調布飛行場のビーチクラフト
調布飛行場といえば民間ジェネアビ機ばかりというイメージだが
海上自衛隊や官公庁の機体もしばしば見ることができた。
海上自衛隊のビーチクラフトB-65クインエア。
新日本航空整備(現ジャムコ)のハンガーで整備中。
垂直尾翼に後退角のない初期型で、塗装もグレー一色の頃だ。
海上保安庁のビーチクラフトH-18。JA5172/MA172。
海上自衛隊のB-65とともに1975年頃の撮影。
海保のH-18は、たぶんこの直後に那覇に配属された。
海保那覇航空基地の歴史によれば、
75年の基地開設から約2年間、これが唯一の機体だったらしい。
当時すでに旧式機だったが、1979年には仙台に「転勤」している。
ちなみにMA172のMは、シャツのSMLと同じでサイズをあらわし、
Aは飛行機(固定翼機)をあらわす。172は登録記号の下3桁だ。
大型飛行機ならばLAだが、それは具体的にはYS-11をさした。
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