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2005/08/31

官製ガンダム葉書

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<なぜ、わたしの切手がない…、グシャ>

郵便局に行ったら、ガンダムの切手を売っていた。
記念切手を集める趣味はないが、使うのは好きだ。
というわけで、いまなら阿施光南からの手紙に
ガンダム切手(ただし使用済)がついてきます。
私用、公用を問いませんが、エクスプレスパックは除外。
また品物がなくなり次第、終了とさせていただきます。

そういや何年か前にはガンダムの官製絵はがきも売ってた。
杉並区限定とかいっていたけど、どこでも手に入った。
うちの秘境をごそごそしてみたら…、あった、まだ何セットか。
記念切手は普通に使えるが、絵はがきは使いにくいからな。
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こっちにはちゃんとシャア・ズゴックもある。
やっぱり財務省印刷局(当時)で印刷したんだろうか。
どうせなら、透かしもいれてほしかった。

久しぶりにラブレターでも書くか。

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2005/08/30

銀色タイヤ

僕よりかなり上の世代の人たちには
アメ車のホワイトリボンタイヤが羨望だったらしい。
僕の世代では、やはりタイヤは黒か銀色に限る。

…銀色 !?

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SR-71ブラックバードのメインタイヤ。
黒もあったように思うが、この機体は銀色だった。
22プライレーティングで、空気ではなく窒素を封入する。
制限速度は239ノット(442km/時)だから、
自動車用のYR(~300km/時)なんか屁でもない。

ちなみに、この機体もノーズタイヤは月並みな黒だった。
制限速度は同じだが強度が低い(16プライレーティング)。

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ママチャリの前輪がパンク。もう山も残っていないので
ついでに新品タイヤに交換してもらうことにした。
「いま、白しかねえんだが」「いいですよ、なんでも」
うーむ、期せずしてホワイトリボンタイヤをはいてしまった。
制限速度は…、わからん。

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2005/08/29

秘境の心地よさ

「家具は増やさない。それで入らないモノは捨てましょう」
そんな「シンプルライフな人たち」のリビングが紹介されていた。
さすがにきれいにしているんだけど、ちょっと退屈、そして窮屈。
公開用の写真を撮るための脚色もあるんだろうけど、
おおらかなそうな空間を、とても神経質に追求するという違和感。
そんな「神経質なシンプル」って、あんまりシンプルじゃない。
あと意外だったのは、うちのリビングの方がモノが少ないこと。
どうやら我が家は「シンプルライフ以下」みたいだ(苦笑)。

もちろん僕の書斎だけは例外だ。ガラクタの密度が高い。
なにしろ独身時代は2DKを占拠していたのに今は書斎ひとつ。
新築時に床を補強してもらったが、容積までは増やせない。
そこで引越しのときにガラクタを大量処分したが、生き残りも多数。
とても出しておく場所はないので、ほとんどしまったままだけど。

うれしいのは、どこに何を入れたか、もう忘れちまったこと。
狭い部屋だが、あちこちにわくわくするような秘境がある。
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たとえば味気ない金属製ファイリングキャビネット、全24段。
表面は小僧のガンダム磁石に浸食されつつあるが、
中身は宝の山…のはずだ、たぶん。
探検しだすとキリがないので、お見せできないのが残念。

ちなみに残る壁はスライド書棚で埋めつくしてしまったため、
行き場のなくなった机は部屋の真ん中に置いていた。
「おっ、まるで重役の執務室みたいになったな、ふっふっふ」
調子に乗って偉そうな革張りの椅子も新調した。
だが、PCや周辺機器の配線が邪魔くさくてどうしようもない。
仕方なく書棚2本分の宝物を追加処分して机は壁際に。
ジャングルが伐採されていくように、また秘境が消えていった。
うーむ、残るわずかな秘境は世界遺産に登録してもらうか。
なんたって世にも貴重なあんなものや、こんなものが…。

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2005/08/28

職人技ロケット

宇宙開発のようないわゆるハイテク分野でも、
職人技に支えられている部分は少なくない。
たとえば日本のロケット先端のしぼり加工では、
「この人なしにロケットはできない」といわれる匠がいる。
…というのは職人技のすごさを説明するには面白い話だが、
あくまで「わかりやすくするためのウソ」でもある。

「その人が死んだらどうするんでしょう」
ご心配なく。代わりの人ががんばって作るか、
できなきゃもっと簡単に作れるよう設計を変えればいい。
多少性能は落ちるかもしれないが、ロケットは飛ぶよ。

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イギリスの人工衛星を打ち上げたブラックアロー。
日本の職人の手を借りて飛んだわけではない。

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2005/08/27

どうしてヒコーキ?

