているそうだ。

どうりで鉄道マニアに「飾ってあったぞ」と報告しても、
たいしてコーフンもしないわけだ。

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2005/09/05

グアム旅情

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昔、アンダーセン基地にB-52が配備されていた頃は
珍しい光景ではなかった。
ときどき台風避難のために、嘉手納にも飛んできた。

最近ではB-1とか見たけど(下は米本土で撮影)、
あんまりヤシの木に似合わないので減点1。
パイロットがアロハでも着ていればいいんだけど。
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2005/09/04

季節はずれのバレンタインデー

くわしい経緯は省略するが、1枚の紙がでてきた。
青い花柄の包装紙に「あせくんへ」と書いてある。
「なんだこれ?」としばらく考えて、血の気が引いた。
これは30年も昔の、バレンタインデーの包装紙だ。

自慢ではないが、昔からモテなかった。だから、
バレンタインデーにチョコレートをもらったことはほとんどない。
僕が十代のころは義理チョコなんていう習慣もなかったし、
あったとしても義理すらかけてくれる女の子がいたかどうか。
おかげで、もらったチョコレートのことは今でも覚えている。

最初にもらったのは中学1年のときだった。
しかし堂々と「もらったのだ」と自慢できるような話ではない。
放課後、サッカー部の練習を終えて教室に戻ったら、
同級生の女の子がしょぼんと一人残っていた。
どうやら本命男子にチョコレートをあげそこねたらしい様子。
「仕方ないから阿施にやるよ」と投げやりにくれたのだ。
カミさんは「照れかくしだったんじゃないの」といってくれたが、
可憐な、僕なんか相手にしそうな女の子じゃなかった。

高校に入ってからもチョコレートとはあまり縁がなかったが、
ある年のバレンタインデーから1週間もたってからのこと。
授業中に先生の話もロクに聞かず、
たまには机の中のゴミを整理しようとゴソゴソしていたら、
「なんだこれ?」と青い花柄の包装紙を見つけたのである。
「あせくんへ」と書いてあるだけで差出人の名前はない。
ひとり赤くなっている僕を見た隣の悪友が自分の机も捜したが、
チョコレートは入っていなかった。ヤツもモテなかったのだ。

結局、誰がくれたのかは卒業するまでわからずに終わった。
いまも誰だったかわからないが、あたたかい思い出だ。

しかし、まさか包装紙が残っていたとは…。
何度かの引越しのときにも、まったく気づかなかった。
でも、そのときは捨てられなかったんだね。
笑うなら、笑えばいい。どうせ、モテる人にはわからないよ。

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同じ頃に初めて遠征した沖縄、嘉手納基地で撮影した
建国200年塗装(垂直尾翼先端とラダー)のKC-135。
その頃からこんなもん撮って、色気のない高校生だった。

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2005/09/03

サイパン国際空港と零戦

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遠くに白く見える直線がサイパン国際空港の滑走路。
かつては日本海軍航空隊の拠点、アスリート飛行場だった。
1944年6月に米軍はサイパン島に上陸し、飛行場も制圧された。
右下に見える美しいビーチのあたりが米軍の上陸地点だ。

飛行場が制圧されたとき、まだ日本軍機が数多く残されており、
それを破壊するために何度か日本軍の攻撃が敢行されたという。
しかし捕獲された機体の多くはアメリカ本土に送られて調査された。
オリジナルエンジンで飛行可能に維持された唯一の零戦52型も
そうしてアメリカに送られた機体のひとつである。
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この機体を破壊するために多くの血が流されたわけだが、
果たされなかったおかげで零戦は生きながらえ
二度の里帰り飛行で多くの人にその姿を見せることができた。
兵士は無念だったかもしれないが、僕は感謝している。

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2005/09/02

さった大戦

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沖縄の万国百貨店の裏手に展示(放置?)されているトラック。
プラカードに「さった大戦で最初に上陸した車です」と読める。
さった大戦というのは第2次世界大戦のことだろうか。
にしても、この車が最初に上陸したということはあるまい。
謎っつーか、てーげーなだけかな。

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2005/09/01

猛者の乗機

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ラクダを撃っていたわけではないが(人間だろ)、
こういうユーモア、中東の人に通じるのかなあ。

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