共食いのエサだったコンコルド
<たまには英国航空のコンコルドも飛ばしてみよう。G-BOAG>
※フォトショップで旅客機からの景色と合成。
この飛行機は、完成時はまだ「売れ残り」で真っ白なままだった。
その後、G-BOACの整備代替機として路線投入されたものの
1980年に油圧系統に水が入ってしまい、飛行を中止。
それからしばらく地上に留め置かれたままとなった。
実はその頃には他のコンコルドの部品供給元になっていたらしい。
つまり「共食いのエサ」になっていたらしい。
その後、試作機のG-BBDGが新たなエサとして供されたため
ようやくG-BOAGも再生し、路線復帰することができた。
なかなか苦労人のコンコルドなのだ。
引退後はボーイングフィールドまで飛び、静かに余生を送っている。
<翼を並べるのは747初号機とかVC-137エアフォースワン>
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