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どうしてヒコーキが好きなの?と聞かれて
「列車は前と後ろしか走れないだろ。
自動車は右と左にも曲がれるが、それだけだ。
でもヒコーキは…」
「上と下にも行ける!」
こうしてガキどもは「おー」と感心するが、実は
「どうして好きなのか」という答にはなっていない。
だけどこうでもしないと、
最近のガキはなかなか飛行機に興味もってくれないからな。

電車や自動車のオモチャはよりどりみどりなのに
幼児用の飛行機のオモチャにはロクなものがない。
それが小僧が小さかったときの悩みであり不満でもあった。
やはり鋭利な翼やとんがった機首がネックになるのだろう。
幼児用となると「でぶでぶジャンボ」みたいなのばかりだ。
こんなので飛行機を好きになれという方が無理だよ。

それから子供向けに楽しめる飛行機の本も皆無だ。
「ならば僕が作る」と提案したこともあるが簡単に却下された。
同じ担当者がすぐに子供向けの本を出したときはムッとしたが。
ただ親として僕が子供に買ってあげたいと思っていたのは
マニア向けの本にルビつけただけみたいな本じゃない。
たとえばバムケロみたいに、飛行機で素朴にワクワクできる本。
バムケロとはちがってあくまで飛行機が主役の本なんだが。

毎晩、子供に本を読み聞かせていた頃の記憶があるうちに
ちゃんとした子供の飛行機の本も作ってみたい。

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2005/08/26

ダークスター

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ロッキード・マーチンが開発したUAV、RQ-3Aダークスター。
コンパクトデジカメの画像を合成したから歪んでいるが
実際には前縁は一直線に左右を貫いている。
…って、どっちが前縁かわからなかったりして。

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2005/08/25

ドムライス

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夏休みは給食がないので小僧のメシの支度が大変だ。
自分ひとりならメシなんか抜いてしまうのだが…、
まあ、学童保育で毎朝弁当を作った去年よりはマシか。
「子供の弁当まで作るんですか」と驚く人もいたが、
親が作らないで誰が作ってくれるっていうんだ。
20分もあればできるし、弁当作りに高等技術もないよ。

料理が得意なわけじゃないが、便利な時代で助かる。
弁当に限らずどんな料理でも作り方はWEBで調べられる。
それを手持ちの材料に合わせて適当にアレンジすればいい。
面倒なのは作ることよりも、むしろメニューを考えることだ。
簡単かつ素早くできるものでバリエーションをつけたいが。

ごはんが余っているときは適当な具と混ぜてチャーハンかな。
で、卵を多く使いたいときはケチャップ味にしてオムライスとか。
それすら面倒なときはレトルトのカレーということも。
適当すぎるかな? みんなもっと手間かけてるのか?

が、手を抜けるところは抜く。それが僕なりの家事訓。
「結果に関係なく手をかけるほど尊い」という考え方は、ない。
家事に手をかけるのが愛情などというのも、鼻くそポイ。
他にやることのない暇人には都合のいい話だろうけど。

で、今日はオムライス風の物体を小僧がドムライスに仕上げた。
なかなか上手になった。いや、オムライスじゃなくてガンプラ。
1/100のMGドムを独力で作り上げられたから、
次は何年も放ったらかしのPGガンダムでも作らせてみよう。

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<MGドムと地球をフォトショップで合成>

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2005/08/24

あやしいジャンボ機

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ホノルル国際空港に転がっていたあやしいジャンボ機。
映画撮影用にでもデッチあげたのか。
それにしても出来がよくない。

…というのは、もちろん冗談で。

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エビエーション・トレーダーATL-98カーベア。
DC-4ベースの改造貨物機だ。
けなげにもコクピットまわりはそのまま残している。

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2005/08/23

トランク脱出用ハンドル

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もう何年も車を所有してないので日本の車は知らんが
最近のアメ車にはトランクからの脱出装置がついている。
レンタカーを借りるたび、試してみたい誘惑にかられるが…。

