少子化促進政策
うちの小僧は幸いにして保育園に入ることができた。
十数年も前の話だが、当時から保育園は定員不足が深刻で、
もし入れなかったらどうしようかと不安な日々をすごした。
入れなければ僕かカミさんのどちらかは仕事を続けられない。
もちろん経済的なダメージも大きいし、
職業的なキャリアがそこで途切れるというのも痛い。
子供が大きくなってから復帰というのは、言うほど簡単ではない。
いまでも状況はたいして改善してないように思える。
十数年間、いやそれよりもずっと長い間、
保育園を必要とする親は同じ悩みを持ち続けている。
要は少子化を問題とするようなことを言いながら、
保育所不足をなんとかしないといけないとか言いながら、
政治家もお役所もまったく本気じゃないんだろう。
「そんなことはない」と言い訳できるものならしてみればいい。
納得できる話なら「ごめんなさい」と頭を地面にすりつけてやる。
若いお父さんやお母さんは大変だと思うが、がんばってほしい。
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