2021/09/06

どーでもいい豆知識(サーブ340B)

たぶん80年代だったと思うけど、雑誌の編集者が
「新千歳のついでに帯広空港で取材してきてよ」と。
「な~にが『ついで』だよ、ボケ」
いまでも同じような認識の人はたまにいるけど、
「ついでに」と軽くいうほど北海道は狭くない。
当時は高速道路も通じていなかったから、
羽田を経由した方が早く帯広に着けるくらいだった。
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しかし移動時間の長さは、道民にはより深刻といえる。
そこで、道内を結ぶ航空会社としてHACが誕生した。
最初はJAS、JJ統合のあとはJALグループになったけど、
JALの破綻によりJALグループから離脱することになった。
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緑のオリジナル塗装はそのときに作られたけど、
結局、この塗装になったのは1号機だけだ。
だから独立時代のHACの取材のときには、
1号機を中心に撮影するようにしていた。
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JALが経営再建すると、HACもグループに復帰した。
2号機と3号機は緑になることなく鶴丸塗装になり、
最後に1号機も鶴丸塗装になるのだけど、
その前に「痛車」か「リゾッチャ」を思わせる、
派手なデカール機になった時代もあった。
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その1号機も、明日で退役するそうだ。
最後に残る2号機も今秋中には退役するらしい。
これで日本に残るサーブ340Bは、
海上保安庁が運用している機体だけになる。
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で、どーでもいいサーブ340Bの豆知識ですけど、
42㎡という主翼面積は、E-2ホークアイの
ロートドームの面積とほぼ同じです。
主翼面積じゃなくて、背中のお皿の面積ね。

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2021/08/12

こんな飛行機があったなら

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ありそうでなかったDHC-8(Qシリーズ)の謎モデル。
JACは短胴型のDHC-8は使っていなかったとか、
RACに鶴丸DHC-8-100/300はなかったとか、当然です。
DHC-8-400の胴体をフォトショップで縮めてみたのだ。
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ちなみにベースモデルのDHC-8-100はこんな感じだった。
胴体の長さだけじゃなくて、けっこう違っている。
だからDHC-8-400の短胴型は先祖返りにはならない。
AMXやORC、RACは後継機で悩んでいたから、
こんな飛行機を作ったら売れたのではと思ったけど、
日本国内の代替需要もせいぜい10機未満だったし、
世界的にもこのクラスは軒並み売れていなかった。
ボンバルディアの懐事情も悪化していた。
ただし新生デ・ハビランド・カナダには少し期待している。

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2021/08/07

後ろが気になる

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1985年か、ひょっとしたら1983年のボーイングフィールド。
手前のマスケティアも珍しいけど、
後ろのバイカウントの方が気になっていたのは
写真の構図からも想像がつく(覚えてないけど)。
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こちらは手前のシービー狙いなのだろうけど、
奥の747初号機の方がとても気になる。
今もMOFに大事に展示されているけど、
このときはまだ現役だったわけだ。
昔の自分に「ちゃんと撮っておけよ」とボヤきたいけど、
たぶんいろいろ事情があったのだろう。
昔の自分、なめたらあかん

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2021/07/18

がんばって活躍してね

長い胴体におそろいのケータリング車がついて、
なにやら壮観な感じのルフトハンザA340-600。
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いったんリタイアが決まって「姥捨山」に送られたが、
そのうち5機が一時的に復活するそうだ。
日本線の予定はなさそうだけど、ひょいと来たらいいな。
Ja8659_1 
リタイアの予定を延期して活躍した旅客機といえば、
東日本大地震のときのJALのA300-600Rを思い出す。
寸断された陸路をおぎなって東北への足となり、
それから、ひっそりと退役した。