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2005/08/22

思えば遠くへ来たもんだ

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ハワイ、オアフ島のデリンハム飛行場からテキサンで飛ぶ。
旧日本海軍の第1次真珠湾攻撃隊はこのあたりを通った。
毎度おなじみの極楽リゾート地ハワイではあるが、
ジェット旅客機でも7~8時間はかかる太平洋のド真ん中。
よくまあこんな遠いところまで遠征してきたもんだと思う。

真珠湾攻撃隊の飛行機は空母に乗っていったからいいが、
ラバウルなどへは日本から飛び石づたいに進出した。
ニューカレドニアとかの往復ではこのあたりを飛ぶ。
いや本当に、遠いよ。
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ニューギニア島の北東部海岸線。

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2005/08/21

復讐

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若そうなお父さんが娘を連れて飛行機を見に来ていた。
娘はお父さんの趣味につきあってあげたってとこか。
ところが上の娘はブレークするブルーエンジェルスに、
拳をふりあげ、「うをー!」と雄叫び。

…娘はかわいい、とデレる友人たちの気持ちもわかる。

が、娘が生まれるというのは、
男にとっては最大の復讐なのだそうだ。
かわいければかわいいほど、
自らの若き日の悪行の数々が思い出され、
不安に苛まれることになる、のだそうだ。
あまり面白くない小説の、うろ覚えの一節だけど。

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2005/08/20

ペンシルロケット

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上野の国立科学博物館に展示されているペンシルロケット。
幕張メッセではJAXA主催で
50周年を記念した再現実験が行われたそうだ。

実は学生時代に、僕も作って飛ばそうと考えたことがある。
「こんなもの」なら学生の実習としても面白いんじゃないかと。
で、先生に相談したら「なんで今さらそんなこと」と、にべもない。
確かにそうだが、「夢がねえなあ」と思った。
仕方ないから独力でいろいろ調べてみたのだけど、
技術的、手続き的な面倒臭さに加えて、
過去にロケット実験で死んだ学生もいると聞いて手を引いた。
命はもちろん、指先のひとつでも吹っ飛ばしたら馬鹿ばかしい。

ただしそれ以来、ペンシルロケットを見る目が変わった。
「こんなもの」でも、作るのは大変なのだ。

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2005/08/19

がんばれパトカー

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突然、大きなラジコン戦車を衝動買いしたくなり、
ヨドバシやらトイザラスやら行ってみたのだが、なかった。
「自動車でもいいよ」と、小僧。
なにが「いいよ」だか。衝動買いをするのは父親だ。
…ま、いいけどさ。

ところが小僧が選んだのは、赤色灯も光るパトカー。
「よりによってパトカーかよ」と喉まででかかって、
言葉をのみこんだ。
彼にはまだ、パトカーは純粋に正義の味方なのだ。
そういう気持ちは、大切にしたい。

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2005/08/18

宇宙科学博覧会

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1978年に開催された宇宙科学博覧会。
船の科学館を中心に、まだ何もなかった埋立地で。
実は会場での記憶がまったくない。
写真が出てこなければ行ったことすら忘れていたろう。
その写真も「はぐれモノ」が数点でてきたくらいで
しばらくどこで撮ったのか見当がつかなかったほど。
自分で撮った写真はたいてい忘れないものだし、
ましてや珍しいサターンIBじゃないか。
よほど熱意がなかったのだろう。

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最近になって当時のガイドブックを「発掘」した。
「ああ、本当に行ってたんだな」と再認識。
けっこう面白そうなんだけど、どうして忘れているんだろう。
そして他の写真はどこにまぎれてしまったのだろう。

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ちなみに新潟県立自然科学館に展示されている
マーキュリー・レッドストーンロケットも
この宇宙科学博覧会のために国内に持ち込まれたもの。
他に石川県のコスモアイル羽咋にも1本たっている。

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2005/08/17

オッサン潜水艦2.5隻

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以前、ユニオンで再販されたシービュー号。
復刻された分も含めてとっくに絶版となっているが、
ヤフオクで数年前に落札。今もしょっちゅう出品されている。
バカ値で出品する人もいるが、気長に待てば相場も見える。
タマ数は多いから納得できるセンで入札をかければいい。

