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2011/12/26

UCといえば、あれのことかな

中学生の頃から航空雑誌を読んだりしていれば、
それなりにカタカナの航空専門用語にもなじむものである。
だが大学に入って英語の論文に四苦八苦したり、
社会人になってアメリカで操縦訓練を受けたり、
もちろん取材であちこち海外に出かけるようになってみると、
基本的でもなじみのなかった航空用語はまだたくさんあった。
Empennage
たとえば尾翼あたりのことはエンペナージという。
垂直安定板やら水平安定板、方向舵や昇降舵など
それぞれに対応する英単語はもちろんあるのだが、
それらと取付部の胴体まで含めた総体はエンペナージとなる。
だけど日本でエンペナージと言っても、一般にはあまり通じない。
だから僕も原稿ではまず使わない言葉である。
単純に「尾翼」とか、場合によっては「尾部」とか書く。
Fuselage
旅客機の胴体のことはヒューサラージという。
ワイドボディとかナロウボディとかいう言葉はあるくせに
胴体をさすのはフューサラージが一般的である。
だけど、これもやはり日本ではあまり使われない言葉だろう。
だから僕も原稿ではカタカナにせずに「胴体」と書く。
あるいは旅客機の胴体をボディと書いている記事とかを見ると、
筆者は飛行機をよく知らない人なんだろうなと思ってしまう。
Undercarriage
ランディングギア(着陸装置)は日本でもポピュラーな英語だが
同じ意味のアンダーキャリッジはどうだろう。
日本ではあまり聞かないが、海外ではけっこう多く使われている。
それはいいんだけど、文章で「UC」とか略されると一瞬悩む。
クレジットカードか、ガンダムのことかと思っちゃうよ。

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