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2021/07/12

個性的なドア配置

※写真はクリックすると拡大します。
十代の頃に撮った旅客機の写真を見ていると、
意外なところが現代の旅客機と違うことに驚かされる。
DC-8にAPUがない事も、昔は何とも思わなかったけど。
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たとえばドアの大きさとか配置とか。
727-200は、まあ現代風ですよ。ケツのエアステア以外は。
胴体の前と後ろに大型のドアと、翼上に小型非常口。
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727-100も、左側は「こんなもんかな」と思える。
胴体後部にドアがないのが気になるけど、エアステアがある。
不時着時には胴体下エアステアはアテにならないだろうけど。
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ところが右側を見ると、「ひょえ~」と思ってしまう。
翼上の小型非常口と、胴体真ん中へんにドアがひとつ。
構造的な理由ではないかと推測するけど、
ドアでキャビンが分断されるから、
シート配列が大きく制約を受けるだろうに。
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座席数が727-100と大差ない737-200では、
ドアを胴体前後に寄せているから使い勝手も改善のはず。
ギャレーへの物品の搬出入も簡単になっただろうし。
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兄貴分の707はどうかというと、配置はともかく
右側のドアがみんな小さくて笑えてしまう。
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※部分拡大。
まあ小型機には、右側ドアは小さいものが多いからな。
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意外なのは短胴型の720で、ドア配置が現代風になった。
胴体を縮めただけの飛行機じゃなかったんだね。
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ライバルのDC-8-60シリーズのドアはカオスだ。
最前方右側にドアはなく、後ろには7個も。
胴体を引き伸ばす前は「普通」の配置だったのだけど。
機内はどういうコンフィギュレーションだったのやら、
乗ったことあるのに全然気にしていなかった。
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最後は今回のネタ漁りのついでに見つけたKEの707。
ドアのフチ取りがねえじゃんと調べたら貨物機だった。
ドア以外には、貨物機と気づく手がかりがない。
ちなみにこの機体は、後にテヘランで墜落したのだが、
同じレジが別機(747)に流用されていてびっくり。
縁起悪いとかじゃねえ、次はラッキーナンバーにするぜ!
とかいう理由だと、ポジティブでいいな。

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2021/07/06

昔の塗装にした理由

一昨年にトゥールーズで見たA320の初号機
なぜ旧塗装に塗り替えたのだろうと謎だった。
近況を調べたら、博物館入りしていた。なるほど。
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オプションだったウイングチップ・フェンスはついていない。

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2021/06/20

時は金なり

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アメリカ国内線ではよく見たEMB120。
日本では、同クラスのサーブ340Bの方が強かった。
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どちらも機内は甲乙つけがたいほど窮屈だけど、
個人的にはサーブ340Bの方がカッコいいと思う。
でも、カッコ悪くてもショート360の方がさらにいいかな。
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四角断面のキャビンは、頭上の圧迫感がまるで違う。
なぜHACやJACはこっちを選ばなかったのかと思う。
・・・やっぱり、少し遅いからかな。
個人的には飛行時間が長くても広い方がいいけど、
毎日3往復しか飛ばせないのを4往復飛ばせれば、
航空会社としてはそっちの方が儲かる飛行機だ。

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2021/06/15

機首だけ見てもわかる

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間もなくリタイアするANAの737-700。
ほっぺたに退役記念のマークがついている。
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ちなみに、こちらは退役済の737-500。
「あそこ」の形とかでもNGと識別できますね。

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2021/06/13

日本近距離航空の塗装3種

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調布で塗装を剥がして重整備中のツインオッターは、
機首に残る色から見て日本近距離航空機。
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1981年の撮影だから僕が新潟で乗ったずっと後。
こいつがレドームを白くした機体だったのかな。
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本来の黒いレドームの方が個人的には好み。
さらにウインドシールド下の塗り分けだとか、
尾翼マークの「NKA」の文字色とかも変わっている。
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さてYS-11はどうだったかと見たら、
こちらは赤白反転したロゴだった。

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2021/05/23

あばたもえくぼ

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三発機には根強いファンがいる。
確かに、なんとなく魅せられる要素はあると思う。
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中央エンジンの整備性は最悪だし、
これをつけるために構造がどれだけ大変だったか。
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でも、双発ですっきりした777はなんとなく物足りない。
ひょっとして、「余計なモノ」が魅力の理由なのかも。
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しかもDC-10やMD-11にはセンターギアもついている。
三脚運用のときよりも、なんだかカッコいい。
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「余計」で「困りもん」が魅力の理由だということを、
「あばたもえくぼ」って表現するかな?(たぶんしない)

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