シービュー号のプラモデルは何種類もあるが、
これはフライング・サブが艦首下部に収納できるタイプ。
子供の頃に作って池で遊んだ記憶のある懐かしいものだ。
全長約30センチでもとはモーターライズキットだったが、
復刻版は推進系が省略されている。おかげで作るのも簡単。
スキ間も気にせず組んで、グレー2色で塗り分けるくらいだ。
写真では見えないが下面はライトグレーで、なかなかさわやか。

いわゆるコレクターではないので、絶版モデルもどんどん作る。
それも子供の頃と同じように手間をかけずに無造作に作る。
ただ、作る暇がないので何年も放っておくことが多いが…。

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イマイのムスカ2号は、しばらく風呂で遊んでいたもの。
全長約25センチでゴム動力ツインスクリューのカッコよさ。
本当は目玉のマークがつくんだがうまく描く自信がない。
そのへんは浴玩「世界の艦船」あたりに期待したい。
…出るのかなあ。

********(追記)***********

でた!

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2005/08/16

ハリアーのワイパー

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確かプラモデルでもちゃんと再現されていたはずだが
まるで気にしなかったAV-8Aハリアーのワイパー。
よく考えると、この手の飛行機ではすごく珍しい。
試作機のP.1127にはついていなかったから
試験飛行の段階で「ないと不便」ということになったのか。
でも発達型のAV-8Bにはワイパーはついていない。
「やっぱり要らない」となったのか、なんか工夫したのか、
あるいはパイロットがガマンしているのか。

av8a02
いつもフレームに合わせて止めていたから
あまり目立たなかったんだね。プラモデルを作るときに、
ウインドシールド前のふくらみは何だろうと思っていたけど、
どうやらワイパーの取付部分のカバーだったのか?
なんか大げさだな。

もちろん間欠ワイパーじゃなかった、と思う。
当時は自動車でも「高級装備」だったもの。

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2005/08/15

靖國神社

以前、広島の平和記念資料館はお上品すぎると書いた。
被爆者やご家族、関係者の方はムカついたことだろう。
では平和について考えるとき、どこを訪ねればいいか。
たとえば靖國神社なんかどうだろう。
僕は神社仏閣教会神殿その他もろもろに参拝はしない。
が、見にいくだけでも感じるものはある。
祀られた英霊ではなく、そこを取り巻く息苦しい空気。
それは、ある意味60年前の原爆よりも生々しい現実に思える。

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2005/08/14

肩書

ときどき「肩書はどうしますか」と聞かれる。
署名記事の名前の横に、必要だったりするのだ。
カメラマンというのが簡単だけど、文章仕事のこともある。
ジャーナリストですかといわれると、「さあ…」といってしまう。
評論家は怪しすぎるから勘弁してくださいとお願いしている。
そのうえで「なんでもいい」などというから担当者は困りきる。
サラリーマンなら自動的に肩書がつくからいいが、
フリーランスは自分で勝手に肩書をつけなければならない。
ずいぶん怪しいが、そんな肩書でも名刺に書くと納得される。
たとえば「カメラマン」と書けば、とりあえず安心してもらえる。
要するに何でもいいからあれば無難、というのが肩書だ。
いうなればネクタイみたいなものともいえようか。
立派なものでも、それで中身がわかるわけじゃないのだが。

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バブルの頃、友だち5人で出資して作った会社の名刺。
それぞれに本業を持ちながらの片手間ではあったが、
飛行機で金儲けできるかもという夢はあった。
そこそこ成果はあったが大赤字のため2年ほどで解散。
でも、「取締役」の名刺を作れただけでも楽しかったな。

驚いたことに最近は子供にも肩書があるらしい。
たとえば、ただの「中学3年生」だけでは十分ではない。
公立か私立か、中高一貫か、偏差値はいくつなのか。
ここまで明かすと、少なくとも相手の親は納得しやすい。
「あら中高一貫の私立○○学院、偏差値70以上ですか。
それで偏差値60のうちのバカとおつきあいいただけるとは」
言葉にはしなくとも(する人もいる)、ハタ目にはこういう感じ。
もちろん相手が格下なら(言葉にしなくても)相応の態度に。
いや、格下だからといって馬鹿にするとは限らないんだが、
「公立だけど、いい子ね」などと、余計な肩書をつけてしまう。

