ダークレス
<かつてハンググライダーの大会でよく見られた光景>
何をやっているかといえば、モノクロフィルムの現像だ。
ハンググライダーの競技にもいろいろとあるが、
たとえば数km~の範囲内に複数の目標(パイロン)を定め、
その上空を決められた順に回ってゴールする。
本当にコースを回ってきたかどうかは写真判定で、
上空からパイロンを撮影して着陸後に自分で現像する。
<選手から提出されたフィルムを判定する審判>
写真がちゃんと撮れていなかったら競技は失格。
現像に失敗してパイロンが判別できなくても失格。
暗室もなしに、素人が簡単に現像できるのかと思うだろうが
富士フィルムのダークレスという商品を使えばできた。
あいにくもう売ってないみたいだけど、
まあデジカメ使えば現像いらないしね・・・じゃないよ(笑)。
いまはGPSロガーで判定できる。
アナログなドキドキ感がないのはちょっと味気ないけど。
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