ドペルデュサン・レーサー
1913年に初めて時速200キロの壁を破った
フランスのドペルデュサン・レーサー。
滑らかな木製モノコック構造の機体はとても美しいが、
主翼前の機首の突き出しがきわめて少ない。
普通ならばバランスがとれるのかと心配するところだが、
不思議と見た目には違和感がないから平気なのだろう。
フランス機のデザインには、こんなきわどいものが多い。
それを破綻しないでまとめあげることができるのは、
理屈ではなく、センスの違いなのだろう。
…、好き嫌いは分かれると思うけど。
| 固定リンク