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2009/11/27

引越の多い石碑

Tokorozawa2007
<所沢航空記念公園の木村・徳田両中尉像>
1913年に所沢飛行場の北東1.5キロの場所に墜落した
日本最初の航空犠牲者を悼むために作られた記念碑。

当初は墜落地点に建てられたそうだが
交通の不便な場所で訪れる人も少なかったということで
1929年に西武線の所沢駅前に移設された。
それからも西武園、航空自衛隊入間基地と移設されていき、
1980年3月からは現在の場所に置かれている(解説板より)。

ちなみにこの場所は戦後、アメリカにに接収されてしまったが
1971年から段階的に返還が進められてきたところだ。
現在もなお約3割の敷地が所沢通信基地として使われているが
そちらの返還交渉はあまり進んでいないらしい。
なお公園内に航空発祥記念館が完成したのは1993年だ。
その頃には、すでにこの記念碑はこの場所にあった。
当時の航空記念公園の様子は過去に紹介している

我が家からだとあんまり近いとはいえないんだけど、
けっこう好きなんだ、この公園、いろいろあって。

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