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2004/12/31

大掃除

こぼした仕事がたまっているので大掃除はしない。
だが書斎に今より大きな木の机をいただけることになり、
そのスペースを確保するためにバラの紙資料をスキャン中。

zero52a
95年に来日した当時の零戦52型。
飛行許可を得るための申請資料もまるごと残っている。
そんなこんなでためこんでいるバラの紙資料が
厚さにすると数メートルぶんある。
「全部、必要なの?」といわれるが、わからん。

明らかに不要な資料はとっくの昔に処分済だが、
いまある資料は使うかもしれないし、使わないかもしれない。
最近のトレンドは「迷ったら捨てる!」だが、
それは尻を叩かなければ捨てられない人のための冗談だ。

「必要なら書店、図書館、webを利用する」というのも迷信。
資料になるような書籍はすぐに絶版となって書店から消え、
もちろん近所の図書館に期待できるものではない。
遠くの図書館にあったとして、それをどうできるというのか。
欲しい情報がwebにある保証もまったくない。
だけど、それはこの紙の山に埋もれているかもしれないのだ。

時間は途方もなくかかるが、
紙ゴミをいちいちシュレッダーにかける人もいる。
代わりにスキャナーにかけると思えば手間は似たようなもの。
まあ、のんびりやるさ。

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2004/12/30

古墳だらけ

kofun01.jpg

地方都市がどんどん画一化、没個性化するなかで
最後に残るのは歴史しかない。
中学時代の友だちのセリフだ。

関西国際空港からの帰り道に見える(かもしれない)
大小の前方後円墳などの古墳群。
関西地方の歴史の重さを感じさせる。

ちょっと似てるけど、ずっと大きいのが長野にもあった。
suwako01.jpg

おっと、これは古墳ではなくて諏訪湖でしたか。

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2004/12/29

DC-3

dc3a.jpg

トントン…、

なんだよ、入っているよ。

旅客機のコクピットのドアを、
トイレと間違って開けようとする人は珍しくないらしい。
鍵がかかっているから開きはしないけど。

もし開いてしまって、しかも本当にトイレだったら、
ちょっと怖い。

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2004/12/28

核兵器はなぜいけないのか

hiroshima01

昔から広島は何度も訪ねているのだが、
平和記念資料館を訪ねたのは去年がはじめて。
あまり期待していなかったのだが、
予想通りというか、残念ながら期待はずれだった。

いうまでもなく戦争はいいことじゃない。
核兵器は絶対に使わない方がいい。
だけど平和記念資料館の展示は、
核兵器のヤバさについての突っ込みが弱い。
焼け溶けた遺品で悲惨さを強調するだけでは、
通常兵器に対する核兵器のヤバさは伝わらない。
その破壊力の大きさを誇示するだけでは、
核兵器を使ってみたい人を喜ばせるだけだろう。

たとえばサイゴンの戦争犯罪博物館に行くと、
化学兵器(枯葉剤を含む)はヤバイぜと、
問答無用で納得できる。しばらくうなされる。
だけど広島の展示は、お上品すぎるのだ

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2004/12/27

特攻練習機

ohka01

ワシントンのネイビーヤードに展示されている
体当たり特攻機「桜花」の練習型。
機首の下に着陸用のソリがついている。

着陸を考えない「本番用」には、もちろんソリはない。

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2004/12/26

航空会社の自転車、捨てた

1年ほど前に1万マイルでもらった
某航空会社のロゴ入り自転車、
ロクに乗りもしないで、捨てた。

マニア受けしそうなロゴ入りの折り畳み自転車。
注目度抜群のせいか、
届いて数日後にはシート部分を切り裂かれた。
ひでえことするヤツがいるもんだ。
それでも大事に乗ろうとは思っていた。
僕は自転車の整備と修理にはマメなのだ。
街で錆びたチェーンや異音のする自転車を見るたびに
「ちょっと油をさしてやればいいのに」と心が痛むほどだ。
ところがこのロゴ入り自転車はハンパではなかった。
1ヶ月ほどで全体にうっすらと錆が浮かび、
ペダルを踏む感触にも釈然としないものがあった。
どうやらとんでもなく安い造りらしい。
あまりにもひどすぎて身の危険を感じるほどだ。
もちろん乗っても全然楽しくない。
しばらく有料駐輪場で寝かせていたが、
ついに愛想が尽きて粗大ゴミに申込んだ。
誰かにタダであげることも考えたが、
ケガでもされたら寝ざめが悪い。

