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2022/08/02

続・南方郵便機

メルモーズはアフリカの砂漠でさんざん苦労したあと、
今度は南米に移ってさんざん苦労した。
1929年にはアンデス越えをなしとげたけど、
乗っていたラテ25の上昇限度よりも山の方が高いのだ。
そのサバイバル・ストーリーは想像を絶する。
が、より高性能なポテーズ25が導入されてからは、
楽に山を越えられるようになったという。
Potez25_009_1_1 
どんだけ立派な飛行機になったのかと調べてみたら、
僕もル・ブールジェで撮っていた(上の写真)。
富士山よりも高い山を軽々と越えるような飛行機ではない。
オープンコクピットだし、冒険飛行じゃなくて定期便だよ。
Latecoere300_047_1_1 
で、1936年に大西洋横断飛行で消息をたったときには、
四発のラテコエール300飛行艇に乗っていた。
一気に立派そうだけど、墜ちたら同じだよね。
フランス語は苦手だからよくわからなかったけど、
アエロスコピアに模型が飾られていた理由もこれか。

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