2021/09/19

オールウェザーファイター

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中学時代、全天候戦闘機という名前に違和感があった。
普通の戦闘機は、天気が悪いと飛べないのかなと。
もちろん雨の中を飛んでもいいのだけど、
戦闘機としてはあまり役に立たない。
雲の中では何も見えないから、空中戦もできないのだ。
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夜間戦闘機という言葉の方が、もう少しわかりやすい。
夜でも敵を捕捉できるようにレーダーを装備した戦闘機。
もちろん夜間戦闘機が昼間に飛んでもかまわないけど、
レーダーやその操作員を乗せた機体は大柄で鈍重だ。
身軽で敏捷な昼間戦闘機のカモになってしまう。
F86bi_034_1_1 
ただし昼間でも、雲の中では中は何も見えない。
ならば夜間戦闘機は昼間戦闘機をカモにできる。
夜間に限らないから全天候という方が的確じゃないかと。
そのうちにみんなレーダーくらいは積むようになって、
わざわざ全天候とかも言わなくなった。

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2021/09/10

ライダー

原稿を書くときには気が散るので音楽をかけないが
画像処理のときには音楽をかけることもあるし、
鼻唄をうたうこともある。
この写真のときは♪ライダ~キ~ック♪とか。
Md11lidar_007_1 
くだらないからわからん人はわからんままでいいけど、
わかる人には「LとかRとかゴッチャ」と突っ込まれる。

FedExのMD-11、そろそろ見納めも近いかと思ったら、
まだ50機以上も飛んでいるのか。

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2021/09/01

旅客機の非常口のペイント

Ana321_031_1 
外から開けられる旅客機の非常口は、
救助者がわかりやすいように縁取られている。
周囲と明確に区別しやすい色を使うから、
胴体の塗り分け部分にかかる非常口の場合には、
非常口の縁取りも塗り分けられている。
Ibex_424_1 
IBEXエアラインズのR1非常口はちょっと変わっていて、
ドアにはかかっていないピンクを下側に配している。
では、もっと色の多い旧TDAのレインボーはどうか。
Tda300_006a_1 
あっさり黒一色で済ませておりますね(笑)。
要は明確に場所がわかればいいのだろう。
Nca748f_401_1 
ドアはあっても非常口としては使わない場合もある。
たとえば747F貨物機のメインデッキなんかがそうだ。
Nca748f_406_1
非常口としては使わないから、縁取りペイントもない。
だから以前のKEの707も貨物機なのかと気づいた。
Nca748f_407_1 
747Fもアッパーデッキの非常口には縁取りがある。
天井の脱出ハッチにもやはり縁取りがある。
Qr350_515_1 
で、縁取りはドア側と胴体側のどちらに塗るかだけど、
ご覧のようなドア側の場合が多い。 
ただし上に出したIBEX機は胴体側をペイントしている。 
ドアの開閉方式を示す矢印と干渉するからだろう。
また、非常口の形どおりにペイントしない例もある。
最初のANAのA321の写真を部分拡大すると・・・
Ana321_032_1 
黄色の矢印のあたりからドアの外縁とペイントが
だんだん離れていっている。
ANAだけでなくスターフライヤーのA320も同様。
Sfj320_322_1 
エアバスの「美学」とかという理由ならば面白いが、
下まで揃えているA320もある。
Jjp320_204_1 
今日は防災の日、関東大震災のあった日だ。 
飛行機やホテルでは、まず脱出経路を確認しましょう。

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2021/08/25

いろいろ残念だった

7月21日のブルーインパルス五輪マークの予行、
旋回位置や半径の事前情報がなかったから、
「こんなもん?」と軽くカメラをブラ下げて臨んだら、
予想とだいぶ違って、そのレンズでは収まらなかった。
仕方なく部分撮影して合成し、本番撮影の参考にした。
Rehearsal_721_2_1 
状況はわかったので本番は超広角で備えたけど、
雲が多かったしカラースモークもしょぼかった。
あれでは快晴でも五輪になったか怪しい。
せめて旋回円の予定位置を事前公開していれば、
予行だけでも立派な写真がたくさん撮られただろうに。

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2021/08/23

それでもAOA

Aoa_012_1 
A320のAOAベーン。風見鶏みたいに風で動く。
AOAは「Angle Of Attack」、つまり迎角のことだ。
左側に2個、右側に1個ついている。
Aoa_121_1 
近くで見ると、こんな感じ。
A400Mのサイドスリップ用だけど、基本的には同じ。
Apj320_021b_1 
飛んでいるとき、わかりにくいけれども、
赤矢印がだいたいのベーン(気流)の向きを示している。
当然ながら、ついている場所で気流の向きも違う。
それを基準線との角度に補正して表示する。
Windtunnel_116_1 
定義としては翼弦線、つまり翼の前縁と後縁を
結んだ線が基準線となる。もしフラップを下げたならば、
翼弦線も変わってAOAも変わってしまうのだけど、
計器表示とかではそれは無視するのが普通だ。
あるいは胴体に基準線を取る場合もある。
「それでもAOA?」って、ここではAOAとします。