たかが1万マイルで交換できるのだから、
高価な自転車を期待したわけではない。
しかし安全をうたう航空会社が自社ロゴをつけるには
あまりにもお粗末な品だった。

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2004/12/25

ドライアイス入道

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いただきもののアイスクリームケーキには、
お約束のドライアイスが。
けっこう遊ばせていただきました。

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2004/12/24

サンタの化石

santa01
人類誕生以前の、サンタの化石。

tonakai01
その近くで見つかった赤鼻のトナカイの化石。

小学校1年のクラスでは、
「サンタはいない。代わりに親がプレゼントを買ってくれる」
と発言した子供が、皆から同情されたそうだ。
「××ちゃん、いい子にしていなかったから
サンタさんが来てくれなかったんだね。
それで、かわいそうだから親が買ってくれたんだね」
保護者会で、担任が笑いながら話してくれた。

だが2年生になると、「サンタはいない」派が過半数となる。
小僧の友だちの○○も「いないよ」とえらそうな顔でいう。
かわいげのないガキだ。少しいじめてやるか。
「そうか、○○もついにサンタを信じなくなったのか。
でも、信じなくなったときから、サンタはこなくなるんだぜ。
僕が子供のときも…、そうだったな」
そう聞いたときの露骨な狼狽ぶり。
親がくれるならサンタが来なくてもいいじゃんと思うのだが、
そう割り切れないのが子供だ。で、さらに追い打ちをかける。
「○○も、信じてないならサンタはもう来ないな」
「そんなことないよ、信じてるよ」

後日、学童クラブに顔を出すとそのガキが走ってきた。
「ねえ、信じなくなったときからサンタはこないんでしょ?」
「そうだ。○○は信じてないんだろ」
「信じてるよ」といいながら友だちのもとに走っていき、
「ほらな!」。
そこに集まったガキどもの、深刻そうな顔。
おっ、意外なところで波紋を広げているようだな。ふふふん。

ちなみにうちの小僧、まだサンタを信じている、らしい。
それも子供なりにロジカルに考えた結果としてだ。
「親が子供の欲しいものを聞いて買ってくれるというなら、
まだしゃべれないころにも欲しいものをくれたのは変だ」
そんな昔のクリスマスの記憶があるのか、
と突っ込みたくもなるが、いちおう筋は通っている。
さらに立派なのは、この考えを検証するために、
今年は欲しいものをいわないように頑張っていることだ。
それでも欲しいものがプレゼントされたら、
「サンタクロース=親」説の強力な反証になるだろう。
これを論理的に打破できるガキが何人いる?

…まあ、いわなくても欲しいものバレバレなんだが。

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2004/12/23

メデューサの首

paris04

パリ、ペリフェリックの渋滞情報。
ハマると石になったように動かない。

渋滞時のパリの運転マナーはかなり悪いが、
冷却ファンの故障したレンタカーで渋滞にハマり
オーバーヒートしそうになったときには、
さながらモーゼの前で海が割れるかのごとく
最寄りの出口までの退避路が開けた。

ボンネットから白煙を吹いていたせいもあるが、
まだパリも捨てたもんじゃないなと思った。

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2004/12/22

スーパーウイングスの風船割り

sprwgs01.jpg

航空ショーで人気のスーパーウイングス。
熊本ベースのNPO、アマチュア飛行チームだ。
得意課目はプロペラでの風船割り。
割れた瞬間はこんな感じ。
プロペラは銀色だから赤く見えるのは風船の残骸。
思った以上によくのびている。

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2004/12/21

短足民族の冬至

ashinaga01.jpg

2004年の冬至は今日、
12月21日だそうだ。
こんな写真を撮りたくなるところが、
短足民族のコンプレックスか。

1年で冬至までの季節が一番きらいだ。
気温はまださらに下がるだろうが、
明日からは昼間の時間は着実に伸びる。
そう思っただけで心が軽くなる。

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2004/12/20

想像力を刺激するショーウインドウ

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古都ウィーンとしては悪趣味なディスプレイ。
よく見たらセックス・ショップだった。
なるほど、
そう思って眺めれば色々と想像力が刺激される、
…か?

