今季初見の氷
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羽立峠にある特攻兵器、神龍と回天のレプリカ。
これはリアリティーを云々するものではないだろう。
垂直尾翼が取れてしまっていて、
頑張れば僕でも直せるだろうかと考えたけど、
あえて飛べないままの姿にしておいた方がいいと、
そういうことなのかもしれない。
神龍に関してはほとんど資料がないが、
試験飛行を行った楢林寿一さんの手記が比較的くわしく
(月刊航空情報1980年7、8月号に掲載。
別冊航空情報「日本の航空ミレニアム」にも再掲)、
設計した頓所好勝さんについてを1冊にまとめた
「マイウイング/頓所好勝の夢」(佐野寿人著/集英社)にも
数ページの記述と写真がある。
頓所さんの設計というのは、ちょっと驚いたけれども。
戦後は、美しい固定翼ハンググライダーを作った人だ。
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二宮忠八さんに関しては、故郷の八幡浜のほか、
京都の飛行神社も訪ねたことがある。
香川は何のゆかりだろうと思っていたけど、
軍隊時代にカラスを見て飛行を着想したところらしい。
看板に「世界初飛行原理着想の地」と書いてあって、
今さらタメ息も出ないけれども、やはり恥ずかしい。
「世界初」とか「ライト兄弟よりも早く」なんていうことを、
信じているおめでたい人はWEB上でもいっぱい見られる。
Wikiもあいかわらず無責任な匿名が書いたヨタ話そのまま。
日本を世界の笑い物にする陰謀かとも思ってしまう。
「二宮忠八飛行原理着想の地」ならば変ではなかったのに。
道の駅に「二宮忠八飛行館」が併設されているので
寄ってみたけど、またもや休館日にあたってしまった。
嫌われてしまったのかな(苦笑)。
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晴れた日中に撮ったモーリス・ファルマン水上機の碑。
学生時代に撮った写真は出てきたけど記憶はあいまいで、
検索したって大正浜なんて場所は出てこないし。
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灯台に文字を書いたり看板を掲げたりするのは
法律で禁じられているそうだが、
これは特別に許可を得た唯一の文字つき灯台という。
「阪神淡路大地震の関係かな」と思っていたけど、
もっと昔(1964~65年)の台風の被害に対して、
長浜洸という書道家が安全を祈願して筆を執り、
1967年の開港百年記念事業として掲げたのだという。
「書道家の字だったのか」とか
「安全祈願のやり方も人それぞれだな」とか
「灯台に文字禁止って、何ていう法律?」とか、
よくわからないことだらけなのでいろいろ調べたら、
変わった「デザイン灯台」というがけっこうあって驚いた。
種子島にはH-Ⅱロケットを模した灯台まであって、
「歓迎ふたたび」とか「たねが島」と書いてあった(爆)。
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水上機によるシュナイダー杯レースは
いろいろな国や場所で開催されたのだけど、
イタリアのベネツィアでも2回ほど開催されている。
前に撮った写真だが、緑が空港、赤がベネツィア本島。
内海で波がないから好適だろうと思ったけど、
コースは青矢印の外海側に設定されていたようだ。
正確な離着水場所は知らないけど、
フラップのない高速機の耐波性が高いとも思えない。
しかも三角コースの全長は280~350km。
観客席とかあっても、ほぼ見えなかったろうな。
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今日は日本初の公式飛行が行われた日(1910年)
代々木公園には日本航空発始之地の碑がある。
たしかクチバシが折れていたようなと思っていたけど
モノクロながらそれっぽい写真を発掘した。
1890年9月、大学時代に撮影したもの。
無理に拡大しても破断面はよくわからんけど、
クチバシの上のラインが明らかに違っている。
石を継ぐのではなく、削りなおして整えたみたい。
もし見に行くなら、こっちも忘れずにね。
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