サーモグラフィーとアビオニクス
<AVIOという、あまり聞いたことのないブランドのレンズ>
実は温度を測る赤外線カメラ(サーモグラフィー)のレンズだ。
サーモグラフィーは僕も80年代に
科学雑誌の企画で何度か借りて使ったことがある。
そのときは毎度液体窒素を補充する必要があり、
行く先々で液体窒素を入手できる場所を探す必要があった。
これはセンサーを冷やさなくていいらしい。すごいな。
調べてみたら日本アビオニクスという会社の製品。
アビオニクスといったら普通は航空用電子機器をさす。
ただし創業時の社名は日本アビオトロニクスだったそうで、
アビエーションとエレクトロニクスとを合わせた造語というから
意味的には似ている。それがどうしてサーモグラフィーなんかと
沿革を読んだら、なんとなく納得したような、しないような(笑)。
ちなみにこのカメラのお値段は240万円(税別)だそうです。
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