2022/08/31

超音速鳩

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Tu-144の折りたたみ式カナードを見ながら考えた。
「これ三流SF映画なら切り離して飛ばすだろうな」と。
で、フォトショップいじりながら笑ってしまった。
Tu144pigeons_1 
※部分拡大。
ウインドシールドの上に鳩がとまっている。
三流SF映画のつもりが、コメディ映画になってしまう。

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2022/08/15

ゴロッパチ航空

筒井康隆「五郎八航空」の初出は知らないけど、
いまも色々な本に収録されているので読める。
僕は「四次元への飛行」(酣燈社、1977年)で読んだ。
編者の野田昌宏さんはマニアらしく、「悪い癖で、
この機体はと手掛かりをさがすのだが」と書いている。
伊藤伸平さんは漫画版で零式輸送機にしていた。
まあ、たいていはDC-3/零式のイメージだよね。
Dc3_68_1 
でも、客室は片側5席ずつだからもっとずっと小さい。
しかも前輪式らしいので、候補はかなり絞られる。
ならばビーチ18だろと決めつけていたけど、
日ペリ払い下げのダブっていう手もあったか。
Beech18_013_1 
ところで僕は「五郎八」を「ゴロッパチ」と読んでいた。
十代の頃からずっと、何の疑問も抱かずに。
でも、どうやら「ゴロハチ」であるらしい。
朗読の人が、そのように読んでいて、「え~?」と。
ゴロッパチ航空の方が語呂も雰囲気もよくないスか?

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2022/06/18

技術の進歩って

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ダグラスDC-8とボーイング757とエアバスA321は
胴体径も含めて同じような寸法の飛行機だ。
Atl757_069_1 
大きく違うのはエンジンの数と最大離陸重量。
DC-8だけ、他機のほぼ1.5倍も重いけど、
自重にはそこまでの差はない。
国際線用に長い航続距離を必要としたDC-8は
大量の燃料を積んで飛べるように丈夫に作った。
構造が古いから重くなったということではなかろう。
Oita321_514_1 
DC-8に競争力がないのは、やはりエンジン。
燃費、騒音、整備性、あれこれどうしようもない。
それ以外はたいした差は...とか、
あんまり乱暴に言い切るとつまらない。

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2022/05/30

パイロットのこだわり

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アブロRJは、BAe146の近代化モデルだ。
主な違いはグラスコクピットになったことと、
エンジン制御にFADECが装備されたこと。
これは運航する側には大きな進歩だ。
Cityjet_164_1 
ただし、外観はあんまり変わっていない。
少なくとも、僕には見分けがつかない。
エンジンが太くなっているようにも見えないし、
主翼にウイングレットがついたわけでもない。
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もちろんレジをチェックすればわかるし、
古いUA塗装ならばBAe146だろうとか想像つくけど、
僕は撮影中にいちいちレジなんか調べないし、
なじみのない航空会社だとお手上げだ。
Conti_flug_066_1 
面倒なので、基本的には全部BAe146で済ませている。
間違っていてもMD-80をDC-9と呼ぶようなもので、
さほどめくじらを立てられることもないだろうし、
そもそも間違いを指摘できる人もあまりいない(笑)。 
Aa_004_1 
だけどスイス国際航空の訓練センターを訪ねたときに、
シミュレーターを見て「おっ、BAe146だ」と言ったら、
教官に「アブロRJだよ」と訂正されてしまった。
Crossair_990_1 
何を細かいことをおっしゃる、と思ったけど、
パイロットには外観よりコクピットの方が重要だし、
それが大きな識別点なのだから、
黙っているわけにはいかなかったのだろう。

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2022/05/16

元祖シェブロンノズル

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カラベルは初のリアエンジン・ジェット旅客機だ。
胴体後部にはエアステアを備えていた。
DC-9や727は、これを真似した。
開けるならもっとしっかり開けて展示しろよとも思うが、
あえて半開きにしている、のかなあ。
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※部分拡大。
もうひとつ気になるのはRRエイボンのノズル。
花びら型の騒音抑制装置はよく見るけど、
これはむしろシェブロンノズルっぽい。

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2022/03/08

シュペル・カラベル

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カラベルはジェット時代初期のベストセラー旅客機だ。
その後フランスは超音速旅客機の開発をスタートし、
こちらはシュペル(スーパー)・カラベルと名づけた。
成功作の流れをくんださらに高性能な旅客機、
という感じで悪くない命名だと思う。
Super_caravelle_486_1 
超音速旅客機計画はイギリスとの共同事業になって、
コンコルドという新しい名前が与えられた。
こうして「顔つき」を比べると、
なるほどこれはシュペル・カラベルだ、
フランスの血が濃いのではないかと思うかもしれないが、
カラベルの機首部分はイギリスのコメットから流用した。
だから本当はイギリスの血が濃いのかもしれない。

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2022/01/18

747SPのエリアルール

747SPは747-100の胴体を縮めた超長距離型だ。
胴体を縮めた結果、アッパーデッキの「コブ」と
主翼の位置関係がエリアルールに合致して
さらに空気抵抗が小さくなったとされている。
ルフトハンザは747SPを使わなかったけど、
フォトショップでデッチあげてみた。なんか変でしょ?
Lh747sp_1a11_1 
胴体短縮でモーメントアームが短くなったので、
垂直尾翼を高く、ラダーはダブルヒンジ式にしている。
ただし高すぎると既存の整備ハンガーに収まらない。
全高を抑えながら大きな垂直尾翼を確保するために、
実際には垂直尾翼取付部分の胴体を低く絞っている。
PAの747SPはインチキ写真じゃなくて羽田で撮影。
Pa747sp_019a_1 
この部分もエリアルールに合致しているのではないかと
思うのだけど、言及している記事は見たことがない。

ルフトハンザ機が外側のリバーサーを使っていないのは
ここの趣旨とは関係ない。調子が悪かったのかな。

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2022/01/08

魔改造前のボーイング737

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横から見ると、「エンジン細かったね」くらいの感想。
でも正面から見ると、「細っ(冷汗)」と驚く。
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こんなエンジンで、飛んでいたんだな。

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2021/12/19

DC-8のスライドシュート

予想通りではあるのだけど、
DC-8にももちろんスライドシュートはついていた
大学時代に格納庫を見学したときに撮った写真。
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わりとコンパクトなものだ。
ARM/DISARMの方法はよくわからないけど、
それは調べれば出てきそうな気がする。
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他にも捜したら何枚かわかる写真があったけれど、
色違い(黒っぽい)はこのくらいかな。昔の羽田。
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格納庫見学のネガにはこんな写真もあった。
国内線DC-10では使わなかったセンターギア格納部かな。

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2021/11/30

DC-8のスポイラー

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DC-8の主翼にもスポイラーはついているけど、
上空でエアブレーキとして使うことはできない。
そのかわり内側エンジンを上空でも逆噴射できた。
僕は一度だけ経験した。
音と体感でわかったけど、あいにく写真はない。
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上空でも低速ではエルロンと連動して立ち上がって、
ロールコントロールを補助したそうだ。
あいにく、これも写真には撮っていない。

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