正直者が馬鹿を見る
もう半月ほど前のニュースだけど、やはり
都庁のお役人もタクシーから缶ビールを受け取っていたそうだ。
が、その数はたったの29人。
しかも受け取ったのは缶ビールだけで他の金品は一切なし。
思ったよりマジメだね~なんて…、冗談じゃない。
これは昨年度のタクシー券利用者6407人に「自己申告」させて、
29人が正直に名乗り出たってだけの話らしい。
ならば「たった29人」どころか「29人もいた」ことが驚きだ。
29人もの正直者がいたとは。
で、「都は29人の処分を検討している」そうだが、
自己申告しなかった嘘つきを追求するという話はまるでない。
まさに正直者が馬鹿を見るってやつだね。すごい職場だ。
いや、いかにも都庁らしいというべきか。
<仙台駅前の客待ちタクシー>
そういやタクシーは値上げ後に売上が減ってしまったので
緩和していた規制を再強化しようという動きがあるらしい。
が、新規参入を再規制した仙台でも効果はあがってないとか。
値上げで売り上げが減ったならまた値下げしてみるか…
という発想はないらしい。
せめて値上げ分の半分くらい値下げするだけでも
「タクシーに乗るか」という敷居はずいぶん低くなりそうなのに。
値上げ以降は僕もタクシーにはほとんど乗らなくなった。
金がないせいもあるけど、「意地で」ということにしている(笑)。
| 固定リンク