2017/07/28

トリミングがデフォルト

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僕がカメラの視野率100%にこだわらず
トリミングは悪だなどと考えることもないのは、
フィルム世代の人間だからかもしれない。
安い機械焼きのカラープリントを依頼すると、
問答無用で周辺部がカットされてしまったから、
視野率100%ぎりぎりで撮っても意味がなかった。
Intl_as_1979_001
モノクロネガから自分でプリントするときにも、
トリミングはきわめて普通の手順だった。
そもそもフィルムと印画紙の縦横比が違うのだから、
イヤでもトリミングせざるをえないのだ。
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ポジは管理のしやすいマウントを基本にしたが、
これも周辺がマウントで隠されて事実上のトリミング。
もちろん必要に応じてマウントを外せばいいのだが
マウントで見てちょうどいい写真の方が面倒がなかった。
V107_077_1
今のスキャナーでも取り込み範囲は原版より小さい。
マウントで見える範囲よりもさらに小さいのだ。
いちいち調整してすべて取り込むこともできるけど、
面倒なのでたいていはそのままスキャンしている。
F15_097_1_1
デジタルになっても、写真を雑誌などに掲載するときには
レイアウトに応じて写真はトリミングされる。
つまり写真というのはノートリで使われることの方が少ない。
だからトリミングに神経質にめくじらを立てる人を見ると
「まあ勝手にこだわってください」と思うと共に、
面倒くさそうだからあんまり近づきたくないなとも思う。

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2017/06/20

人間なら「若いねー」と笑う写真

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毎度おなじみのF-15Jの機動飛行だが
「ずいぶん古い写真だなー」とわかる人もいるだろう。
30年くらい前に撮ったやつだから、
垂直尾翼内側にも部隊マークがついているし、
ノズルにもアイリス板がついている。

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2017/05/28

輸送機の動態保存

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航空自衛隊のYS-11P、今日で退役だそうだ。
写真は昔、入間で撮影したものだが、美保航空祭がラスト。
有終の美を飾る展示飛行を行うのは52-1152号機らしい。
初飛行は1965年だから、今年で52歳の飛行機だ。
77歳のDC-3が世界一周飛行をするのもすごいが、
52年間ずっと現役の軍用機だったというのもすごい。
戦闘機を46年も使うよりは何とかなりそうだが。
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52-1152号機のコクピット。

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2017/02/21

ただのローパスだったのかな 

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<P-2Jの観測席に人がいる写真はあまり撮ってない>
離着陸時には座らないと聞いたような気がするが。
P2j_175_1_1
鹿屋の機首展示。矢印のところが観測席への通路>
一度、ここに座って飛びたかったけど、果たせなかった。

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2017/01/30

局地戦闘機の名前

昔は航空自衛隊の飛行機にも和名がついていた。
F-86Fは旭光F-86Dは月光F-104は栄光だ。
ただしF-4以降はこうした和名はなくなった。
F104j_692_1_1
一方で海上自衛隊の艦には古い戦艦の名前が続々。
ここいらで航空自衛隊も和名を復活するかもと
そういう気配を感じさせたのがATD-X「心神」(X-2)だ。
これをベースにF-3が作られるとしたならば、どうなるか。
戦中の局地戦闘機(要撃戦闘機)の伝統にならうならば、
雷電(らいでん)、紫電(しでん)、震電(しんでん)・・・云々。

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2017/01/11

戦闘機の動態保存

大学浪人中の1977年の初渡米の際には
古い飛行機の残る部隊や空港を積極的に訪ねた。
アリゾナANGのF-100も、この年にA-7に交代している。
就役から23年。十代だった僕は自分より年上の戦闘機が
州空軍とはいえまだ現役でいることに驚いたものだが・・・
F4ej_015_3_1
F-4EJの航空自衛隊への導入から今年で46年になる。
もはや日本では飛行機の動態保存は無理とは言わせない。
ちなみにチノの零戦が初めて日本に里帰り飛行をしたのは
終戦から「たった33年後」のことだった。
今のF-4は、当時の零戦以上に「古い飛行機」ということだ。

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2016/11/19

続・エッチ窓

C46hijiri_nagano
<操縦輪はレトロだが全体に未来っぽいC-46のコクピット>
博物館の展示機なので操縦輪がちぐはぐなのはご愛嬌。
とりわけ足もとまで視界が確保されているのが特徴。
C130kmj_80_1
<C-130やC-17も足もとに窓が設けられている>
戦術輸送機は不整地からの運用も想定しているから
直近の地面が見えた方がいいのかなと思っていたけど
離着陸のときにこんなところ見ないよね。もっと視点は遠い。
不整地運用を考えていないC-2にも窓はあるし。
Ykt04_081_1_1
いまは物資の空中投下や空挺降下のときに
目標地点をよく見るためかなと勝手に想像している。
機会があって、そのとき覚えていたら聞いてみるけど、
これも暫定的に「エッチ窓」と命名しておく。

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2016/09/24

くさいけど見とれた

V107_10_1_1
カレンダーみたいでつまらんと思いつつ、見とれてしまった。
ケチつけたくなるようなくさい色と構図なんだが
このネガは無退色っぽかったので色はいじっていない。
1979年の百里航空祭、背景は筑波山。
ひどい雨が降ったようだが(もちろん覚えていない)
雨が上がったあとで急速に晴れ間が広がったようだ。
寒冷前線でも通過したかな。
Vma211_a4m_001_1_1
同じ日に撮った米海兵隊VMA-211のA-4Mスカイホーク。
機首のあたりにうっすらと虹が見えている。
ただの地上展示なのに、いい感じ。
こうしてみるとネガカラーも捨てたものではないと思うけど、
それもまったく役に立たない教訓のひとつ。

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2016/09/01

気合だけでピントは会わない

気合を入れればいい写真が撮れるわけではないけど
気合を入れないと撮れない写真というのが確かにある。
Komatsu104_001
小松初遠征時の続き。
小さくて着陸速度の速いF-104をヘッドオンで撮るときには
相当に気合を入れたはずだ・・・・覚えてないけど(笑)。
もちろんAFなんかなかった時代だ。
Komatsu104_002
アプローチ170~180ノットは新幹線と同程度か。
そう考えると、鉄道の人には鼻唄だったのかな。
でも飛行機の場合には置きピンは通用しない。
Komatsu104_003
気合だけでピントが合うほど甘くはないけど、
気合を入れないと合わないピントはある。
それはたぶん、AFの時代でも変わらないと思う。

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2016/08/31

プレッシャースーツ

Pressure_suit_104
伊丹初遠征のあとは、なぜか小松に寄っていた。
大学生の頃には「ついで」の範囲なのかな(笑)。
そこで撮影したF-104J、拡大してまた「おおっ」と。
Pressure_suit_105
パイロットが高高度用の気密飛行服を着ている。
F-104では高度4万5千ft以上を飛行する場合に着用した。
理屈はともかく、実際に飛んでいるのは初めて見た、
・・・・ということを37年目にして初めて知った(爆)。

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