« 爆弾かと思った | トップページ | ブログ?ホームページ?公式?非公式? »

2006/12/28

日本の計器ですけど

ロシア機の計器に読めないのがあるのは仕方ないとして、
これは所沢航空発祥記念館に展示されている九八式速度計。
日本の、しかも読むのにいちばん苦労しないような計器だが…。
Meter01
「速」と書いてあるから速度計だろうとは誰にも想像できる。
実は展示されている横にはそのような解説板もついている。
しかし外側の目盛と内側の目盛は何を意味しているのか、
そこまでの解説はない。
アメ車だと片方がkm/hで片方がmphだったりするのだが、
この両者をうまく換算できるような速度単位を思いつかない。

実は内側も外側も単位は(×10)km/hで同じ。
外側は低速用の目盛で、内側は高速用の目盛になっている。
つまり指針は1周ぐるんと回ったあとで高速ではさらに進む。
ちなみに、これを装備した98直協の最大速度は349km/h。
その範囲内で飛ぶなら外側の目盛だけでも十分なはずだが、
飛行機には急降下という手もあるから高速目盛も不可欠となる。

そういや僕が前に乗っていたバイクも、
高速では針が2周めに突入した。急降下したわけじゃなく(笑)。
でも、高速用の目盛はついていなかったな。

|

« 爆弾かと思った | トップページ | ブログ?ホームページ?公式?非公式? »