どうせなら学校名と偏差値を書いた名刺でも持たせればいい。

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2005/08/13

瀬戸の花嫁

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十代の頃は「懐メロ」と聞いただけでうんざりしたものだが、
いまは「最近の曲はよくわからん」と、ジジイまるだしである。
アメリカでもカーラジオはもっぱら懐メロ局に合わせている。

僕の懐メロはせいぜいビートルズの後半くらいからで、
エルビス・プレスリーまでさかのぼると、「げろげろ」って感じ。
自分の世代の懐メロは「普遍的にいい」と決めつけていたが
もちろん、そんなはずはない。
若い人にはビートルズもプレスリーも同じく古くさいだけだろう。
懐メロがいいのは多感な頃の思い出に結びついているから。
もともと異世代間で共感するようなもんじゃないのだ。

で、この橋をわたる時に眠気覚ましに口ずさんでいたのは
S&GのMrs.ロビンソンとか、単純な繰り返しで。
これベイブリッジじゃないし、海じゃなくてコロンビア川だし、
乗っていた車もアルファ・スパイダーじゃなかったけど。
…写真で見ると、瀬戸の花嫁の方がよかったかな。

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2005/08/12

ブルーエンジェルス

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とある飛行場、のエンド。
「ここで停まってブルーズでも見ていきなされ」の看板。
おお、本当に降りてきた。

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2005/08/11

スペースシャトル、何しに行った?

再開スペースシャトルが無事にミッションを完了した。
それは実に喜ばしいことだとは思う。
だが、いつまでこの調子の宇宙開発を続けるつもりなのか。

以下、今回のスペースシャトルのダイジェスト。
「打ち上げ成功です!パチパチパチ」
「○○さん、宇宙から見た地球はどうですか」
「無事に帰還しました!パチパチパチ」
おいおい、まるでガガーリンの時代から進歩がないじゃん。

それに今回はもともと何しに行ったんだっけ? 修理?

僕は有人飛行を含む宇宙開発には肯定的だ。
しかし現在のありかたにはちょっとうんざりしている。
いまさら宇宙でラーメン食べたからって、おどろけっての?
何十年、そういうレベルで拍手し続けろっていうの?
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2005/08/10

SUV

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最近ではガソリンが高騰して蒼くなっているらしいが、
アメリカではずいぶんSUVが多い。
(写真のだとSUVっつうよりクロカン四駆だろうけど)
オフロードを走りたいからという人ばかりじゃないだろう。
そんなことをされたら過激な自然保護団体も黙っていない。
ならばどうしてこんなに多いのか…とつらつら考えた。

お、砂漠で戦争してる国だからか!

で、やっぱ日本も?

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2005/08/09

ワンちゃんとヒコーキ旅

ペットを家族のように扱う人が増えれば、
旅行にも同行させたいという声も高まるだろう。
うちもオカメインコを飼っていたときは大変だった。
ペットホテルに預ける金額と手間も馬鹿にならない。
もちろんペットにもストレスがたまるだろうと心配だ。
そこで航空会社もペット連れの客をとりこもうと
さまざまなサービスをスタートさせている。
先日の羽田でも手荷物カウンターには多くの犬連れ客がいた。
が、あまりにも他の客に無神経な飼い主が多いんじゃないか。

盲導犬や介助犬は別として、ターミナルビル内は
原則として犬を連れて入ることは禁止されている。
例外は航空会社に預ける場合だが、その場合でも
ケージなどに入れなければならないのは当然だろう。
ただし航空会社にケージを借りることもできるので、
たとえば車寄せから荷物カウンターまで抱っこというのも
「まあ仕方ねえよな」という範囲だと僕は思っている。

だけどチェックインロビーで、しばしの名残を惜しんで
いつまでも抱っこしながらなでなでというのはどうだろう。
抜け毛が舞い、毛ダマが転がっていくのを見るのは不快だ。

「あんたのフケまみれの抜け毛の方がよほど不潔だ」とか、
いわれちゃうかもしれないけどさ。
そういうのが増えると、ペット連れはだんだん肩身が狭くなるぜ。

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「犬に、直接蛇口から水を飲ませないでください」
公園の水道にブラ下げられた札。
空港のトイレにもつけてもらった方がいいかなあ。

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2005/08/08

どうやって脱出するのか

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またまたフランス試作機の合成画像、LEDUC.022。
ラムジェット推進の超音速迎撃機をめざして開発された。
実用化はされなかったが、本当に飛ばしただけでもすごい。

