ベトナム迷彩のF-4D
<嘉手納基地、1976年>
ガキはプラモデルを買っても指定塗料までそろえる金がない。
僕も可能な限り手持ちの色を調合して安上がりにすませた。
もともとプラカラー(死語?)にはたくさんの色はなかったし。
でも、どうしてもうまく調合できなかったのがベトナム迷彩のタン。
タミヤの1/100のF-4EファントムII を作るのに。
おかげで茶色と白を混ぜればきれいな肌色ができるって、
けっこう早くから知ってたんだぜ。
「欲しいのはこんな色じゃねえ!」って泣いたけどさ。
そういやプラモデル作ってると、よくシンナー遊びを疑われたっけ。
で、いつの間にかシンナーは「うすめ液」って名前に。
子供にゃこれが英語の直訳って、しばらくわからなかったよ。
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