2023/06/17

MIM-23HAWK

初めて実機を見たときに「これか~」と思ったのは、
小学生だか中学生の頃にプラモデルを作ったから。
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ミサイルというよりは、宇宙ロケットに見立てて遊んだ。
NASAの宇宙ロケットよりもSFチックな形だよね。
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実機を見たのも大学時代だったから、
かれこれ40年以上は昔の話。
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たまに海外の博物館で見ると懐かしくなるけど、
実は改良型が自衛隊を含めて各国で現役。

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2022/07/07

サザンクロス

小学生の頃、お父さんの海外赴任で
何年かフィリピンで暮らしていた友人がいた。
まだ大人でも海外旅行が珍しかった時代だ。
僕がきらいだった教師が、授業中にしみじみと
「南十字星とかきれいだろうねえ」と言うのを、
友人はこっそりと「マニラは北半球にあるんだぜ。
南十字星なんか見えないよ。馬鹿だな」と教えてくれた。
「そうなのか」と、ますますその教師がきらいになった。
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北半球でも南十字星が見えると知ったのは、
ずっと後になってからのことだ。
沖縄からでも見えるから、もちろんマニラからでも見える。
ひょっとしたらその教師も、
戦争中に南方で見たことがあったのかもと気づいたのは、
さらにずっと後になってからのことだ。

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2022/02/28

月を回ってきた部分

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アポロ司令船のボイラープレート(訓練用モックアップ)。
ただし、アポロ11号と共に月を回ってきた部分もある。
上部の丸い風船(フローショーションバッグ)のうちの
どれか1つがそうらしい。
これは着水時に引っくり返っても復原させる働きがある。
船体を囲む浮輪(フローテーションカラー)も
実際にアポロ11号で使われたものだけど、
これは着水後に回収班が後づけしたものなので
月を回ってきたものではない。
※NASMのウドバーヘイジー施設に展示。

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2019/06/09

カッコいいというだけ

その後もたまにHDRをいじっているけど、
久しぶりに相性がよかったのがスペースシャトル。
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「おっ、カッコよくなった」と思ったけど、
やはり不自然すぎるかな。
まあ、カッコいいというだけでも楽しいけど。
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ブランの縮小試験機もそこそこ相性がいい。

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2017/02/12

愛が芽生えない

3次元でしげしげと眺められるのが模型のよさだ。
飛行機の模型は、たいてい何らかの発見があって面白い。
その延長でブームのときに買った「はやぶさ」の食玩。
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何年も飾ってきたけど、どうしても面白いと思えない。
宇宙機でもアポロ月着陸船はけっこう面白いと思うから
空気がないだけでなく人が乗らないのも理由かも。

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2016/12/05

いまさら驚かなかった

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<日本初の人工衛星「おおすみ」の予備機>
アポロ11号が月に着陸した半年後の1970年2月、
日本は世界四番目の人工衛星打上国になり、
その2ヶ月半後に中国が続いた。僕は小学生だったが、
「勝った勝ったと喜べるような内容ではなかった」と、
さらに数年後に大学の授業で教授が。
なにしろ中国が打ち上げた人工衛星「東方紅1号」は
日本の「おおすみ」の5倍以上の重さがあった。
打上げロケットの軌道投入能力(ペイロード)は10倍以上。
そのときに「ひえ~」と驚いてしまったから、
いまさらの長征5号では驚かなかった。

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2016/11/18

スペースシャトルの36%風洞模型

いかにもハリボテ感がただようが、風洞模型である。
こんなもの宇宙博にもってきていたのかーと、
やっぱり忘れていたけど感心した。
こんなでっかい模型の入る風洞といえば・・・と調べたら、
やはりNASAのエイムズ研究センターで試験したらしい。
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ちなみにスペースシャトルが初の宇宙飛行に成功するのは
宇宙博の約3年後のこと。、
この時点でこの模型展示はかなりすごいことだけど
大気圏内試験機のエンタープライズはもう進空していたし、
この色がなんとも味気ない。
いまは本物と同じような色でエイムズに展示されているが
やはりハリボテ感はぬぐえない。

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2016/10/07

シン・はじめての桜島

京都に行ったのも忘れていたくらいだから
桜島を見たこともすっかり忘れていた。
前に「はじめて」と自信満々に書いたのは間違いで
その数年前、79年に那覇発のフェリーから見ていた(爆)。
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このあとバスを乗り継いで内之浦まで行って
本当はM-3H-3の打ち上げを見るはずだったのか
しかし例によって打ち上げが伸びたのか、
見られずにスカイメイトで東京に帰っている。
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打ち上げ数日前のセンター内のどこか。
見学に来ている学生のカメラなどまるで眼中になく、
床にラジコン機を転がしっぱなしなのがいい感じ(笑)。

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2015/02/28

スペースシャトルのテールコーン

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最近、スミソニアンに行ってきた人の写真を見て驚いた。
スペースシャトル「ディスカバリー」のエンジンがむきだし。
僕が見たのは2012年4月の搬入直後だったが
そのときはエンジン部はテールコーンでカバーされていた。
ロサンゼルスの「エンデバー」はエンジンむきだしだから
それはそれで変化があっていいなと思っていたのだけど。
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同じ日に空港地区で遠望した「エンタープライズ」は
ニューヨークに向けてフェリーする準備中。
やはりテールコーンをつけているが、いくつもあるんだね。
イントレピッドでは、このままの姿で展示されているようだ。
こちらは滑空試験機でエンジンもダミーだから、
ケツまわりはテールコーンで隠した方がサマになるのだろう。
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といいつつ、スミソニアン時代はテールコーンなしだったけど。

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2014/11/20

垂直着陸実証機カロン

有人宇宙船を開発中のブルーオリジン社が
垂直着陸技術を実証するために製作したカロン試験機。
RRバイパー・ジェットエンジン4基を装備するが、
実際の宇宙船ではロケットエンジンを想定している。
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航技研のフライングテストベッドを思い出したけど
姿勢制御用のジェットノズルを支えるアームがない。
さてどうやって姿勢をコントロールしているのかと思ったら、
解説パネルにエンジン排気を偏向させると書かれていた。
かゆいところに手が届くような解説は素晴らしいけど
もうひとつの疑問までは解消できなかった。

なんで四発なのに、エンジンに「5」って書いてあるんだ?

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