続・大学時代の経済力
大学時代には経済力が増したと書いたが、
本当にそうだったかなという疑問もある。記憶が怪しい。
都内の取材の電車賃がなくバイクで行ったことがあった。
今なら全然気にしないが、当時は「いいのかな」と不安で
少し離れたところに停めて、あとは歩いていった。
経済力が増したといっても、その程度だったのだ。
地方の空港撮影で、市内への最終バスを逃したことも。
若い編集者となけなしの金を出し合ってタクシーに乗った。
ATMで金を引き出そうとしたけど、
2人とも最低1万円のATMでは引き出せない残高だった。
当時はクレジットカードなんか持っていないのが普通だった。
それでホテルを2部屋取る余裕もなくなって、
女性編集者だったけど、ツインの部屋に泊まった。
襲ったら覚えているはずだから、襲ってはいないはずだ(笑)。
ダブルの部屋しかなかったら、床に寝かされるところだった。
ちなみにその女性編集者はもう一度そういうことがあり、
しかもダブルの部屋しか取れなかったくせに、
そのときに一緒だった男もベッドを譲らなかったと怒っていた。
間にベッドカバーか何かを丸めて境界を作ったそうだ。
その怒り具合のハンパなさが、
なんともおかしかったことは覚えている。
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