でっかいスピナー
<ドペルデュサン・モノコック・レーサー。1912年>
最近は「デュペルデュサン」と表記するんですな。
確かに「LOVE LIPS」に読ませるとそのように聞こえる。
<カプロニCa.20。1914年>
奇抜なようだが、フォッケウルフFw.190V1とも一脈通じる。
<ブリストルM.1C(レプリカ)。1917年>
ドペルデュサン・レーサーよりも5年も新しいのに
デザインはあんまり垢抜けていない。
スピナーは空気抵抗を小さくする効果があるといわれているが
特にアメリカ空冷戦闘機など高速機でもつけていないものもある。
僕も、果たしてその効果はいかほどなのかとも思っていた。
でもこうしてでっかいスピナーをつけている飛行機を見ると
なるほどエンジンを無造作にさらすよりもよさそうだと思えてくる。
やっぱ、きいてるんだよ、あんなものでも。
その対極をいくのはポリカルポフ I-15かな。
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