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2017/01/31

異機種編隊機動

アクロの空撮でも水平系の課目はわりと簡単だけど
垂直系になると条件を整えるのがかなりむずかしい。
Citabria_550_1_1_2
パイロットの技量はもちろんだけど、
共に垂直機動のできるカメラ機をなかなか確保できない。
しかも被写体機との特性の違いをどうカバーするか。
ブルーインパルスのように同型機を用意できるのならば
ただ編隊を組んだままでループするだけでもよかろう。
けれども異機種ではその方法は成功率が低い。
Pitts_s2a_540_1_1
以前、P-51から零戦のアクロの空撮を試みて失敗した。
戦闘機同士ならば運動性は申し分ないはずだし、
パイロットは誰もが知っているレジェンドたちだったし、
離陸前にはもちろん綿密に打合せもしたのだけど、
上空で何度か試みて「無理だ」とキャンセルされた。
たとえP-51がパワーを絞ったままでも、
少し突っ込むだけでも零戦はポジションを維持できない。
レジェンドができないというならば、本当にできないのだ。
突っ込みがきかないという零戦の弱点を実感した。
A6m5_029_1
空中戦ならば、そうした特性の違いを最大限に活かして
自分の得意なパターンに持ち込めた方が勝つのだろう。
水平最大速度がどうのとか、旋回半径がどうのとか、
そんなことで強い弱いといっても意味ないなと実感した。

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