非ベーシックT
飛行機の計器の基本配置をベーシックTという。
姿勢を示す計器を中心に左側に速度、
右側に高度や垂直速度(上昇・降下率)、
下に位置を示す航法計器などを配し
必要な情報をわかりやすく見られるようにしている。
CRTやLCDを使ったグラスコクピット機を含めて
最近の飛行機はたいていこの配置に準じている。
が、昔の飛行機は驚くほどバラバラだった。
写真は長野県の聖高原に展示されているC-46。
これは大変だ。いちいち計器さがしちゃうよ。
常識と思っていたベーシックTのありがたみを再認識。
これに対して自動車のなかには、
いまだに目線を無視したような計器配置のものがある。
「ま、クルマなんか計器見る必要ないもんな」
と思いつつ、デザイナーの良識を疑ってしまう。
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