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2005/07/26

食事の前に手を洗うな

「ハンカチ、ティッシュを忘れるお子さんが多い」
小学校の保護者会での注意事項のひとつだ。
40年前とたいして変わらないね。まるでデジャヴだ。
こういうシツケは口先だけで注意しても説得力がない。
いわば、親の生きざまが問われているといえよう。

もちろん僕はバンダナとティッシュを持ち歩いている。
インドでは万能なバンダナなしでは生きられなかったし
日本でも何度か公衆便所で紙がないという経験をした。
が、子供の頃はもちろん持ち歩く習慣なんかなかった。
いまでも手を洗ったあとにバンダナを使うのはマレで、
たいていはブルブルと手を振るだけだし、
それで足りなければ髪の毛をなおすフリしてササッと。
小僧にも「手なんかシャツでふいておけ」と教育してきた。
今さら「ハンカチもったか」といっても説得力がない。
ま、こうして世の中の不条理を教えるのもシツケだ。

そもそも食事の前に手を洗えと、誰が偉そうにいえるのか。
高級レストランにやってくるセレブな有閑マダムたちの、
あるいは結婚披露宴に正装してくるお偉いさんたちの、
何人が食事の前にまず手を洗いにいっているだろう。
トイレついでじゃなく食事前だからと洗う人がどれだけいる。
今日、一緒に昼飯を食う会社の同僚、よーく観察してみな。
もちろん僕は、食事前にわざわざ手を洗いにいったりしない。
よほど汚れて気持ちが悪いときはともかく、いかないよ。
だって手づかみで食うわけじゃないんだもの。いいじゃん。

というわけで我ら父子は、きたないぜ。
同じ電車に乗った人、吊り革や手すりには注意してくれよ。
でも空いた席に目の色を変えるようなシツケはしていない。
ガキは立ってろ。これなら説得力をもっていえる。

hand01
子供の手を特殊なカメラで撮影するとオーラが写って見える。
(ウソだぜ、信じるなよ。手、洗ってないんだからな)

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