終活資金でマンションを買う
フィルムのデジタル化を「終活だろうな」と言い放つのは
不健康な日々をおくるオリンポスの四戸哲さんらしいが、
実は僕が最初に終活を考えたのは20代の頃のことだ。
父親が亡くなったときに葬式の費用にたまげて、
自分が死んだら自分の葬式代も出せないと焦った。
そこに鼻のきく郵便職員が積立簡易保険の勧誘にきて、
僕は無理して15年満期の保険に入ったのである。
バイクに乗って、飛行機に乗って、ジャンクフードを食って、
20代の頃は、30歳まで生きられるとは思ってなかったし。
<パイロットは無事でした。そう簡単には死なねえよ>
ちなみに満期を迎えた保険金はマンションの頭金になった。
葬式代よりは有意義な使い方だったと思う。
だから20代の皆さんも、サッサと終活をはじめるといい。
15年もしたら、新築マンションが買えるかもよ。
それまでは、殺されたって死んじゃダメだぜ。
| 固定リンク