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2009/01/29

あらためて緊急脱出口の確認を

USエアウェイズのハドソン川不時着水事故の映像を見て
「おお、なるほど」と思った。…結果的には誤解だったのだが。

A320は機首をやや上げた姿勢でプカプカと浮いていた。
これでは前方と翼上の非常口しか使えないだろう。
ほぼ同規模のB737-800(NG)の「安全のしおり」を見ても、
水上での脱出では後部ドアは使わないように指示されている。
以前から「どうしてだろう」と不思議に思っていたのだ。
Ditching_001
<JALのB737-800の「安全のしおり」より>

同様に不時着水時には後部ドアを使わない機体は他にもある。
Ditching_002
<JACのダッシュ8-Q400の「安全のしおり」より>
ただし同じDHC8でも短胴モデルは後部非常口も使うらしい。
Ditching_003
<RACのダッシュ8-300の「安全のしおり」より>
はたしてこういう高翼機の非常口が、
着水したあとでも水に浸からずにいられるのかとは思うけど。
よくて片側しか開けられないんじゃないかな。
イラストでも片翼だけ水没しかかっているように書かれているね。

ちなみに陸上と水上とで使える非常口が違う飛行機は珍しくない。
B747-400も水上ではアッパーデッキの非常口は使わない。
Ditching_005
<JALのB747-400の「安全のしおり」より>
そりゃあそうだろうなあと思うかもしれないが、
エアバスA380は水上でもアッパーデッキの非常口を使う。
Ditching_006
<シンガポール航空のA380の「安全のしおり」より>
勢いあまって海に落ちてしまうのではないかと、少し心配。

で、何が誤解だったかといえば、A320の不時着水時の非常口。
Ditching_004
<スターフライヤーのA320の「安全のしおり」より>
状況によっては、後方の非常口も使えるんだ…。
もちろん窓の外の水面の高さを確認してからでないとならないが。

※今回の「安全のしおり」の写真はいずれも機内で撮影。
持ち帰ったりしていないよ(笑)。

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