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2007/09/11

小さな飛行機を作って飛ばそう

飛行機の操縦訓練用の教科書を見て「ダメだ、こりゃ」と思った。
英語だから…というのはともかく、知らない内容ばかり。
僕はいちおう大学で航空を勉強していたから、
自家用パイロットの学科くらいチョロいのではと思っていた。
しかし大学と飛行学校で学ぶことはまるで違ったのである。

それと同じように飛行機を作るために必要な知識もまるで違う。
幸か不幸か、僕は本物の飛行機を作ったことはないが、
彗星艦爆のレストアでは実機を切り貼りする手伝いをした。
「はあ~、なるほどね~」と感心することばかりだった。
「山名正夫さんは凝りすぎなんだよ」と呆れられた複雑な構造も
自らの目や手で実感することができた。
やはり物事、やってみなければわからないことは多い。

飛行機の免許は、その気になれば比較的簡単にとれる。
プロとして活躍できるかはともかく、免許だけなら敷居は低い。
だが飛行機を作る機会というのは、そうそうあるものではない。
僕が知る限り、日本で一般の人を広く受け入れているのは
岐阜のかかみがはら航空宇宙科学博物館を拠点に活動する
NPO法人MACH B&F(マック・ビーアンドエフ)くらいである。
「みんなで集まってちっちゃな飛行機を作って飛ばそう」の頭文字。
アメリカ製のキットプレーン「バンスRV-6A」を作っている。
Machbf01
僕も一度取材に行ったときに誘われて入会させてもらった。
手先は不器用そうだが東京からでは滅多に参加できまいと、
会員の皆さまも安心して受け入れてくれたのだろう。
実際には僕よりも不器用そうな人もけっこういるので(誰だ?)
たぶん誰でも歓迎されるはずだ。
リベットの1本でも苦労して自分で打ってみると、
飛行機を見る目がちょっと変わるかもしれない。
「やっぱプロが打ったリベットはきれいだな~」と惚れ惚れしたり
「おいおい、あのリベット…」とドキドキしたり(爆笑)。

ドキドキしたい人は「MACH B&F」で検索してみてください。

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