欠陥の簡単メシ
■用意するもの
1.そうめん
2.レトルトカレー
■作り方
1.鍋に水とレトルトカレーを入れて火にかける。
2.沸騰したらカレーを取り出し、同じ湯でそうめんをゆでる。
3.ゆであがったそうめんにカレーを混ぜてできあがり。
■開発者のコメント
「レトルトカレーを水のうちから入れておくのがミソ。沸騰する頃には中まで温まっており、時間とガス代を節約できる。しかもカレーを温めるために沸かした湯でそのままそうめんをゆでるから、こちらも無駄がない。レトルトパックの塗料や金属成分などが溶け出していそうで気持ちが悪いが、一度やってしまえば平気になる。うどんと比べて、そうめんならゆでる時間が短くてすむのも魅力だ。簡単にカレーが食べたいときに非常に便利。強いて欠点をあげるとしたら、
あまり美味くないことだ」
■某T君のコメント
「無理してそうめんにしなくても、サトーのごはんとかでいいじゃないですか」
■評
開発者はレトルトカレーを水のうちから鍋に入れておく、あえてカレーとのマッチングがイマイチのそうめんを使うなどのメリットに自己満足し、「簡単に、うまいカレーを食うには」という本来の目的を見失ってしまった。開発者が陥りやすい失敗の、ひとつの典型である。ただし総合的には失敗でも、個々の工夫すべてが否定されるべきではないと思う(ッて、自己弁護か)。
| 固定リンク