正しく読めなくても意味は通じる
| 固定リンク
JALが1989年にCIを一新したとき、
Aの文字から横棒を抜いたので
「これはAではなくてΛ(ラムダ)である」って
わざわざ新聞に投書したうるさい人がいたっけ。
そんな投書を採用する担当者もアホかと思ったけど。
僕は、デザインとして許容されるデフォルメと思っている。
前後がラテン文字(アルファベット)のJとLなのだから、
真ん中だけギリシャ文字で読む方がよほど不自然だろう。
ならば外国人でも普通に「JAL」と読めるのではないか。
投書は外国語に弱い日本ゆえのお粗末みたいな話で、
そう言われれば外国語に弱い僕も強くは反論できないけど、
デザインしたのはアメリカのランドーアソシエイツだぜ。
もちろん投書者は意地でも「Alitalia」なんて読まないで、
イタリアの新聞に「Λlitaliaかよ」とか投書したんだろう。
「イタリア人も外国語に弱いからな」とかドヤ顔で。
| 固定リンク
「揚力」なんて漢字、普通は読みを間違ってもかまわん。
しかし僕が「揚力」を「あげりょく」とか読んだとしたら、
それで職業人としては終わりだろう。
そんなヤツが飛行機の記事なんか作るなよと。
「たいも」云々(でんでん)も、そのレベルだろう。
小学生くらいならば、許される。
中学生は、僕はそこまでなめてはいない。
職業人なら、せっせと弁護してくれる人がいたとしても、
「やめて、恥ずかしいから」とお願いするレベル。
まあ、恥ずかしくないんだろうけど。
| 固定リンク
アメリカン航空はAmerican Airlinesだが、
日本航空はJapanese AirlinesではなくてJapan Airlinesだ。
国名を冠する航空会社にはどっちもあって、
ChinaやSingapore、Qatarなど国名のままのこともあれば、
CanadianとかKoreanとかBritishとかにすることもある。
実用的には同じにしても、ニュアンスの違いはあるのかな。
けっこう語呂のよさで決めているような気もするが。
Iraqi Airwaysは「アメリカン航空型」(勝手分類)だが、
日本語ではイラキー航空ではなくてイラク航空になる。
「日本ではイラキーなんて通じないからな」と思ったけど、
ダンスをやる人にはポピュラーな言葉らしくて驚いた。
あいにく「Iraq dance」と書く人もいて惜しいのだけど、
ケツにアイ( i )をつけなくてはいかんのでは。
ちなみにスイス航空も「アメリカン航空型」といえる。
国名そのままの「日本航空型」のようだけど、
英語で国名を言うときにはSwitzerlandになる。
| 固定リンク
アラビア文字は右から左に読む。
「ρ0.0」みたいなのは、たぶん「5.5m」のはずだ。
ならば「0」みたいなのは「5」で、「ρ」は「m 」だ。
上の▼マークは高さ制限を意味するのだろう。
運転しながらではとても解読できないにしても。
奥の「50」は制限速度だろうが、「0」は「5」のはず。
あれ?数字は左から右に読むのだったかな。
ならば「・」みたいなのは「ゼロ」ですかね。
で、手前の「STOP」は、ひとつながりでお手上げ。
そもそもアラビア文字で「STOP」と書いてあるのか。
日本の標識だって日本語で「止まれ」だものね。
それを「STOP」と読もうとすると闇に落ちる。
「ネットで調べればすぐにわかるだろ」とか言うなよ。
遊んでるだけなんだから。
| 固定リンク
海外の雑踏で周囲の人たちの話の内容がわからない。
英語の歌を聞いても、ぜんぜん聞き取れない。
いつかは何とかなるかと思ったけど、ほぼならない。
だからいつまでも英語に苦手意識があるが、
若いころのようには焦らなくなった。
日本の雑踏でも、周囲の話は断片的にしか聞き取れない。
あるとき意識してみたけど、ほぼザワザワしているだけ。
日本語の歌も、間違って聞いていることがよくある。
正しく歌詞を確認しても、意味不明の言葉の羅列。
ましてや英語、わからなくて当然と、あるときに気づいた。
たぶん日本でも海外でも、周囲の雑踏の会話とか
歌の歌詞とかしっかり聞ける人もいるのだろう。
それはもう特別な才能と割り切れば、高望みはしない。
| 固定リンク