パイロットは中央のショックコーン付け根部分に乗る。
博物館にはウインドシールド(というのか?)も展示されている。
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実際には真ん中の部分は見えないんだろうけど、
これはけっこうすごい。

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2005/08/07

リトアニアはどこにある

欧米人に両手を合わせてあいさつされたりすると
「ちょっとちがうぜ」と思うのは僕だけではないだろう。
海外の世論調査では「地図で日本を示せない人が多かった」
などと深刻に騒ぎ立てる報道がなされることもある。
日本人が期待するほど外国人は日本について知らない。
でも仕方ないよ。日本人だって似たようなもんだし。

僕も、自分が行くまで場所を知らなかったところは多い。
たとえば大好きなタヒチとかニューカレドニアなんかも
太平洋のどこかにあるということしか知らなかった。
おなじみヨーロッパでも、北欧3ヶ国とかベネルクス3国は、
実際に行くまでは自信をもって地図で示せなかった。
だから外国人が日本の場所を正確に知らなかったとしても
ちっとも驚かない。普段は必要ない知識なんだから当然だ。

いまでも旧ソ連からの独立国なんかはお手上げ状態だ。
たとえばユルギス・カイリスの母国はリトアニアだが、
それがどこなのか、知っている日本人がどれだけいるだろう。
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もちろん、そんなこと知らなくても彼の演技は楽しめる。
日本の場所だって、同じように知らなくてすむのだ。

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2005/08/06

続・神田川探訪

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神田川が隅田川に注ぎ込むところ。
そうさ、行ってきたのさ、ママチャリ2人乗りで…。
もういいや。富士山登山と神田川探検は1回で十分。

さて神田川の下流、最後の数キロメートルは、
決して快適とはいえない環境である。
が、航空に関係する見どころがいくつか。

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ひとつはメトロ江戸川橋駅近くの国産飛行機発祥の地。
日野熊蔵大尉が日野式一号機を製作したという場所だ。
初飛行は戸山ヶ原(大久保~高田馬場あたり)で行った。
ただし残っているのはこの看板だけ。

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もうひとつは、いわずとしれた秋葉原の交通博物館。
日本で初めて空を飛んだアンリ・ファルマン複葉機を展示。
日ペりマークのベル47(JA7008)もある。
こちらは移転が決まっているので早いうちに見ておきたい。

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2005/08/05

那覇基地展示機近況

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2005年7月19日の航空自衛隊那覇基地の展示機。
基本的に佐伯さんのヒコーキ雲に掲載された1年半前と同じだが、
F-104Jの前に石碑が設置されている。
同じくヒコーキ雲で紹介されている栄光の碑みたいだけど、未確認。

T-33に乗ってるドラえもんとドラミちゃんは色があせてしまい
写真を拡大するとほとんどテルテル坊主に見える。
仕方ない、またへのへのでも…。

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同じ日に名護のオードナンスもレンタカーで前は通過した。
わざわざ停まっては見なかったがT-33は健在のようだった。
(写真は2004年8月に撮影したもの)

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2005/08/04

小心者の旅

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目的もなく、足の向くまま気の向くまま…。
そんな旅は木枯し紋次郎っぽくてカッコいい。
だがあいにく、小心者の僕はそういうのが苦手だ。
旅には常に目的(たいてい仕事だけど)があり、
準備はできるだけ周到にしたい。

しかし、どんなに準備してもハプニングはおこるものだ。
そこで「足の向くまま…」などと流されるのは簡単だが
目的達成のためにはイヤでも踏ん張らなければならない
(仕事できなきゃオマンマ食い上げだし)。
大変だけど、うまくしのげば(つまり条件つき)面白い。

ま、どっちにしろ足の向くままの街歩きなんか、
その合間にすれば十分だ。

********************

準備周到とかいいながら、
いつの間にやら国際免許が切れていて焦った。
ボサボサ頭のまま写真を撮りにいき
(いやあ、もとがもととはいえひでえ顔写真だ)、
バイクでひとっ走り試験場にいって手続きしてきた。
途中にはネズミ捕りの名所がたくさん。
やっぱり、かけていたな。旅先でも気をつけよう。
今回は早起き仕事のほかロングドライブも予定している。
マップクエストの予想では往復9時間とか。
もう若くないし、途中でめげるかも…。

