津軽かいきょ~の冬
函館に着陸するときには北島三郎の出番になるが、
津軽海峡上空で高度を下げている間には、
もちろん石川さゆりが熱唱している、はずだ。
ただし僕は演歌にはほぼ馴染みがないので、
部分的にしか歌詞もメロディも知らなくて、
気がつくと都はるみに入れ替わっていたりする。
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函館に着陸するときには北島三郎の出番になるが、
津軽海峡上空で高度を下げている間には、
もちろん石川さゆりが熱唱している、はずだ。
ただし僕は演歌にはほぼ馴染みがないので、
部分的にしか歌詞もメロディも知らなくて、
気がつくと都はるみに入れ替わっていたりする。
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「のんびりする」あるいは「時間つぶし」の象徴として
「温泉でも」とはしばしば言うし、入れば気持ちいい。
でも、効能とかはまったく信じてない。
「温泉でお肌しっとりとかスベスベとかいうけど、
普通の風呂だって濡れればしっとりするよね」
というのが本音だけど、だいたいひどい反撃を受ける。
「それは温泉が嫌いだからでしょ。ぜんぜん違います」
いや、温泉が嫌いなわけではないってば。
大浴場を売りにしているビジネスホテルもあるけれど、
部屋風呂がついていればだいたいそっちを使う。
仕事でクタクタで、カメラ放り出して、臭い靴下ぬいで、
やれやれとか思っているところで、
もちろんネクタイをしていくわけではないにしても、
またパブリックスペースに出て行くのは面倒くさい。
「大浴場があるのになぜ部屋風呂があるんだろうと、
不思議だったけど使う人がいるのか」と驚かれたが、
きっと他にもいると思うよ。根拠はないけど。
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デルタの777の日本線は今日で最後だそうだ。
デルタといえば、747という印象の方が強いけど。
あとは、その後継機としてのA350XWB。
777は、わりと存在感が薄かったかな、個人的には。
キャセイドラゴンも運航を停止したそうだ。
これも個人的には馴染みがないようで、そうでもなかった。
香港ドラゴンだった頃に、取材したことがある。
啓徳空港への着陸はコクピットでオブザーブした。
乗って見ても、地上から見ても香港カーブは楽しかった。
だからチャンスがあれば香港には積極的に出かけたけど、
個人的には、啓徳空港が閉鎖されたあとは、
ほぼ香港という都市には興味がなくなってしまった。
日本でも、しばらくは旅客機を撮る気が失せて困った。
まっすぐ降りて、まっすぐ上がるなんて退屈すぎるから。
あとは1997年7月の中国返還も不安材料だった。
「大丈夫なの?」と聞いても誰もわかるはずもなく。
フタを開けてみれば今まで通りの香港だったけど、
それも昔話になりつつある。
もう、行くことはないかもしれんね。
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羽田での仕事の合間に展望デッキで暇つぶし。
お、デルタのA330neo。次はA350XWBだった。
出張ついでに写真を撮っているという人が、
「羽田は飛行機が多くていいですね」としみじみ。
ベースの地方中核空港はまだお寒い状況であるという。
とすると、オフで遠征しても息抜きにはならないかな。
こういうときには飛びモノではなく跳びモノでもいいかも。
たとえば香川の日本ドルフィンセンター。
無粋なフェンスもなくて、精神的にもイルカがとても近い。
なんなら一緒に泳ぐこともできるし(有料)、
イルカと話していても不審者扱いされない、たぶん。
高松空港から車で1時間とかからない。
いま高松は減便で昼から夕方まで飛行機が飛ばない。
撮影の合間にイルカと遊ぶとか、悪くない。
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米子空港/美保基地は滑走路を延長するために
近くを通っていた線路と道路を迂回させた(手前側)。
次はまたまっすぐに、ただし滑走路の下を通して、
