浮体式防災基地
<名古屋港に係留保存されている南極観測船「ふじ」>
船内はもちろん外もグルリと一周して写真を撮りまくったのだが
すぐ近くにあった「面白いもの」にはまったく気づかなかった。
上の写真でいえば黄色い円内、「ふじ」の後ろの四角い桟橋。
これは実はただの桟橋ではなく「浮体式防災基地」なのだという。
中空の鉄筋コンクリート製の「函」で、水に浮いている。
災害時には船で引っ張るなどして被災地の近くに運び
ヘリコプターも離発着できる防災基地として使える、らしい。
実は「ふじ」の近くにあるのは「B函」と呼ばれる部分で
これと合体させて一体で利用できる「A函」というのもある。
<名古屋のJA2012でEC135が離発着した金城埠頭のA函>
こんなところにヘリポートがあったのかあと思ったら
「実は浮いているんですよ」と教えていただいたのがきっかけで。
| 固定リンク