2018/04/19

もう引退ですか

年長のカメラマンが「最近ライカにはまって・・・」と言うので、
「あらら、もう引退ですか」と、少し後ずさりしながら(笑)。
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昔、ライカで傑作をモノにしたカメラマンはたぶん大勢いたが、
連中がいまハードな仕事で使うならライカは選ばないだろう。
要は、そういうカメラということだ。
もちろん、引退後に趣味で楽しむカメラに野暮は言いたくない。
ただ、ウンチクを聞かされると面倒だなと、身構えてしまうのだ。

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2018/02/08

カメラが重いしあわせ

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缶ビールレンズにしたら制限重量も楽々クリアーだぜ、
などと油断していたけど、ぜんぜんそんなことはなかった。
さらにカメラのバッテリーグリップを外したり、
チマチマと涙ぐましい重量削減の努力をしてぎりぎり。
おかげで、きわめて不自由な取材となった。
今はまた「カメラが重い」と泣くような日々に戻っている。
でも、あの不自由だった取材を思えば重さも心地よく感じる。
・・・やせ我慢に聞こえるかもしれないけど。
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缶ビールレンズ、それでもコストパフォーマンスは高いと思う。
上の写真が55-250mmで、下は100-400mmLⅡ。
HAYABUSA改の写真も、実は缶ビールレンズで撮った。
何がどう違うと、僕にはうまく説明できないくらいには撮れる。
口径が小さいのでフェンスをクリアーするのも楽チンだ。
ただし、なぜか撮っていてもあまり楽しくない。
いちおう処分はしないで手元に残すつもりだけど。

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2018/01/22

カラフルなスターフライヤー

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全身モノトーンでまとめたスターフライヤーを曇天で。
また同じネタができるかとモノクロモードにしてみたけど、
カラーモードとぜんぜん違ったので驚いた。
日本の曇天は意外にカラフルなんだなと再認識した次第。
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しかし、北欧の冬、おそるべし。

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2018/01/20

缶ビールレンズの実力

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機材を軽くまとめなくてはならない取材が入ったので
軽量コンパクトで安価な望遠ズームを買ってみた。
EF-S 55-250mmF4-5.6 IS STM・・・長い名前(苦笑)。
キットレンズとして買って転売する人が多いためか、
安い新古品が多い。僕も1万5千円台(保証書付)で買った。
実物を見ないで発注したので、届いたときに小ささに驚いた。
サイズは缶ビールと同じで35mm換算400mmまでカバー。
缶ビールより少し重いけど、印象としてはなぜか少し軽い。
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本番前に、少し羽田でテストしてみた。
T2の展望デッキから737を撮るにはちょっと短かすぎるけど、
A321以上の旅客機ならば画面いっぱいに写せる。
周辺光量は落ちるけど、現像時にカバーできるだろう。
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等倍で拡大してみても、ちゃんと写っているので驚いた。
カメラ側で勝手に補正されているのかどうかは知らないけど
このコンパクトさと軽さで、
しかも普段使っているレンズの一割以下の値段と考えると
コストパフォーマンスはとてもよい。
キヤノンはこの値段でこんなレンズを作ることができるのに
どうしてLレンズではクズのようなのを出したのだろう。

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2017/11/24

続・写真の良し悪しはそこじゃない

仕事じゃないときは、よくコンパクトカメラを使う。
たいていポケットに突っ込んであるのだ。
きれいに写るけど、シャッターのタイムラグが大きい。
だから瞬間を狙うときは、先読みしてシャッターを押す。
たとえば着陸のときにホールド機がいたとしても、
見えてからシャッターを押したのでは間に合わない。
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<いた! タイミングも、まずまず悪くなかった>
でも、別にいい写真じゃない(爆)。

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2017/11/23

写真の良し悪しはそこじゃない

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空港のエプロンとか、普段は入れないところで
写真を撮れるときには、やはり少しうれしい。
他の人が試していない方法で写真を撮るときも。
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ただし、だからといっていい写真になるとは限らない。

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2017/11/21

曇りは曇り

デジタルなら曇りでも晴れみたいに加工できるんでしょ。
たまに、そういう風に言われるのだけど、僕には無理。
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たとえば晴れっぽい明るさと色に変えてみても
影のできかたがまるで違う。
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ではくっきりと影を描いてみましょうかということになると
それはもう写真としてどうかと思うし。

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2017/09/24

後かたづけをサボったから

フィルムからスキャンした画像データの整理、
ちょっと手をつけてみたけど、途方に暮れた。
ポジはテーマごとにフォルダーに入っていたのだから、
それと同じフォルダーをPC上に作って入れればよさそう。
もちろんそういうケースもあるが、
ほとんどのフォルダは、すでに中味グチャグチャなのだ。
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仕事で使うポジはフォルダから抜いて入稿し、
しかし印刷所から戻ったあとも元の場所には戻されない。
そんなことを何度も繰り返すうちに中味はカオスに。
「だから日頃からちゃん後かたづけしておけば」とか、
今さら言っても仕方ない説教しないでね。
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今日のワコだって、日本とアメリカとカナダで撮ってあって
もはや、いつどこで撮ったのかさっぱりわからない。
空の色やら何やらを手がかりに調べることはできそうだが、
推定20万カットとかあるからいちいちやっていられない。
どうせ、これから使うアテもなさそうな写真の整理を
ライフワークにするつもりはないので、適当に妥協する。

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2017/09/05

フィルム時代の露出決定

フィルム時代、日中の屋外飛行機撮影では
露出は基本的に目分量で決めていた。
カメラの露出計はあまりアテにならなかったし、
飛行機撮影はシンプルなので目分量でもイケたからだ。
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まずは基本となる露出値を決める。
たとえばISO64で快晴順光ならば1/500のf8だとか、
曇天ならば1/125でf5.6だとか。
ただし晴れていても薄い雲が広がっていることもあれば、
うんと暗い曇天もある。このへんを目分量で調整する。
とはいえ人間の目は明るさに順応してしまうので
感覚だけに頼っていると失敗する。
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そこで、たとえば影がクッキリとできているならこのくらい、
影が薄ければこのくらいとか自分なりの基準を作る。
ここで注意しなければならないのはフィルムの種類。
露出に迷ったときに、コダクロームならアンダーめ、
ベルビアだったらオーバーめの方が成功率が高いとか
フィルムごと、条件ごとにいろいろクセがあった。
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だからデジタルに移行したときには途方に暮れた。
フィルムでいえば何に相当するのかと。
僕なりの結論は、
「どのフィルムにもあてはまらない」ということで、
それまでの経験はほぼ役に立たなくなった。
ただし自動露出が賢くなって、結果もすぐに確認できる。
だから「この条件ならこのくらい補正」という感じで撮って、
現像時に調整できる範囲なら神経質になることもない。
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露出の目分量も無用になったノウハウのひとつだけど、
瞬間的な補正量の決定には少し役に立っている。

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2017/08/30

静かすぎて落ち着かない

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ついに我が家にあるすべてのポジのスキャンを終えた。
まだ、あちこちに取り残してあるネガとかあるし、
出版社に置いてる大量のポジも見て見ぬフリをしているが、
我ながらよくやったなーと思う。
ただ、過去1年以上、家にいるときはずっと響いていた
スキャナーの駆動音がなくなって少し落ち着かない。
東京だから車の音とかは常にしているのだけど
それとは異質の「静けさ」にまだ慣れないでいる。
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たぶんスキャンした画像の整理分類まで終わる頃には
この状態にも再適応できるのだろうけど、
まだ手をつける覚悟はできていない。

いやー、しかし、すごい偉業ですよ、本当にそう思う。

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