儲かったら山分けしてくれた時代
とっくにバブルが崩壊した後の話だけど、
少しまとまった仕事をくれた会社の社長から電話があった。
「阿施さん、この前の仕事のギャラだけどね」
ああ、やはり値切られるんだろうなと聞いていたら、
約束の倍以上の金額を払ってくれるという話だった。
「予約が好調で、このままでは税金がすごくなる。
それよりはギャラを増やした方がいいでしょ」
もちろん異論があるはずもない。
いまの税制では、もうそういうことはないだろうけど。
同じように、当時の税制ならば
「税金に取られるよりは社員の給料を増やした方がいい」
ということもあったはずだ。
あいにく、いまの税制ではもう....(以下同)。
そんなクソな税制を堅持する政府でも支持率は高いそうだ。
いくつになっても理解できないことはたくさんある。
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