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2004/12/19

鳥と飛行機

birdstrike01a

鳥は飛行場が好きだ。
広くて人があまり入ってこないからだろう。
だが飛行機はあまり鳥が好きではない。
離着陸のときに、よくぶつかるからだ。
僕も操縦訓練中に1羽、殺したことがある。
ぶつかる瞬間は見えなかったが、
ドンという鈍い音がした。
すぐに着陸して機体をチェックしたが、異常なし。
それから2~3日して、別のパイロットが、
「誰かバードストライク、やったな」と。
前脚の付け根の中に、死骸が詰まっていたそうだ。
なーにが「異常なし」だか。もっとよく調べるべきだった。

R4Da

それでも鳥は飛行機が好きだ。
屋外に置かれた飛行機の中によく巣を作る。
写真は鹿屋航空基地資料館のR4D-6。
台風で飛ばされたラダーの中をのぞいたら、
やはり鳥の巣の残骸があった。
飛ばされたとき、巣には鳥がいたのだろうか。

もちろん現役の飛行機も油断できない。
知人は鳥の進入を防ぐために
舵の軸穴にぼろ布を詰め込んでいたが、
飛行前点検で見落としてそのまま飛んでいた。
ぼろ布がひっかかって舵が動かなくなったら
けっこうヤバいことになっていたはずだ。

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2004/12/18

ハワイ

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はじめてのハワイは、日本への帰国途中に1泊。
長い一人旅の終わりで息抜きのつもりだったが、
もはやホテルに泊まる金も残っておらず、
空港のベンチでうたた寝をしながら夜を明かした。
30年近くも昔、まだ十代だった頃の話だが。

beach01_1_1

こーいうのって、堕落?

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2004/12/17

ライト兄弟に挑戦

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ライト兄弟のフライヤー号の精密なレプリカ。
昨年の年末年始、浜離宮の朝日ホールに展示された。
昨年は初飛行からちょうど100年目だったのだ。

製作したのは西日本航空協会の前田建さんら。
目標よりは遅れてしまったが、
今日、すなわち101年目の12月17日、
熊本で初飛行に挑むことになっている。
ぜひ見にいきたかったのだが、残念。

wright02.jpg
こちらは同じときに一般に公開されていた
フライヤー号のフライトシミュレーター。
東京大学の鈴木真二先生らが作った。

ライト機の操縦方法は現在の飛行機とは異なっており
操縦桿でピッチ、腰の左右でロールとヨーを制御する。
機体固有の安定性もないため、
操縦は非常にむずかしかったといわれている。
もちろん僕も操縦体験の行列に並んだ。
目標飛行時間は12秒。
ライト兄弟の、いちばん最初の飛行の時間である。

で、結果。
wright01.jpg

…ちょっと自慢。

(写真でシミュレーターに乗っているのは僕じゃないです)

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2004/12/16

トンビのいる空

tombi01.jpg
宮崎、青島のトンビ。

うちのあたりで見かけるのはカラスと、
せいぜいハト、スズメくらいだ。
ちょっとつまらない。

まあスズメはかわいいけど。

SUZUME01.jpg
東京、天王洲アイルのスズメ。

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2004/12/15

ピカピカのマルヨンG

f104g04b

ネガのひどさから心配になってスライドを引っ張りだしてみたら
KMは無事だった。1977年9月頃、ルークAFBで撮影。
当時ルークの主役はF-15Aマルヨンはロートルだったが、
1機だけ鏡面に磨き上げられているのがいて、しびれた。
白いヘルメットに赤いバイザーカバーもイカしている。
西ドイツ(死語?)空軍のパイロット訓練を行っていたG型だが、
ベアメタのマルヨンにUSAFの文字と星マークはよく似合った。

翼下はダートターゲットの曳航装置。

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2004/12/14

泳ぐにはまだ早い

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寒さはこれからだが、
そろそろ暖かなところが恋しい。

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2004/12/13

上野の零戦

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グランドオープンした国立科学博物館の新館に
零戦21型(改)が戻ってきた。
最近は国内で見られる零戦も増えたから、
1機くらいはカウリングを外した展示もいい…
と思っていたのだとしたら、がっかりだ。
他に国内常設展示のアゴつきはないんだが。
あとは改造複座がわかりにくいのも残念。

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零戦の前には、日本で最初に飛んだ
ハンス・グラーデ単葉機とアンリ・ファルマン複葉機のペラ。
移転の決まっている秋葉原の交通博物館から
アンリ・ファルマン機を引き取って一緒に展示してほしい。
上野では、スペース的にも無理だろうけど。

しかし国立科学博物館、せっかく改装したのはいいが
なんだか全体にダッさくないですか。
でき損ないの遊園地かオバケ屋敷みたいに中途半端。
全体に照明も暗すぎてディテールや色がよくわからない。
ホームページもいかにも不親切だし。
もちろん、こんなものでもないよりはマシだが、
「さすがに理科軽視のお国柄」と思ってしまう。

