大圈コース?
日欧を結ぶ旅客機は北極圏を飛ぶのが普通だ。
メルカトル図法の世界地図では遠回りなようだが、
地球儀ではこれが最短ルートに近いとわかる。
そんな説明を僕自身、何度かしてきた。
だが、このときはパリから普通に北上したあと、
ロシアに入ってしばらくして進路を南寄りに。
で、モンゴルやら中国やらを突っ切って、
大阪・関西国際空港まで11時間半くらいで着いた。
大圈コースで飛ぶのと大差ないじゃん。
中国の経済成長にともなって
北京と各国を結ぶ航空路も太くなってきたのか。
これからは案外、こんなルートが増えるのかも。
昼間だったら、シベリアとは違う景色が楽しめるはずだ。
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