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2012/10/10

飛行機雲は・・・雨?

空を見上げて天気を読むのが観天望気だ。
他にも天気を予測するには「ことわざ」とか「迷信」とかあるけど、
これらの違いは、どのくらいちゃんとした「根拠」があるかだろう。
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たとえば「飛行機雲がでたら天気は下り坂」ともいわれる。
飛行機雲ができるのは、空気中に含まれる水蒸気が多いときだ。
晴れていても、飛行機雲ができているのを見れば
上空には湿った空気が入ってきているのだなと推測できる。
それは天気が悪くなりそうだという判断の根拠になりうる。
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ただし飛行機雲ができたら、いつでも天気が崩れるわけではない。
たとえば飛行機雲がどんどん太くなっていくようなときには
天気は本当に悪くなっていく可能性が高い。はるか上空には、
雲になるチャンスを狙っている過飽和の空気が満ちているのだ。
一方で、できた飛行機雲がすぐに消えてしまうようならば
上層の空気はせっかくできた雲すら消失させてしまうような状態。
まだしばらくは好天が続くのではないかと期待できる。
そんな理由を考えずに「飛行機雲=天候悪化」と考えるのは、
迷信を信じてしまうのとあまり変わらないと思う。
逆に、「ただのことわざ」と馬鹿にしていたようなことでも
明確な根拠がわかれば天気を読む確かな材料として使える。

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