滑走路を手前のビーチぎりぎりまで延長したら、
日本のセントマーチンとして観光客が集まるだろう。
コロナが収まったあとのマイルの消化先候補のひとつ。
KC-46の配備はしばらく先にしても、C-2がいる。
トラフィックは少ないけど、近くの境港には妖怪がいるし、
ベタ踏み坂だってあるし、米子市内には東横インも。
境港は好きなんだけど、行くたびに少し残念なのは、
ほとんどの店が同じ鬼太郎グッズしか売ってないこと。
松山の坊ちゃん関連グッズとかも同じで、
地方観光では「あるある」ではないだろうか。
鬼太郎とかは版権の問題とか面倒なのかもしれないけど、
もうちょっと店ごとに個性があればなあと思う。
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5月に楽しみにしていた北海道での息抜きを断念して、
ならば夏は沖縄あたりで海パンと密かに狙っていたが、
そんなことは論外の感染状況が続いている。
これでは次の息抜き目標もたてられんね。
GoToとかアホなキャンペーンで煽られなければ、
あるいは小僧がまだ小さかった頃ならば、
シレッとどこかに出かけていたかもしれないけど、
それを後悔することになっていたかもとも思う。
まあ、実のところ夕食の材料を買いに行く往復だけでも、
そこそこ楽しめてしまう安上がりな性格でもある。
なにしろ徒歩5分のスーパーに行くにも、
毎日10キロは遠回りしてMTBのペダルをこいでいる。
以前の熱中症の経験から無理はしていないつもりだが、
ここ数日の猛暑ではこの程度でもビッショリと汗をかく。
それでも贅肉は落ちないから、楽しみも長続きする(爆)。
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仕事の後、レンタカーを借りてサボったことがある。
新型コロナの緊急事態宣言が出る前の話だ。
その空港は予約時刻以外は無人のリモート営業所で、
「早く返すときはどうすればいいのですか」と聞いた。
さらに「本店営業所は遠いのですか」と聞いたら、
担当の若い女性の表情がとても明るくなった。
僕が返すまで帰れないからウンザリしていたのだろう。
本店営業所に直接返せれば彼女にも面倒がない。
「ナビに電話番号を入れるとその場所が出ます」
まるで土地勘がなかったけど、なんとか返せた。
次は新幹線に乗るために駅に行かなくてはならない。
「その道をまっすぐに行くと駅がありますよ」
空港からバスに乗って新幹線駅に行くより、
本店の最寄り駅から列車を乗り継ぐ方が早いというから、
僕もそちらに返そうという気になったのだが、
最寄り駅が何線の何という駅なのかはついにわからず。
でも、「行けば何とかなるでしょ」という突き放され方が、
意外に心地よいものだと思った。
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高校時代には何度も野宿をしたが、
それで「キャンプ好き」とか思われると面倒くさい。
野宿は、飛行機を撮りにいくのに金をケチッたからで
(テントなんか買う金があったらフィルムを買ってた)、
着の身着のままで、ただ横になれるところで寝た。
いい経験ではあったが、好きでやったわけではない。
一人暮らしをはじめてからは寝袋もテントも買った。
寝袋は、寝具のない友人宅を訪ねるときや、
自室でも布団を敷くのが面倒なときに重宝した。
上に毛布もかけると、かなり寒い冬の夜でもしのげた。
テントはキャンプに誘われて買ったけど、
今は災害用品でしかない。ストーブやコッヘルも同様。
「ああいうのを使いこなせたらカッコいいな~」と、
自分で買って、実践してみるまでは少し憧れたけど、
「できる」と確認できたならば、一度で十分(笑)。
たとえば楽チンに車でキャンプ場とかに乗りつけて、
「自然は気持ちいい」とか素直に思えない性分だ。
そもそも毒虫とか、たくさんいるのも苦手。
アブとかブヨとかダニとか、みんな平気なの?
それに車なら、シートを倒した方が簡単で楽だし、
メシも食いに行けるし、ついでに安宿も捜しに行ける(笑) 。
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