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2005/08/03

T-2ブルーインパルスの卵

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1981年、入間基地での86ブルー引退式に登場した
T-2前期型×6機フォーメーション。
まだブルーインパルスじゃないしスモークもなかったが、
いよいよなんだなあと実感した。

当時、僕は少しずつ仕事を受けるようになっていた大学生で
我流の写真撮影でもいろいろと試行錯誤を重ねていた。
でも、このときはオロカにもクロスフィルターなんかを使って失敗。
画面全体が鈍くざらざらになってしまった。もったいない。
これに限らず特殊効果を狙うフィルターにはロクなものがない。
そんなあたりまえの結論が出るまでにずいぶん浪費してしまった。
遊ぶならばきっちり撮ってフォトショップなどの画像処理ソフトで。
いまなら常識だが、アナログ時代はそうでもなかったのだ。

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2005/08/02

5時の鐘

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正午のドンではないけれど、いまでも夕方の定時になると
全国各地のスピーカーからチャイムが放送される。
うちのあたりでは5時。「うるせえっ」という人もいるだろうが
時計のないガキどもはこれを聞いてそそくさと家路につく。
都内では小さな公園にも時計が置かれていることが多いが、
遊びに夢中になっていると時間のことなんか忘れてしまう。
それで大音量でチャイムを鳴らす…と、僕も理解していた。
でも、主たる目的は違うらしい。

こうしたお役所のスピーカーは災害時の連絡用をかねている。
だがイザ災害が起こったときに「故障してた」では仕方ない。
そこで普段から試験がてらチャイムを鳴らし
ちゃんと音が出ることを確認しているというわけだ。

…というのは社会科見学に行った小僧からの受け売り。
多重システムを備えた旅客機の運航を思い出した。
旅客機もA系統、B系統どちらかを主、従と固定するのではなく、
往きがA系統ならば帰りはB系統などと切り換えて飛んでいる。
こうして普段から両方を使うことにより、
イザというときに予備まで故障、という心配が少なくなるわけだ。

***********************

ちなみに先日滞在した沖縄の恩納村では6時の鐘だった。
日中は日差しが強すぎるから、1時間の時差をつけたかな。
酷暑という意味では、都心部の方が厳しいのだが。
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かと思えば東京でも4時に鐘が鳴ったところがあった。
それから全然ならしていないらしいところも。
僕が聞きそびれているだけかもしれないが、
高級住宅地だからクレームが多いのかもしれない。
「壊れても、わからないかもしれないのにねえ」
と正論を吐く小僧。
父親は「壊れていたら面白い」と、口には出さずに。
不謹慎だが、備えを怠れば相応の報いはあって当然。

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2005/08/01

青の1号(コーバック号)3種

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中年世代の憧れメカ、青6の最強潜水艦コーバック。
さすがに「世界の艦船」の完成品(手前2隻)はカッチョいいし、
解説書にある初代と2代目のコジツケ?も立派。
が、僕が小さい頃に遊んだのはイマイのプラモデル(定価50円)。
ミニ・サブマリンと改名して1969年に再販されたものは
いまでもときどきヤフオクで手に入る。
浴玩でハズレ出しまくること考えればたいして高くもない。
ただしキットをそのまま作るとかなりカッチョ悪いので、
ちょっと手を入れて昔なつかしいコーバックを再現しよう。

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1.ゴム動力推進は断念する。
2.艦底の突き出し(オモリ入れ)を削りとる。
…ただし風呂に浮かべるためにオモリは艦底内側に接着。
3.側面の潜舵はつけない。
…ただし取付部の穴が残ってしまう。パテ埋めも面倒なので
接着剤をたっぷりつけた潜舵で穴を埋め、乾いたら削りとる。
それでも残る小穴には瞬間接着剤を流し込んでしまおう。
4.艦橋上部の「帽子」前方の突き出しを少し削りとってやる。

暇ならもう少し地道に各部を埋めたり削ったりすればいいが、
僕にはそこまでの甲斐性はない。ただし適当に色は塗って
1/144のジェット戦闘機の国籍デカールもつけてやった。
風呂でデカールがはがれないよう仕上げにクリアをスプレー。
撮影用の飾り台は東宝マシンクロニクルの海底軍艦から借用。

うーむ、チープな60年代メカ。カッチョいいぞ。

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