オランダ風車の羽根
<アムステルダムにレストランとして現存する1672年製風車>
セールは張られていないし、翼型を云々するものでもないが
回転翼のピッチが先端にいくほど浅くなっていることがわかる。
飛行機のプロペラなどと同じだ。
注目したいのはこの風車が1672年製であるということ。
飛行機が誕生(1903年)する200年以上前のものである。
あるいは最初に蒸気船にスクリューがつくよりも100年以上前。
それ以前の蒸気船は外輪で推進力を得るのが普通だった。
さすがにレオナルド・ダ・ヴィンチよりは200年ほど遅いが
彼が考案したエアスクリューよりははるかに洗練されている。
すごいな~と、しみじみ。
| 固定リンク