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2004/12/12

秋色のクリスマスリース

wreath01.jpg

サツマイモのツルを巻いて乾燥させたベースに、
紅葉した落ち葉や松ぼっくりをあしらっている。
名のある作家の作品、というわけじゃないが、
けっこう高かった。

小僧の1年生のときの工作。
サツマイモのツルは学校で育てたもの。
落ち葉は蚕糸の森公園と紅葉山公園で拾った。
ドングリは新宿御苑の植え込みの中だ。
ここまでは安上がりにできたが、
松ぼっくりは飛行機に乗って三沢でまで飛び、
レンタカーで淋代海岸まで足を伸ばして拾ってきた。
仕事のついでとはいえ、小僧の航空運賃がそこそこ。

1931年にクライド・パングボーンとヒュー・ハーンドンが
ミス・ビードル号という小さな飛行機に乗って、
世界初の太平洋無着陸横断飛行に出発した場所。
このあたりの松ぼっくりは、とりわけ見事なのだ。

sabishiro01.jpg

もちろんリースの仕上げには、
楽しかった思い出をたくさん散りばめた。

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2004/12/11

F-104

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百里、タンクつき。

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ルーク、サイドワインダーつき。

f104g02.jpg
ルーク、タンクと爆弾つき。

いずれも70年代後半の撮影。
やっぱマルヨンは、好きだな。

が、カラーネガはいうまでもなく、
モノクロネガも劣化が相当進んでいて焦る。

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2004/12/10

夜の紅葉

kouyou01.jpg

なんで夜桜見物はあっても、
夜紅葉狩りというのはないんだろう。

…ひょっとしたら、あるのか?

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2004/12/09

ツェッペリン飛行船のナセル

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ツェッペリンLZ113飛行船(1917年)のナセル内部。
飛行機でナセルといえばエンジンを収めた部分のこと。
しかし、ここには窓もあれば舵輪もある。
それでも主役は人間ではなく2基のマイバッハ・エンジン。
だからキャビンやゴンドラではなくナセルという。

そんな風に勝手に解釈していたのだが、
飛行船では人間が乗る部分もナセルというのが普通らしい。
人間が乗ることを前提としている割には
居心地が悪そうだけど。

パリのル・ブールジェ航空宇宙博物館にある。

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2004/12/08

みやげ物にろくなものなし

hotel01.jpg

子供にはみやげが不可欠だ。
だがみやげ物にはロクなものがない。
出張の多い人に共通の悩みではなかろうか。

くだらないみやげ物にはサッサと見切りをつけてしまおう。
かわりに、手頃なものをあらかじめストックしておくといい。
それを現地で買ったような顔をして一つずつ与えるのだ。

だから我が家には、
「ペキンで買った仮面ライダー変身ベルト」だの、
「ウィーンで買ったプラレール」だのというふれこみの、
素性の怪しげなオモチャがたくさんあった。
しかもすべて近所のオモチャ屋の包装紙だったりして。

もちろん、ちゃんと現地で買ってくることもある。
たとえば日本未発売の遊戯王デュエルディスク。
個人輸入をすると送料と手数料がベラボオにつく。
アメリカ出張のついでにトイザらスに寄り道した。
航空博物館や科学博物館をのぞく暇があれば、
ミュージアムショップにも掘出物が多い。

そういえば遊戯王、ちゃんとTVでもやってたな。
闇遊戯の声が、妙にジジ臭かったけど。
yugioh01.jpg

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2004/12/07

CDGターミナル2E

cdg2e01.jpg

パリのシャルル・ドゴール空港ターミナル2E。
このあと777の隣に着いた。
ターミナル2Fと比べると、ちょっと味気ない。
だから、あまりウロウロしなかった。
でも、しばらくしたら崩れちゃった。

…命びろい。

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2004/12/06

旅客機の格納庫

hanger01.jpg

昨日はすごい風だった。
高さ42メートルの壁を見上げると
遠くの空が青かった。

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2004/12/05

沖縄航空のアイランダー

okinawa02.jpg

1976年4月に多良間空港で離陸に失敗、中破した
沖縄航空のBN-2Aアイランダー(JA5175)。
幸い、満席の乗員乗客は全員無事だった。

これは就航を前に調布飛行場で整備中の写真。
完成したところは、ついに撮れなかった。

ところで肝心の「沖縄航空」ってどんな会社だったのだろう。

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2004/12/04

金食い虫の電動アシスト自転車

これほど金のかかる乗り物だとは思わなかった。

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いまの住まいに引っ越したとき、小僧はまだ1歳半。
すぐには保育園の転園がままならなかったため、
しばらく遠距離通園をすることになった。
せいぜい4キロ足らずだが、混雑する新宿を抜ける。
さて、どう通うか。

