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2005/02/22

いまさら年賀状の話

今年は喪中のため年賀状を書かなかった。
だからあまりえらそうなこともいえないが、
これを虚礼としてやめてしまう人もいる。
もちろんやめて困るものではない。
ただそんな人は、虚礼としての年賀状のやりとりしか
してこなかったのかなと思うと、ちょっと哀れだけど。

いつもぎりぎりまで書きそびれてバタバタするが、
僕は年賀状を書くのが嫌いではない。
年賀状を書きながら相手のことを想う。
顔を忘れちゃった人、もともと知らない人すらいるけど、
用もないのに、いやほとんど用のない人だからこそ
年に一度くらいその人を想う機会があってもいい。
だから宛て名も1枚1枚手書きする。
月並みかもしれないが、ひとこともそえる。

「虚礼だ」という人にも年賀状は書く。
返事はこなくとも挨拶しておきたいという人はいる。
ただ僕の年賀状も虚礼と決めつけられるかと思うと、
だんだん楽しくはなくなってくるけど。
その人はその人で、そんなつまらない気持ちで
書かれた年賀状ばかりもらうものだから、
ますます虚礼だと確信するようになるんだろう。

虚礼という人には、虚礼が集まるということか。

misawaf201
三沢空港前の郵便ポスト。
XF-2Aが乗っている。
運がよければ、
近くで作者に会うこともできる。

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