上野の零戦
グランドオープンした国立科学博物館の新館に
零戦21型(改)が戻ってきた。
最近は国内で見られる零戦も増えたから、
1機くらいはカウリングを外した展示もいい…
と思っていたのだとしたら、がっかりだ。
他に国内常設展示のアゴつきはないんだが。
あとは改造複座がわかりにくいのも残念。
零戦の前には、日本で最初に飛んだ
ハンス・グラーデ単葉機とアンリ・ファルマン複葉機のペラ。
移転の決まっている秋葉原の交通博物館から
アンリ・ファルマン機を引き取って一緒に展示してほしい。
上野では、スペース的にも無理だろうけど。
しかし国立科学博物館、せっかく改装したのはいいが
なんだか全体にダッさくないですか。
でき損ないの遊園地かオバケ屋敷みたいに中途半端。
全体に照明も暗すぎてディテールや色がよくわからない。
ホームページもいかにも不親切だし。
もちろん、こんなものでもないよりはマシだが、
「さすがに理科軽視のお国柄」と思ってしまう。
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