2020/07/10

6座STOL機

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高校時代に調布で撮ったヘリオ・スーパークーリエ。
6席の大柄な金属機ながら、前縁のスラットと
後縁の4分の3を占めるスロッテッドフラップにより、
43km/hでも失速しないで飛べるというSTOL機。
横風成分が40km/hでも離着陸できたそうだが、
クラブ角とったらすごいことになりそう。
横風用にタイヤを左右20度まで振れるような
オプションが用意されていたそうだ。
そうとは知らずによく観察しなかったのが残念だが、
ブッシュパイロットの連中には今でも人気らしい。

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2020/05/29

ショックコードの模様

博物館の古典機のショック(バンジー)コード。
今でもゴムを緩衝装置に使っている飛行機はある。
古いコタツやアイロンの電気コードにそっくり。
どちらもファブリックで中(ゴムや電線)を保護している。
しかし、模様まで同じようにつけるのはなぜだろう。
Shockcord_173_1 
ミルスペックでは、航空用バンジーコードには
製造時期によって異なる色が使われる。
でも、この古典機の場合はミルスペックは関係ない。
たぶん、異常や劣化を見つけやすいからと想像。
それならば電気コードの模様の説明にもなる。

すんません、正解は知らないです。

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2020/04/30

うおっ!と思う写真

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昔のフォルダを漁っていると、ときどき「げっ」と思う。

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2020/04/14

シャルリエール

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ガス気球なんか、風船に網をかぶせて、
その網にゴンドラを吊るせばできそうだが・・・
Balloon_146_1 
※部分拡大。
博物館で細部を見ると、
細かいところにノウハウがびっしり。
たぶん、ひとつひとつが失敗からの教訓。

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2020/03/15

夜戦型モスキートNF.30

レドームが透明なので驚いたけど、たぶん展示用。
実際には、不透明のプラスチック製だったみたいだ。
中身が見られるようにという博物館の演出だろう。
Mosquit_nf30_305_1 
ところで、電波のことはよくわからんのですが、
木製レドームって手もあったんじゃないスかね。
せっかく木製機なのだから。

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2020/03/03

美人は得か

大きな窓を背景に逆光になってしまうけど、
博物館の特等席、主役級の展示といえる。
そんな場所でもサマになるのがスピットファイアの美しさ。
Spitfire_0126 
数えてみたら、僕のショーケースにも5~6機はいる。
スピットファイアの渋いTシャツも持っている。
バトル・オブ・ブリテンで主力だったハリケーンに対して、
やはり美人は得だなあと思ってしまう。

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2020/02/25

UH-1の展示

90年代にベトナムで撮影したUH-1。
当時でも戦争終結から20年はたっていた。
熱帯モンスーンの環境下で雨ざらしでは痛むし、
敵軍の航空機だから戦利品程度の扱いだろうが、
その割にはコンクリートの台座に手間をかけている。
Huey_001_1 
わざわざスキッド後方を高く支えてもいる。
UH-1はもともと頭上げの姿勢でいいはずだけど、
キャビンを水平にしたい理由があったのだろうか。
子供を乗せて遊ばせるため?
あるいはテールブームに頭をぶつけにくくした?
Huey_002_1 
機内もボロボロだけど、ペダルには「HUEY」の文字。
開発当初の型式「HU-1」を非公式に「ヒューイ」と読み、
それを再度アルファベットにしたのが「HUEY」だ。
公式名の「IROQUUOIS(イロコイ)」より広く使われ、
ベル社はわざわざペダルにそのように刻んだ。

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2020/02/18

オースターの姉妹機

Aop6_167_1 
「あ~、これ知ってる」と思ったけど、解説も読まず。
時間がなくて駆け足で巡っていたからだ。
都立航空高専(産業技術高専)に保管されている
オースターJ5Gオートカーの姉妹機だろう。
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帰ってから写真を比較したけど、間違いなく血縁だ。
オースターAOP.6というらしい。
ただし、軍用と民間という以外に決定的な違いもあった。
AOP.6が複座でオートカーは四座なのだ。
EC120とEC130みたいなこと、したのか?

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2020/02/09

空中消火機

Cl215_008_1 
後方から見たカナデナCL-215消火用飛行艇の腹。
パッコーンとフタを空けて水や消火液を放出する。
ステップの後方、左右にある小さなダクトは取水用。
先に可動式のスクープがついていて、
水面を滑走しながら取水できる。
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こっちは、より大型のDC-7B改造の空中消火機の腹。
タンク容量ははるかにでかそうだけど、
基地に戻らないと消火液を補充できない。
Dc7_193_1 
全体を見ると、こんな感じ。
空中消火機は、だいたい安い中古機を改造して使う。
古いトラックを消防車に改造するイメージだ。
日本なら機体寿命に余裕のあったYS-11とか
けっこうよかったのではないかと思うけど、
パワー不足で舵が重いから厳しいかったかな。
ちなみにUS-2をベースに消火機を作る案もあるけど、
百数十億円もする超高額消火機の需要があるのか?
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これは航空ショーで撮影したDC-6Bの改造機。
身軽に離陸したから空荷だったのかと思っていたら、
ちゃんと消火液も積んでいたのかと驚いた。
消火液で染まった飛行場の後始末、大変だったろうな。

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2019/12/22

スレイトンのW-17スティンガー

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マーキュリー計画の「最初の7人」に選ばれながら
心臓疾患で任務から外されたデューク・スレイトン。
後にアポロ・ソユーズ計画で宇宙飛行を実現した。
ちなみにNASMに展示されているのは試験機で
実際にスレイトンらが乗った司令船は
カリフォルニア・サイエンスセンターに展示されている。
Apollo_soyuz_002_1_1 
NASA退職後には、エアレースにも力を入れた。
1993年6月13日の早朝には、
彼の「ウィリアムズW-17スティンガー(N21X)」が
ロサンゼルス郊外の飛行場から離陸して飛び回り、
いくつもの騒音の苦情が寄せられた。
独特の形と真っ赤な色、21のナンバーと騒々しさで、
周辺住民には機体の識別は容易であったという。
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だが、同じ日の数時間前に
スレイトンは遠く離れたヒューストンで亡くなっていた。
N21Xも、すでにネバダの航空博物館に収められていた。
もちろん博物館から飛んで行ったという事実もない。
N21x_1991_1 
航空界ではよく知られた「怪談」だけど、
いまN21Xは、オリジナルエンジン搭載の零戦と同じ
チノのプレーンズ・オブ・フェイムに置かれている。
日本人の来訪者も多い航空博物館だが、
N21Xの写真を撮った人、「なにか」写ってないスか?

やっぱり、怪談は夜が長い冬の方が怖い
今日は冬至だ。

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