1歳半の子連れでラッシュ時の電車は厳しい。
車は渋滞するし、送ったあとの始末にも困る。
バイクは、まだちょっと無謀だろう。
とすると、やはり自転車か。

下見をして、効率よく行けそうな裏道を開拓した。
けっこうアップダウンがあるが、タイミングよく
ママチャリ型の電動アシスト自転車が発売された。
即座に発注。
予備電池、バックミラーなどを加えて約15万円。
原付スクーターよりも高いのかと驚いたが、
維持費はかからない…はずだった。誤算だったのだが。

いちばん金がかかるのがバッテリーだ。
毎日のように使っていると2年ともたない。1本2万~3万円。
電池1本が並の自転車よりも高い。すでに4本を追加購入。
また充電器も故障して、一度買い換えた。1万2千円。
タイヤの減りも早い。もともとの車重が30キロ以上。これに
僕と小僧の体重を加えると100キロを越えるせいだが、
何度も交換した。

さらに困ってしまったのは故障時。
購入した店も含めて普通の自転車屋ではお手上げ。
バイク屋でもラチがあかない。結局、修理工場にだしたが、
自転車屋の見当外れの修理に相当の無駄金を取られた。

そんなこんなで維持費には毎年数万円を費やしている。
馬鹿ばかしいのでサッサと処分したろかという気持ちと、
金をかけたのだから乗らなければというスケベ根性とで、
どっぷりと電チャリ地獄にはまりこんでいる。

ただし、とても素敵な乗り物であることは確かだ。
小僧を前に乗せ、風を受けてどこまでも走る。
そんな幸せは、お金には代えがたい。
前カゴは大容量なうえに耐荷重15キロを誇るため、
子供が成長しても最強の買い物カゴとして威力を発揮。
ここにダイコンだのニンジンだのを山積みにして、
上り坂でスポーツタイプの自転車を鼻唄で追い抜く快感。
…次に大修理が必要になったら悩むだろうが。

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2004/12/03

冬季限定その3 防氷作業

deice01.jpg

フランクフルト国際空港。
翼の上に積もった雪を不凍液を吹きかけて溶かし、
同時にさらなる積雪、着氷、凍結を予防する。
やっぱ冬季限定でしょ。

作業のぶんだけ出発が遅れるのは必至だが、
滑走路が閉鎖されていないだけマシと考える。
それにちゃんとしないと墜落の危険がある。
念のため離陸時にはシートベルトはきつめに、
緊急脱出に備えて心の準備をしておこう。

……マジで。
いろいろと原因はあったものの、除雪作業をしてなお
離陸直後に墜落してしまった旅客機の例もある。
(1982年1月 ワシントンDC、エアフロリダのB737)

ちなみに作業後。これでは写真が撮れん。
deice02.jpg

さらにパリCDGの薬剤。まるで外が見えん。
deice03.jpg

そんで、成田も、やっぱ雪かい。
nrtsnow01.jpg

滑走路、開いててよかった。
シートベルトは?

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2004/12/02

蛇口のハンドルがない家

jyaguchi01.jpg

たぶん今の新築では常識なのだろうが、
我が家には蛇口にハンドルがひとつもない。
すべてレバー式だ。

転居当時、心配したのは1歳だった小僧の教育。
これではハンドル式蛇口の使い方を覚えられない。
もちろん杞憂だったけど。

公園にも、保育園にもハンドル式蛇口はある。
こんなものはすぐに覚えてしまう。

一方で覚えるチャンスがなかったのは和式トイレのウンチ。
古い食堂で初めて遭遇し、即席で講習した。
こうしてまたひとつ、
日本の伝統文化が継承されたわけだ。

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2004/12/01

羽田空港いつの間に

hndt1a.jpg
11月2日には、もう「ターミナル1」の表示がついていた。
つまり11月中は、ANA機がただの羽田ターミナルではなく
「ターミナル1」についている写真が撮れたわけだ。
もちろん12月1日からは「ターミナル2」につくようになる。
歴史の狭間写真、撮った人いるかな。

僕は撮ってないです。自慢じゃないけど。

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