問題を先送りする
原稿を書いていたら、背後でミシミシっという音。
「なんだ?なにが起こっている?」
そこには本棚だのオモチャ棚などが並んでいる。
それからバキバキバキーンとモノが崩れ落ちる音がした。
ところが、見る限りは何も変化がない。
もしかして、とスライド書棚の前棚をそっと開けて、
息をのんでからまたそっと閉めて、しばし原稿に没頭した。
心の準備ができてから、改めて状況を確認した。
棚板を支えるピンが落ちていたが、穴は問題なさそう。
ただし側板が少し歪んでいる。地震も多かったしな。
30年以上前に、当時の自分としては奮発したものの、
カラーボックスよりはマシ程度の安普請。
ここには裁断スキャンを保留している本が入っているが、
今さら新しい本棚なんか買いたくない。
さらにどうするかは、次に心の準備ができてから考える。
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