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2021/08/17

A380に乗るために

Lha380_031_1 
ずっとコンコルドに乗りたかったけど、
ついに一度も乗ることはできなかった。
Af380_020_1 
一番の理由は、運賃が高かったからだ。
退役が決まってからは少し悩んだけれども、
それだけの金を出す余裕はなかった。
Ke380_079_1 
コンコルドの運賃はファーストクラスよりも高く、
その前にまずニューヨークかパリ、ロンドンまで
行かなくてはならなかったから大変だ。
Ey380_049_1 
仕事なら、その大変さも金もらうためだと思えるが、
コンコルドに乗る、という仕事はついにこなかった。
世の中そんなに甘くはないです。
Sq380_164_1 
今でも「乗りたかったな」という人は少なくないが、
僕は悩んだ結論として乗らない選択をしたので、
それほど心残りはない。
Mh380_011_1 
いま同じような選択をするとしたらA380だろうか。
すでに退役させてしまった航空会社もあるし、
退役を決めている航空会社もある。
Ba380_031_1 
コロナが収束すれば飛ばす航空会社もあるから、
まだ乗るチャンスはあるだろう。
Cz380_096_1 
で、実際に乗れるかもということになったときに、
コンコルドほどではないにしても、
時間とお金の問題が現実化する。
Qtr350_121_1 
そのくらいの金はなんとでもなるという人もいれば、
なんともできないという人もいるだろう。
Oz380_098_1 
後悔しないように悩んで決めたならば、
たとえ乗れなくても心残りはあんまりないよ、たぶん。
僕のコンコルドと同じ、ちょっと残念に思うだけ。
Ek380_004_1 
なんだかんだとA380はいろいろ撮っていたけど、
ハイフライマルタだけは、ついに見ることもなかった。
あとはスカイマークのA380もそうか。
Qf380_20_1 
で、このうちすでに退役してしまったA380と、
退役が決まっているけど残っているA380とか、
全部わかりますかね。僕はよくわからん。
Tg380_015_1 
退役させるといいながら、復活させられそうな状態とか、
もう明らかに復活できない状態とか、いろいろ。
Ana380_074_1 
とりあえず、いま大事なのは生き延びることだな。
生きていれば、面白い飛行機に乗るチャンスはある。

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2021/08/05

泣いているような

Ja708a_001_1_1 
かれこれ半年もこんな感じのJA708A。
PW4000をどうするって近況も聞かんし。
Ja708a_002_1_1 
※部分拡大。
飛行機の擬人化に興味はないけど、涙のあと。

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2021/08/03

窓の形から機種を識別する

A350_window-_197_1 
これは特徴的だから簡単だけど、
737ng_window_196_1 
こっちはかなり手強い(僕には無理)。

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2021/07/29

バックアップチーム

Backup_415_1 
メインチームが新宿上空に突っ込んでいく頃に、
ひっそりと練馬方面に旋回していくのが見えた。
せっかく色つきオイルを積んでいたのだろうから、
派手に吹きまくって帰れば喜ばれただろうに。

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2021/07/27

「航続距離」は目安

メーカー資料にも書いてあるし、自分でも記事に書くけど、
いつも「やれやれ」と思うのが航続距離の数字。
たとえばあなたが飛行機を買ったとしても、
たぶんマニュアルには航続距離なんて書いてない。
また書いてあったとしても、目安程度にしかならない。
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ある高度、エンジン出力ごとの燃料消費率は書いてある。
離陸時や上昇中は、こんだけになりますよとも書いてある。
そのときの対気速度も書いてある。
ならば燃料満タンでこれだけ飛べるという計算はできる。
しかし定員いっぱい、荷物いっぱいで燃料満タンにしたら、
最大離陸重量を上まわってしまうこともある。
そんなときには燃料を減らさないと離陸できない。
もちろん飛べる距離も短くなる。
ではカタログスペックの航続距離はどちらを意味する?
Jl747_006_1 
さらには実運航では向い風ならば飛べる距離は短くなるし、
追い風ならば飛べる距離は長くなる。
これはカタログスペックには反映しないのが普通だけど、
積まなければならない予備燃料と共に無視できない。
予備燃料は、目的地に着陸できない場合に
別の飛行場に向かうために必要な燃料だとか、
空港上空で待機するための燃料だとかいろいろだ。
最低量は法律で決められているから無視できない。
では、カタログスペックはそれを反映しているのか?
いろいろ面倒くさいでしょ?
Concorde_0121_1 
もちろん目安としてのカタログスペックは便利だ。
747-100以下の「航続距離」しかないオーバーチュア
太平洋を無着陸で横断するのは無理だなとすぐにわかる。
でも、そのスペックの細かな数字の違いまでは意味がない。
「こっちだと7534kmだけど、こっちでは7421km」とか、
「そんなもん、どーでもいいよ」と言うと怒られるけど。
でもいーんだよ、そんな端数、どうせ目安なんだから。

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