飛行機の操縦
貧乏人に飛行機の免許はあまり役に立たないが、
それでも取ってよかったなと思うことはいろいろとある。
「免許あるのか。じゃあ、やってみる?」
日本では操縦練習許可証がないと操縦桿に触れないが
ライセンシーで教官同乗なら
飛行機でもへりでもグライダーでもOK。
おまけに航空身体検査証明が有効ならば、
ウルトラライトの飛行許可を取るのだって簡単だった。
<たぶん、はじめて747のSIMを飛ばしたとき>
数えきれないほど、こうした機会を与えてもらってきた。
たとえシミュレーターでも旅客機を飛ばすのはとても楽しいが
実はむなしい気持ちにもなる。
「自分はちゃんと勉強していない」とわかっているからだ。
ただ操縦輪をこねくるだけなら子供にだってできる。
本当に面白いのは、本気で訓練を受けるようになってからだ。
だから「そのうち俺の飛行機に乗りにこい」といわれると
まずその飛行機のマニュアルを入手して備えるようになった。
ところが阿施光南にはマニュアルを読まない悪癖が・・・。
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