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2004/12/26

航空会社の自転車、捨てた

1年ほど前に1万マイルでもらった
某航空会社のロゴ入り自転車、
ロクに乗りもしないで、捨てた。

マニア受けしそうなロゴ入りの折り畳み自転車。
注目度抜群のせいか、
届いて数日後にはシート部分を切り裂かれた。
ひでえことするヤツがいるもんだ。
それでも大事に乗ろうとは思っていた。
僕は自転車の整備と修理にはマメなのだ。
街で錆びたチェーンや異音のする自転車を見るたびに
「ちょっと油をさしてやればいいのに」と心が痛むほどだ。
ところがこのロゴ入り自転車はハンパではなかった。
1ヶ月ほどで全体にうっすらと錆が浮かび、
ペダルを踏む感触にも釈然としないものがあった。
どうやらとんでもなく安い造りらしい。
あまりにもひどすぎて身の危険を感じるほどだ。
もちろん乗っても全然楽しくない。
しばらく有料駐輪場で寝かせていたが、
ついに愛想が尽きて粗大ゴミに申込んだ。
誰かにタダであげることも考えたが、
ケガでもされたら寝ざめが悪い。

たかが1万マイルで交換できるのだから、
高価な自転車を期待したわけではない。
しかし安全をうたう航空会社が自社ロゴをつけるには
あまりにもお粗末な品だった。

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