男だったか女だったかを証明する書類
郵便局の簡易保険、最近は満期の受け取りのために、
「効力発生日の性別および生年月日の証明書」
が必要なのだそうだ。なんだよ、それ。
運転免許証にも男だ女だとは書いてないぜ。
男と女とでは掛け金が違うから、性別を問うのはわかる。
だけど、そんなもんは加入時に調べるはずだ(ナニを?)。
現に保険証書には性別が明記されているではないか。
そのあと性転換した人への対策と思うが、
満期時に性別が違う場合だけ証明するんじゃダメなのか。
加入時に自分が男であることを証明するのは簡単(赤面)だし
満期時に自分が男であることを証明するのも簡単(…)だ。
しかし満期時に昔の性別を証明できる書類といわれてもな。
いかにも想像力の欠如した馬鹿官僚が考えそうなことだ。
そんなんで民営化できるのか(あ、したくないんだっけ)。
現場の郵便局だって混乱してるみたいだゼ。
わざわざ親切に用意してくれた手書きの資料には、
「加入時の性別を確認できる資料」なんて書いてある。
でも「加入時」のじゃダメなんだろ、中央の官僚さま?
ところで、僕が10年前、15年前から男だったって、
どうやって証明すればいいんだ。
昔のガールフレンドに頼んで書いてもらうのか?
で、「女の腐ったようなやつです」とか書かれたりしてさ。
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参考までに書いておくと、
昔の性別を証明するのは古いパスポートでもいいらしい。
他にもいろいろあるけど、余計な情報を見せることもない。
パスポートには住所やら漢字の名前すらないからな。
しかもとっくに期限切れのやつを見せる。
…そんなんで証明書になるっていうのもすごいが、
そんなのに頼らざるをえないほどおマヌケな話ということだ。
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